約 2,551,691 件
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/408.html
ページ:1 2 3 4 作品 ■▲▼ 幽囚 そうして 再生の滓が よっつ沈み トラックの音が ひとつ消えた 宵は 視界に収まりきらない 鉛のperspectiveへと到達して 君の眼球を裂く 恍惚が あなたの乳房の 悲しい匂いが 私の言葉の洞に伏す ひとがたを ようやく 立ち上がらせようとした だのに 闇のねもとに 蒼がさす こわい あの光がこわい とどめようもなく 星の目醒めを撃ちおとし 言葉の殻から 静脈で編まれた ひとがたを 二つのspectraへと投射する あの光が憎らしい 肉の沈黙の外へ 舗装路の夢の外へと ほら 水道の雫も 二重に分かれ 言葉の中の街影 言葉の中の夜明け 金色の針が雀を泣かせ 再生の滓が 言葉の外へと染みだした 蝙蝠が飛んでいる 私の肋骨から落ちる まどろみの灰をたどって 蝙蝠達が飛んでいる その危うい羽ばたき 輪郭の消えた飛跡 言葉は君の血を吸うのかい? 蝙蝠達は あなたと私のくるぶしのあたりから 閉じられた文字の影へと 帰る 朝が来た 紅く透けた身体が よっつ みっつ ふたつ ひとつ ああ 光だ 525-526 名前:幽囚 投稿日:2005/05/28(土) 18 04 30 ID yXF9bsqc 【コメント】 584 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 11 43 ID C1sogwL0 525-526 イメージするのは、血なまぐさい殺人事件。福岡の一家を連想さ せますが、ここでは殺したのはことばで、その罪業におののいてる、のかな。 パワーを感じます。が、イメージ、イメージで攻められると、読者としては、 ちとツラい。 727 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 15 06 ID FltQU/qR 525-526 :幽囚 最初にごめんなさい。「よっつ」というのがなんなのか分からなかったです。 なので、全体のテーマが掴めなかったです。 「闇のねもとに 蒼がさす」はかっこいい。 800 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 38 04 ID ailxCn9Y 525 幽囚 飛び込み自殺みたいな気分になってしまった。。 (道路へ飛び出して)なんとなく、死んだ霊魂が幽霊になって同じシーン、おなじ軌跡を再生してるみたいな。。 暗い。。。。いや、暗いのがだめってことはないんだけど。。 イメージを追っかけていったんだけども、膨らみが足らない気がします。つまりなんというか、 あっという転倒地点がほしいような? 845 名前:清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI [sage] 投稿日:2005/06/04(土) 00 18 47 ID H8NWFcZT こんばんは。 鍵盤さん、心霊写真さん、おめでとうございます。 「幽囚」を書きました。 審査員の皆さん、採点ありがとうございました。 Canopusさん、ゼッケンさん、リーフレインさん、寸評頂けて感謝です。 いやー自己満足から先に進めない作品でした。鬱だ、、、 今回、俺は、情景描写撮影所さんの“白血”の完結した論理性に心を奪われました。俺もこんなの書いてみたいです。 ■▲▼ 六十年 私は今でもはっきりと 思い出すことができる 地平線の見える焼け野原 私は茫然と ただ茫然と 眺めていた みな必死で生きていた 私は子供であることを その時やめた 生き残ったものが帰り 焼け野原には建物がたつ この国をやり直す為に 追いつけ追い越せ 豊かな国に そう歌いながら 毎日毎日働き続けた そうしてこの国は 奇跡的な再生を果たし とても豊かになった それでも私は時々 茫然としてしまう 心の貧しさに 528 名前:六十年 投稿日:2005/05/28(土) 18 32 58 ID 1Jz2Ewd7 【コメント】 584 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 11 43 ID C1sogwL0 528 なんか、詩というより、教科書的な総説を読んでる印象でした。 727 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 15 06 ID FltQU/qR 528 :六十年 「心の貧しさ」とはいうものの、心の豊かさって、じゃあ、なんだろうと。 たぶん、もはや自明じゃないんですよね、その部分が。 そこをこそ、よろしくお願いします。 802 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 52 02 ID ailxCn9Y 528 60年 心の貧しさですか。。よく思うんですが、人間そのもんはそんなに変わるもんではないと。 ただ、なんというか、衣食足りて、支えあう必要が昔ほどなくなっているから逆に 支えあう必要があるところでもうまく機能してないんじゃないかと感じたりします。 衣食足りてしまうと、怠惰としなくてもいい懊悩を知るんですよねえ。。 詩としては、非常にストレートでした。 ■▲▼ 白と黒、境界の導き 華奢で病弱に白い背中 そこを占拠するのは ただ一色、黒のみで描かれた骸骨 恐ろしい程、私の全てを揺るがす 背中の白と黒は鮮明 それでいて、憂鬱で繊細に闇に溶ける さっき一度死んだ私を 羽のはえる事はない背中が背を向けて喰らい 何度も繰り返し 衝動を突いて再生する行為は 兎も欲に喰われた三日月の明け方に広がった 530 名前:白と黒、境界の導き 投稿日:2005/05/28(土) 21 04 34 ID PeONMKRZ 【コメント】 584 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 11 43 ID C1sogwL0 530 映像美を目指した詩、のように思えて、実はそうでもないんだよね。 「占拠」「背中が背を向けて」とか、微妙なことばのズレが、そうした読み取 りを拒否している印象。あ、でも後者は、かなり面白い表現でした。 595 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/05/31(火) 21 17 38 ID ailxCn9Y 3点 530 白と黒、境界の導き 硬質なセンスが光ってると思います。繰り返し味わうことができる作品です。 727 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 15 06 ID FltQU/qR 530 :白と黒、境界の導き ちょっと唐突すぎて絵が浮かびにくい、かな? ゴスなイレズミに欲情した、という話でしょうか? 最終連の雰囲気で全体いけば分からなくてもイケルかもしれません。 802 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 52 02 ID ailxCn9Y 530 白と黒、境界の導き ここにエロティックなものをみてしまうのは、間違っているのかもしれないですが、 奇妙な心象風景の中にえらく色っぽいものを感じてしまいました。 最終連いいです。。 821 名前:モコモコ ◆MTvR3rCURY [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 01 47 05 ID flmudAUK 本スレ 530「白と黒、境界の導き」を書きました。 点を入れてくださった葉土さん、コメントをつけてくださった方々、どうもありがとうございました。 鍵盤さん、流石ですね。おめでとうございます。 【得点】 3点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:3点 ■▲▼ Room この部屋は俺の脳味噌だ 埋め尽くす段ボール カセットテープ 数えきれるわけもない 俺を再生するのは誰だ 灰色の椅子テーブル 白髪の腐った後ろ姿 顔が見えない やめろ どれもイヒ 退屈な俺のひとりごとが ブランクだらけで延々と続くだけだ 今はかき消えた声たちは 懐かしいだろう 忘れていた小さな事件を思い出せば 音楽を聴くように楽しいだろう だがしかし早送りもせずにすべてのテープを聞くつもりのお前は 俺がこれまで生きてきた時間と同じ長さをそうして過ごすつもりか やめてくれイヒ やめるんだ奈落の底の安住地 ああ中二の春か 自殺したくて書いた詩だな 「自殺」 僕は前にも自殺の詩を書いた それは自殺するなんてばからしいという意味の詩だ 僕はついさっきそれを読んだ でも僕はまた自殺を考え 自殺を思いとどまるための詩を書こうとしている なんて無力なんだ 僕の詩は あの頃可愛がっていた犬が死んだな ロペスの毛はまだあの頃の日記の間に挟んであるな ロペスは俺だけに懐いてて硬い毛を擦り寄せてきたな ロペスにもう会えないんなら死んだほうがましだな 奈落の底の安住地 やめろイヒ 俺を布団から出せ 俺を布団にたたッ込め こんな部屋にいるンなら俺の脳味噌切り落としたほうがまシだ そう叫んで (腐った白髪頭が振り向いた時に俺は自ら永劫回帰を断ち切るだろう) そう叫んで俺は呆けた顔で座布団に正座する! 533-534 名前:Room 投稿日:2005/05/28(土) 23 18 41 ID HI2M+gSa 【コメント】 584 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 11 43 ID C1sogwL0 533-534 回想をこんな形で表現するのは、面白かったね。後半のモノロー グですが、もう少し魅力がほしかったかな。「退屈な俺のひとりごと」で終ら せないためにも。 727 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 15 06 ID FltQU/qR 533-534 :Room こ、これは。。。「イヒ」って。。。まじなのか、笑わせようとしてるのか、 判断もつかないまま、こらえようとすればするほど笑えてきて、 最終行「座布団に正座する! 」で、ぐふふと笑っちゃいました。 そういう仕掛けだと思ったんですけど、もし違ってたら、ほんとうにごめんなさい。 802 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 52 02 ID ailxCn9Y 533 Room ドイツ語選択でしゃっろか? 書を捨てよ、外へでよ ですね。 これも最終連いいですね。どきっとしました。 【得点】 1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ 再生なんてできっこない 自演 馴れ合い ルール違反 コピペ厨 536 名前:再生なんてできっこない 投稿日:2005/05/28(土) 23 24 59 ID BHzX1qg4 【コメント】 729 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 22 49 ID FltQU/qR 536 :再生なんてできっこない 再生というお題で「再生なんてできっこない」という着眼はナルホドと思ったんです、が。。。 802 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12 52 02 ID ailxCn9Y 536 再生なんてできっこない 詩書きたいって思う限り、続くんじゃないですか?よくわかりませんが。 生き物ですから、詩も作者もスレッドも。 ■▲▼ みどり萌える公園で 来 折れた小枝の先 芽吹いた ちいさな緑が ぽつんと盛り上がる 大樹は風を恨んで 身もだえする 当のやわらかい みどりは過ぎた事を 知るはずもなく ひたすら身を伸ばして 風の力を呼びこむ 伸びないほうがいいのだ 枝からの栄養を当てにする 大樹は そうつぶやくだけで 声もない ああ もう 新芽が 出てきたね 公園の若いお母さんが 子供にはなしかける さんぽに来ている 近所の小犬ほうが 気になる 子供 福 わんわん飼いたい うーん今度ね 今度と幽霊見たことない 見たことないから 見たくなる お天とさまが決まって 登がって来るから 登がらない日を見たくなる おかあさんの声は 天の声 いつかわんわん飼う日が来る 怖いもの見たさが 想像たくましく 子供は小犬を追いかける 毎日毎日再生し 毎年毎年再生し 命が尽きたらそれまでよ 公園にみどり萌え上がり 小犬と子供が追っかけっこ ころんでも すかさず立ちあがって もどることのない時間が 過ぎてゆく 祥 寝ている人もいるだろう 寝ている国もあるだろう 寝たまま目覚めぬ人もいるだろう お天とさまは決まって 登がってる お天とさまが登がって来るのが 朝だから なぜ人はありもしない事を 信じるのだろう 時は戻ることがない 朝はいつも新しい いまが一番若い人は いつも新しい 歩きなさいと やさしくうながれ もう倒れることはなく いつまでたっても 一番新しい 540-541,543 名前:みどり萌える公園で 投稿日:2005/05/28(土) 23 49 34 ID Tu6pQVG+ 【コメント】 584 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 11 43 ID C1sogwL0 540-541 543 だいたいの流れは分るんだけど、ずいぶんと散漫な感じが するのは、ぼくだけだろうか。前半で、再生の点景を盛り込みたいのなら、そ れだけに集中した描写がよかったような気がする。 729 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 22 49 ID FltQU/qR 540-541,543 :みどり萌える公園で 「今度と幽霊見たことない」って歌丸師匠が言いそうな文句ですね。 これの前後で調子が変わってるんですが、どうでしょうね、のれるかどうか微妙な気が。 再生するにしても古いものを古いままではなくて、新しくしていこうという、 つまり新生していこう、というメッセージには、あ、と思わされました。 804 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 13 03 59 ID ailxCn9Y 540 みどり萌える公園で 素直な、とても素直な詩でした。 惜しむらくは、この柔らかい情景を硬い文体で表現してしまったため、感触が硬くなってしまったように思います。 ■▲▼ こんにちは 壊れかけたCDコンポはカセットプレイヤーだけかろうじて動くんだ カバーの外れたプレイボタンを苦労しながら押し下げると始まる 雑音交じりの この歌が歌われたときに私はその場にいなかった もうどこにもない蓮華の花が始めて咲いたときの歌 日付の羅列の奥の奥に もう仕舞われたある朝を 誰より早く見た人の歌 誰も覚えていないある人生を 生ききってそれで笑った歌だ 手元のページの一行一行が 書かれたその場にいなかった 描かれた景色を映したその目を 一度も見は出来なかった どんなにかそれが残念で 再生ボタンを押すと 一つ一つの言葉が生まれ 声がして 一行一行の人が居て おそらくは何度でもと こんにちは 544 名前:こんにちは 投稿日:2005/05/28(土) 23 58 15 ID 9Ae0iQ0k 【コメント】 585 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 32 53 ID C1sogwL0 544 カセットテープという物体に、何を録音させるか、がこの詩のミソだ ったように思えるね。綺麗にまとめたかったのは、よく分ります。もっと具体 的な事象で感動を与えるのも、一つの手だったよなあ。 729 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 22 49 ID FltQU/qR 544 :こんにちは なんとなくだけど、これは早くに亡くなった肉親の方の歌でしょうか? で、その方の絵日記も見てるんでしょうか? なぜ、こんな推理してるかというと、情景が浮かばないことには共感もできないなあ、と。 もう一方のやり方としては言葉の組み合わせで刺激を受けるかというのもあるんですけど、 この詩に関してはそれではないようだし。 これは解説や事前の知識があって完結するタイプのものですかね。 804 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 13 03 59 ID ailxCn9Y 544 こんにちは これも素直な詩です。このカセットの再生は、文字に書かれたものでも一緒かもしれない。 書かれたとき、唄われたときに読者は、聞いている人は、その場に居合わせていない。 だけど、再生の時、あえますね。 とてもいい詩でした。 ■▲▼ アルミ 朝から夜まで 彼女は笑顔を絶やさない 「おはよー」から 「おつかれ」まで 少し低い大きな声は 世界の周波数から外れない そして静かな部屋で 夜中に少し泣き 夜が明けるまでベッドで死ぬ 彼女の机の引き出しには 俺にはわからない沢山の薬があって 毎日七つ八つの錠剤が減っていく 何種類かの薬達がそれぞれ効力を発揮して 彼女の笑顔を保つらしい 二週間に一度いっぱいに補充されるピルケースの前で彼女は薄く微笑む つるりとした光沢を放つカプセルに茶色い瞳から落ちる視線はつるりと 遠く ゴミ箱の中の破れたアルミ膜 何かが再生している? 何かが清算されている? くらがりのなかでいつでも鋭く反射している 彼女はまた少し泣きいくつかの薬を飲み込む そして何かつぶやいたけど声が小さくて聞き取れない 545 名前:アルミ(えがお) 投稿日:2005/05/29(日) 00 03 30 ID AOuQHF88 【コメント】 585 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23 32 53 ID C1sogwL0 545 冒頭の笑顔と、向精神薬とのスキマが、ぼくにはどうもよく埋めきれ ないんだよなあ…。中盤以降では、彼女の不安定さが強調されてて、むしろ世 界の周波数から外れた印象を持ちました。構成とかことば遣いとかは、好みで した。 729 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15 22 49 ID FltQU/qR 545 :アルミ 人前で明るい人ほどいろんな事情が、なんて俗な言い方になっちゃうわけですけど、 なにかしてあげたいけど、なにもできない「俺」がいて、実質は無機質な「アルミ」だけが 「彼女」を助けているという、一種の拒絶に戸惑う。 「声が小さくて聞き取れない」。この余韻は深い。 804 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 13 03 59 ID ailxCn9Y 545 アルミ 鬱病患者さんでしょうか。多分患者さん本人が別の視線を借りてという設定で書いているんじゃないかと思う。 視点が他人の視点ではないようなきがします。 831 名前:ウノ ◆mdm4jQk4Iw [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 18 51 39 ID oow44/AA 「アルミ」かきましたよ。 審査員の皆さんおつかれさま。 賞の人達おめでとう リサイクルの詩、梁山泊の根っこにある推進力が凝縮されてると思いました。 それって詩版全体の根っこにも感じるもので もっと広い範囲のエネルギーに共通するものだと思います。 空き缶収集のスレでも話してたんだけど 色んなことがループすることは避けられないことで それを楽しむこともできるのかもしれないと感じて感慨深かったです。 ではありがとう ページ:1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/167.html
1 2 → 次へ お題 窓 開催期間 2004/07/27~2004/08/09 参加作品数 18 審査員 5人 本スレ 11の571-620? 議論スレ 8の459-607 【チャンプ】 祈り(GON):11点 【準チャンプ】 おじいちゃんの額縁(わに):8点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 572 祈り GON 11 573 家の窓の外 - - 576-579 本当の言葉 - - 580-581 ずぼらズボン - 1 582 冬の朝 てるあき 1 583-584 fiction ame 2 585 サイレントボーイ - 1 586 おじいちゃんの額縁 わに 8 587 windows - - 588 カップの取っ手はどちら側 - 1 589 猥褻画像 - 4 590 窓を隔てて - - 591 一言 言わせろ - 3 592 小テスト - 2 593-594 まどべのぼくちゃん - - 595 受け取って…… - 1 596 海岸通りの窓辺より - - 597 深海のソ・ラー - 2 【審査員】 MUJINA ◆iXws.WGCLY わに ◆Wani6uvhK. むこうの317 ◆317..n/Ke6 ななほし ◆lYiSp4aok. 大木人 ◆KMcEIGIRgE 【採点レス】 606 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/08/06 00 41 ID TmbhpbcA [3点]>572 祈り [2点]>586 おじいちゃんの額縁 [1点]>589 猥褻画像 609 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/08/06 23 03 ID ZzULRQi0 >584-585[fiction] 私から1点差し上げます。 585 私から1点差し上げます。 572 2点差し上げます。 611 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07 13 58 ID J3j0W7Dc 3点 586 おじいちゃんの額縁 2点 572 祈り 589 猥褻画像 1点 582 冬の朝 588 カップの取っ手はどちら側 592 小テスト 595 受け取って…… 613 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/08/08 12 06 ID JyblbE9s 3点 591 :「一言 言わせろ」 :04/08/01 22 37 ID xfJgFa1t 2点 572 :祈り :04/07/27 13 06 ID 0dfDIIkx 2点 597 :深海のソ・ラー :04/08/03 23 18 ID wevIb51j 616 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [] 投稿日:04/08/08 21 20 ID QCfteDcZ ◎3点 586 おじいちゃんの額縁 ○2点 572 祈り 583-584 [fiction] △1点 589 猥褻画像 580 ずぼらズボン 592 小テスト 作品 ■▲▼ 祈り 鶴を折った指も 折られた鶴も テーブルの上から飛び立つことはなかった 握り締められ鶴の傍らで蹲った指 祈りだけが 一度身震いして飛び去った 午後の窓外は晴れている ヘリの音が空気を揺らす 空のひびのような梢を少女は見上げた そしてここにはいない鳥のことを思った 572 名前:祈り[] 投稿日:04/07/27 13 06 ID 0dfDIIkx 【コメント】 601 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/08/04 01 13 ID MSjjLSdv 572 祈り 一読してグッときた。引き込まれた。いい詩だな、ってみんな思ってるんじゃあないかい。 感想・雑談スレの反響も早かったし。 ポイントは2点。第3連の「ヘリ」と、第4連の「ここにはいない鳥」だろう。 まずは、「ヘリ」から。あえてこの詩にケチをつける人は、ここだろう。アンバランスや 唐突さ。必然性の問題。BUT。私は全然問題ない、むしろ、この「ヘリ」が飛んで きてくれて、よかった、アリガト、と思う。 理由その一。 第1、2、4連の最後の「った」という脚韻から転調していて、「揺らす」と現在形で 書かれていることで、よいアクセントになっていると思う。このような破調があるから、 脚韻は生きる。 理由その二。 紙の折り鶴と金属のヘリとの対比。これは材質による対比ばかりでなく、ヘリを持ち出す ことで思わぬ効果を生んでいる。それは、少女の祈り(その背後にある苦しみ、痛み)が 第1,2,4連の印象では、ややもすると物語や過去形で表記したことで、遠い過去の の卑小な世界に後退してしまうところを、救っている。つまり、現在形でヘリが飛翔する 情景をカットインすることで、(作者の意図はどうであれ)これは、現代の、私たち が生きるこの世界の現実に根ざすものという実感を呼び覚まし、「いま・ここ」と繋が ってくる。 次に第4連の「ここにはいない鳥」について。 これは何かのメタファーとして作者は描いたのかもしれない(おそらく、そうだろう)。 だけど、たとえば、自分の理想像(病弱の自分に対して、健康になった自分)、あるいは 少女の恋人などの隠喩と読むのは読者の自由だが、私はあえてイメージを限定しない ほうが、かえってこの詩の持ち味が生きる、と思う。 ともあれ、何となく書いたさりげない詩のようでいて、実は意識的にかはともかく、 細部にまで計算し尽くされた詩、内容はもちろん、技術的にも優れた詩と感嘆しました。 606 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/08/06 00 41 ID TmbhpbcA [3点]>572 祈り 短いながらもよくまとまった、完成された作品でした。ちょっとブルッときた。 609 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/08/06 23 03 ID ZzULRQi0 572祈りは本当に完成された詩だなあ。くやしい。表現もきれいだし。 しかもお題出されて3時間で仕上げてます。職人ですね。 才能に嫉妬しつつ2点差し上げます。 613 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/08/08 12 06 ID JyblbE9s 2点 572 :祈り :04/07/27 13 06 ID 0dfDIIkx すっきりまとまっていて、広がりがあり、よくイメーシが浮かんでくる。 616 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [] 投稿日:04/08/08 21 20 ID QCfteDcZ ○2点 572 祈り これを読んで真っ先に想起した言葉が「ヒロシマ」でした。 この時期ですし、サダコ像修復のニュースを聞いた後なので…。 もしかしたら「ここにはいない鳥」とは平和の暗喩? だとすると個人的な「祈り」ではないのかもしれません。 459 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ572 祈り 昨日が広島原爆の日で、そのテレビを見たせいか、被爆後、白血病になった少女が 千羽の鶴を折ると治る、という事を信じて死ぬ間際まで鶴を折り続けたという話を連想しました。 620 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [] 投稿日:04/08/10 11 22 ID SnmnmtFN 次のお題は、直球で、『生・生きること』 期限は8/17いっぱい 501 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/08/10(火) 23 39 ID r0N1yAFl チャンプおめでとう。GONさん、創作秘話など、何か一言、聞かせてくださいな。 502 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [] 投稿日:04/08/11(水) 00 10 ID CrT5tRYy 初参戦で右も左も分からない感じです。 内心へどもどしてる 審査員、集計人の方々乙でした。 秘話みたいなものはないですが、テーマから 「室―窓―空」みたいな関係が浮かんで、そこから 「閉塞・悲しみ―開放・希望」という対比をイメージして書きました。 悲しみの背景や、希望の具体的な隠喩は、おっしゃるとおり読む方次第だと思います。 次のお題を『生』にさせてもらいましたが、 まっすぐなのとか後ろ向きなのとか、ほかの方々の、自分なりの『生』の捉え方を教えてもらえたらな、と思ってます。 審査形式はお任せします。【チャンプ強制審査】になっても、私は今回の審査からでも参戦可能です。 【得点】 11点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:3点 わに ◆Wani6uvhK.:2点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:2点 大木人 ◆KMcEIGIRgE:2点 ■▲▼ 家の窓の外 家の窓から外をうかがう 相変わらず良い天気だ 風はなびく程度らしい 草がさらさらと揺れている 僕達が今、立っていたり歩いていたり座ってたり そのいつも下にある地球だが なんと60億の人間が地球の上にいるらしい ある人間はせっせと働き ある人間は床に寝そべり ある人間は鉄の弾で人を殺す 573 名前:家の窓の外[sage] 投稿日:04/07/28 18 57 ID uk0gEcIQ 【コメント】 459 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ573 家の窓の外 窓の外への視点が地球全体に及んでいる詩をさらりと書いてるけど、秘めたものは重いと思う。 ■▲▼ 本当の言葉 あなたは聞こえなかったのかい 春楡の梢の上で さっきから山鳩がしきりに鳴いているのを ズッポウ ズッポウ グルグル ズッポウ もうずいぶんと前から鳴いているのに 気がつかなかったのかい 無理もない あなたの周りには余計な音が多すぎる 車や工場や物売りの いわゆる生産過剰性というやつで 不況を起こす音 会社に学校に病院に 肉屋に魚屋に八百屋に質屋に銀行に 彼氏の家に彼女の家に 借金しに行ったり 返しに行ったり 愛を語りに行ったり 離婚届の判を押しに行ったり 誕生祝いの贈り物を買いに行ったり 香典袋を買いに行ったり たいした用もないのに せわしく行ったり来たりする足音 そうした雑音が 窓の外から のべつ聞こえてくる 窓を閉めても 部屋の中には テレビの音や電話の音 壁にかかった時計の音 冷蔵庫や空調機の低周波音 その他もろもろ 耳障りな音が (それに君の心臓の音もだ) 黴臭い空気とともに充満している そんな物音 無聊を埋める草草の物音でわたしたちの生活は囲まれていて わたしたちは それらの音に気を取られすぎていて わたしたちにとって 本当に大切なその音に 誰ひとり気がついていない わたしたちにとってどうでもいい それらの無用な音を ひとつずつ 薄皮を剥がすように丁寧に 取り除いていってごらん そうして 呼吸をとめて 静かに 臨終のひとがするように 目を閉じて 耳を澄ましてごらん そうすれば 聞こえてくるよ しっかり雨戸を閉めても 聞こえてくるよ 遠くの春楡の枝から 電話の受話器から テレビからラジオから 耳もとで 遠くから近くから 至るところから 山鳩のゴロゴロ鳴る喉が 低く確かな声で歌う ズッポウ ズッポウ グルグル ズッポウ その鳴き声が 本当の言葉となって あなたに語りかける いいんだよ いいんだよ すべてを認める すべてを許す すべてがそのままの形で充足していて ほころびなど何ひとつない きみは世界の円弧の中で 心地よくすべてを委ねていればいいんだよ わたしも あなたも みな頷きながら いま 見ているものを見 いま 聞こえているものを聞き いま 感じる思いをそのままに受け止めて 自分が世界のすべてから 祝福された存在であることを知らされる 576 名前:本当の言葉 壱[] 投稿日:04/07/29 00 12 ID ON8LU1Um 577 名前:本当の言葉 弐[] 投稿日:04/07/29 00 19 ID ON8LU1Um 578 名前:本当の言葉 参[] 投稿日:04/07/29 00 27 ID ON8LU1Um 579 名前:本当の言葉 完[] 投稿日:04/07/29 00 32 ID ON8LU1Um 【コメント】 459 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ576-579 本当の言葉 日常の雑多に塗れて何か大切なものを見失っているであろう自分自身。思い当たる節もあり チョット考えさせられました。 ■▲▼ ずぼらズボン 男のチャックは社会の窓 女のチャックは理科の窓 引き摺り下ろして突っ込みたい 深くて浅い大人の窓 580 名前:すぼらズボン[] 投稿日:04/07/29 02 12 ID U21p/2TG 581 名前:名前はいらない[] 投稿日:04/07/29 02 13 ID U21p/2TG 【コメント】 602 名前:NAJIMU[] 投稿日:04/08/04 18 16 ID J3ezld6N とりあえずは、1編だけ寸評させてもらいます。いざ。 やっぱ、いの一番は、これでしょう。 580 ずぼらズボン 一読してグッときた。引き込まれた。いい詩だな、ってみんな思ってるんじゃあないかい。 感想・雑談スレの反響も早かったし。 ポイントは2点。第3連の「突っ込みたい」と、第4連の「深くて浅い」だろう。 まずは、「突っ込みたい 」から。あえてこの詩にケチをつける人は、ここだろう。アンバランスや 唐突さ。必然性の問題。BUT。私は全然問題ない、むしろ、この「突っ込みたい 」が突っ込んで きてくれて、よかった、アリガト、と思う。 理由その一。 第1、2、4連の最後の「窓」という脚韻から転調していて、「突っ込みたい」と現在形で 書かれていることで、よいアクセントになっていると思う。このような破調があるから、 脚韻は生きる。 理由その二。 布の窓と欲の穴との対比。これは材質による対比ばかりでなく「突っ込みたい」を持ち出す ことで思わぬ効果を生んでいる。それは、大人の願望(その背後にある苦しみ、痛み)が 第1,2,4連の印象では、ややもすると物語や過去形で表記したことで、遠い過去の の卑小な世界に後退してしまうところを、救っている。つまり、現在形で「突っ込みたい」 情景をカットインすることで、(作者の意図はどうであれ)これは、現代の、私たち が生きるこの世界の現実に根ざすものという実感を呼び覚まし、「いま・ここ」と繋が ってくる。 次に第4連の「深くて浅い」について。 これは何かのメタファーとして作者は描いたのかもしれない(おそらく、そうだろう)。 だけど、たとえば、自分の理想像(病弱の自分に対して、健康になった自分)、あるいは 少女の恋人などの隠喩と読むのは読者の自由だが、私はあえてイメージを限定しない ほうが、かえってこの詩の持ち味が生きる、と思う。 ともあれ、何となく書いたさりげない詩のようでいて、実は意識的にかはともかく、 細部にまで計算し尽くされた詩、内容はもちろん、技術的にも優れた詩と感嘆しました。 616 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [] 投稿日:04/08/08 21 20 ID QCfteDcZ 580 ずぼらズボン こういうスプリンターも好きです。ちゃんと詩になっていますし。 少し前に見た相田誠の現代芸術を思い出しました。 459 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ580 ずぼらズボン 読んだ時のリズムはいいと思うんだが、もうチョト何かそのものズバリ逝ってしまうか、思いっきり 笑いを取る方に専念しないと(悪いけど笑えなかった)欲望を書いてるだけにしかならないような、、 【得点】 1点 大木人 ◆KMcEIGIRgE:1点 ■▲▼ 冬の朝 明らかに昨日とは違う 昨日よりも部屋が寒い カーテンとあけると窓は真っ白 手で必死に窓をこすると そこはもう銀世界 町中がかき氷に埋もれている 窓を開けると白い息 いつもよりも濃い 誰かが大福を重ねて レーズンの目をつけている 空にはわたがしが浮かんでいて まだかき氷は落ちてくる 壁がビスケットの家から出てきた小人は 雪合戦を始めたのだ 窓の外の雪をつかむと 手が真っ赤になった 582 名前:冬の朝[] 投稿日:04/07/29 07 27 ID sOKqRsUP 【コメント】 459 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ582 冬の朝 冬の窓と連想すると、ありがちなパターンになっちゃうけど、4連目の飛躍が印象的。 とても可愛らしい。 496 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [] 投稿日:04/08/10(火) 13 21 ID o3awOHI4 今回は冬の朝を書かせていただきました 初めての得点だったので大変驚きました 早速お題が出てますね 【得点】 1点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:1点 ■▲▼ fiction 電気のつかない夕暮れ時の逆さまな空 名詞の数だけ開かれた窓の向こうに 鉛筆を転がして進んでは後戻りする 形容された全ての柔らかい眠たさを 放り投げてもう一度ドアを閉じるその部屋で 彼らが昔々の物語を気づかないまま挟んで 繋げては切り取って粉々にしてはしゃがみこむ ─目を閉ざされた水たまりをよけて 映りながら笑う彼らの魂なんてなかったから 顔なんて最初からなかったらもっと楽だろう─ レンズだけいくつも重ねて散乱した単語たち ばらばらに並べて読み返す気持ちから無視される 勝手に突き詰められた空想はついでに消されて 記号と記号の間にしきつめられた白い繊維に願い事を 作り出された次の物語を勝手に組み込まれた あなたの手書きの封筒 ─誰かが誰かを絵描きのふりをして福笑いの代わりにする 全ての方向から見えないものが支配する陰謀を 気にして推理することの正しさを誰が確かめたらいいんだろう─ 名前をつけられた名前のない子供たちが今日も空に浮かんでは 向こうの誰かを呼んでいると叫んでは一直線に行進している 電気のつかない夕暮れ時の逆さまな空 名詞の数だけ開かれた窓の向こうに 鉛筆を転がして進んでは後戻りするだけ ただ適当に新しいと言ってしまえば誰も気にしないから みんなが目をつぶって振りかえって何も見ないままでいる そんな空を映すのが好きでしたと笑っては そういう窓だけ開けては閉じて そういう窓だけ開けては閉じて 583 名前:[fiction] 1/2[sage] 投稿日:04/07/29 21 22 ID yXRDiQlG 584 名前:[fiction] 2/2[sage] 投稿日:04/07/29 21 23 ID yXRDiQlG 【コメント】 606 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/08/06 00 41 ID TmbhpbcA 584-585 [fiction] 最初の1行からしてわからない。 「電気のつかない夕暮れ時の逆さまな空」のイメージがわかない。 電気がつくのが当たり前の夕暮れ時。逆さまな空などあるわけない。 してみると、シュールか。あとのほうで「名前をつけられた名前のない子供たち」 とあるから、やはり意図的に意味を壊している? 「鉛筆を転がして進んでは後戻りするだけ」のイメージもいまひとつ来ない。 どこか一箇所カチンと当たれば、芋ヅル式に見えてくるんだろうけれど…。 何かとてもすごい詩の予感もするんだけれど、いまのところ私の限界です。すいません。 609 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/08/06 23 03 ID ZzULRQi0 >584-585[fiction]はまさにそのセンスがいいというような気がします。 確かにばらばらにしたら何かわからないようなものでもまとめたら形づいてくる 繰り返し使う言葉の配置とかでも雰囲気が出てます。表現もセンスのよさが伺えます 私から1点差し上げます。ちなみにMUJINAさんの読まなきゃ私も気付かなかったです・・・・ 616 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [] 投稿日:04/08/08 21 20 ID QCfteDcZ 583-584 [fiction] 傍観者的立場と取り留めの無さが気持ちよい作品です。 私にとっての「窓」のイメージも、やはり夕暮れです。夕暮れには「ドア」よりも「窓」のスタンスが相応しい。 外と内とを繋ぐ装置ではあるけれども、自分の居る場所はあくまで内であるという感じでしょうか。 この作品における作者は「眺める者」であり、語られる物事は外の事象です。 問題は窓を開けるか閉じるか、それだけなのでしょう。 459 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ583-584 [fiction] 俺には難しいなぁ、、、何か、ウマ凄いんだろうってのは感じるんだけど、、 お答え頂かなくてもいいんですが、これは、もの凄い勢いで脳に閃いてくるんですか? 607 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:04/08/19(木) 00 08 ID Up2Vpyqs 流れ切ってごめんなさい。第72回の補完UPしましたので、報告でした。 あと、前回の[fiction]は自分でした。 採点感想批評いただきありがとうございます。 それから。 459 317さん 基本的に、骨格部分はひらめきというかぱっと決めてしまいまして、 そこからはわりと慎重に「組み立てる」感じで書いていきます。 もの凄い勢いで、というほどではないです(^_^; 以前誰かに批評で言われた「レゴブロックの構築」ってのはかなり当てられてるなぁ、と思いました。 ちょっと最近の流れを読んでないので、ログ読みつつルール改正?の話には後ほどついていきたいと思います。 それでは。 【得点】 2点 大木人 ◆KMcEIGIRgE:2点 ■▲▼ サイレントボーイ その少年は黙っている そして静かにみつめている 暗い部屋の中でふたつの瞳を光らせながら 鏡のような窓に映る自分の姿を蔑みながら その少年は黙っている そして静かに涙を流す その部屋の窓から見える世界を愛でながら その部屋のテレビから見える世界を羨みながら 部屋にひとり 孤独を愛し 世界にひとり 孤独を憎む その少年は何も知らない 何も知らないことを知らない サイレントボーイ 彼はひとりか サイレントボーイ 世界にひとりか 585 名前:サイレントボーイ[sage] 投稿日:04/07/30 17 21 ID mv4uJGlv 【コメント】 609 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/08/06 23 03 ID ZzULRQi0 585サイレントボーイは短い中にすっきりとまとめられているけどもなんだかとても奥が深い。 その少年の心の世界なんだろうか。解釈によってはいろいろな方向性が見えるような気がします。 私から1点差し上げます。行間が想像できる実に私好みの詩です。 460 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ585 サイレントボーイ 現代、こういう子、多そうだなぁ、、"何も知らないことを知らない"、、うむ、、、 ていうか、"自分が知っている事が全て"であるパターンも多そうですね。 【得点】 1点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ■▲▼ おじいちゃんの額縁 白と黒の縁に彩られて おじいちゃんは困った顔をしている ママはお客さん相手にばたばたしてるし パパはおじさんとコップ酒片手にむずかしいお話している 主役のおじいちゃんはただただ困った顔をしているだけ 動けなくなってからも おじいちゃんとはいろんなお話してた たまにこっそりお小遣い貰ったりもしてた リビングと一続きになってた おじいちゃんの寝てた部屋は リビングの声がよく聞こえてた だからパパとママの口論も きっと全部聞いてたんだね 動けなくてつらくてもじっと聞いていたんだね おじいちゃんが何を考えていたのか知りたくて そのベッドに横になってみた 窓からは切り取った小さな空と もくれんが日差しに透けて金色で まぶたの上を優しくなでてくれる お葬式 僕はおじいちゃんの気持ちになってお昼寝をした 写真の中のおじいちゃんは あいかわらず困ったような笑顔を見せてくれている 586 名前:おじいちゃんの額縁[sage] 投稿日:04/07/30 18 36 ID 3lHW3EUD 【コメント】 605 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/08/05 00 52 ID oI9CJ6cu 586 おじいちゃんの額縁 つらく、悲しい、おじいちゃんの思い出。 寝たきりになったあとのおじいちゃんの気持ちにもっと肉迫して書きィーや、 とどこかのおっさんが言いそうだが、まあまあ、押さえて、押さえてとおっさんのゲンコツ をグッと押し返す。「困ったような笑顔」とサラリと描写しているところが謙虚に真実を 衝いている。だって、おじいちゃんにしてみれば、それは辛い経験だったはずで、それを 本人以外が言葉にすると全部うそになってしまう。 第3連の「もくれんが日差しに透けて金色で/まぶたの上を優しくなでてくれる」 というところがいいね。これで、おじいちゃんも、いくらか救われる。こういう さりげない描写に作者のいたわりが感じられる。 606 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/08/06 00 41 ID TmbhpbcA [2点]>586 おじいちゃんの額縁 作者の暖かい眼差しが漂っています。 616 名前:大木人 ◆KMcEIGIRgE [] 投稿日:04/08/08 21 20 ID QCfteDcZ ◎3点 586 おじいちゃんの額縁 あ、あざとい!(誉め言葉) むっちゃ好きですよ、こういう正攻法。 物言わぬ故人の言葉を拾う子供の視点はまさに詩人のそれですね。 460 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ586 おじいちゃんの額縁 あー、、いいテーマだ。祖父の死を前に呑気にも冷静にも見える孫の視点。死をまだ受け止められて ないのかな、、?主題としてではなく、アクセントに窓を使ってて、いい効果が出てるかも。 508 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sageますよ。] 投稿日:04/08/11(水) 21 41 ID fZArq0VP GONさんチャンプおめでとうございます。 ホントに嫉妬してしまうくらいの作品でした。 初めての参加でこんな作品書けるなんてすごい 次回の作品も期待しています 504-506さんお疲れ様でした。 皆さんの意見をわかりやすくまとめていただけてありがたいです。 これの投票方法は以前書いたようにメール欄に書き込むんですか? どちらの方法であっても梁山泊が賑わえばいいなぁ・・・ 今回は「おじいちゃんの額縁」を書きました 準チャンプ・・・・うれしい・・・・すごくうれしいです・・・・ うれしくてないてしまった。涙腺ゆるいんで。 点を入れていただいたMUJINAさん、むこうの317さん、大木人さん 本当~~にありがとうございました。 【得点】 8点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:3点 大木人 ◆KMcEIGIRgE:3点 ■▲▼ windows 画面越しに国境を越え、 自らの手で広げていける世界。 まさに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」 机に据え置かれた鉄の塊。 スイッチ入れなきゃ漬け物石より性質が悪い。 さて、どこの世界に虎の穴に素手で飛び込む馬鹿が居るというのだろう? 使い方次第では自らの首を絞めかねないよ 587 名前:windows[sage] 投稿日:04/07/30 19 30 ID vhw8u7GB 【コメント】 460 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/08/07(土) 13 56 ID J3j0W7Dc 本スレ587 windows はははは。利用は正に自己責任。転んでも泣かない精神で行動しなくてはねぇ、、(自戒 1 2 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/265.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 7th edition ~~」の253-410 253 名前:みふぉ ◆MZ00ikoEtk [sage] 投稿日:03/04/22(火) 09 35 ID xcMRwiNu 「あたしカプセル」を書きました。 どうもありがとうございました。 次のお題は「雪」でお願いします。 254 名前:光 [] 投稿日:03/04/22(火) 12 46 ID 4cFiNX1U ペンギンははしゃいだ 見渡す限りの仲間達 対面には必ず自分と同じ動きをする奴 ペンギンは手をばたつかせた そいつも同じ動きをした どこかで笑い声がした ペンギンはアジをもらった 来る日も来る日もアジをもらった ここはパラダイス食べ物がたえない ペンギンは海に入った そこにアジはいなかった どこかで歓声があがった ペンギンは卵を産んだ はじめての出産 その卵を持っていかれた ペンギンは呆然とした 降る雪の下にずっと立っていた その雪が本物じゃない事は本能でわかった ペンギンは気づいた 気づいたけど笑顔で 今日を生きる 255 名前:一杯の酒 [sage] 投稿日:03/04/22(火) 13 15 ID +3wkcAwF 親父A「いやぁ遭難しちまったべよ あったまるもんなんかねーど?」 親父B「なんもねーべよ」 親父A「じゃあ喰うべか?これでも」 親父B「なんだべさそりゃ 虫はいらんべよ」 親父A「何でよ、でも美味しいべよ」 親父B「死んでも問題ないべ もう内心内定」 コンコン 親父A「ん、こんな山奥に誰だべ?」 親父B「人が増える前に虫を食べたれ」 親父A「いや、吹雪の山中で人が居るはずねーべ」 親父B「オメェーほほさつねって確かめりゃあ」 親父A「やめや!やめや!痛いべよ とにかく開けるべ!」 ガチャ 親父A「お前さんも遭難か?」 親父B「はよ言わな分からん どうなんだ?」 雪親父「わしは雪親父さー」 親父A「よ、よ、妖怪が出たべー!」 親父B「だめだめ!喰っても美味くねーべ」 雪親父「何言ってるさー、救出しに来たさー」 ほかべんより美味い一杯の酒 わしゃもその輪に入ろうかね 256 名前:激辛正統派 [] 投稿日:03/04/22(火) 13 44 ID T78Z7zkp オナニー キンタマ 257 名前:タヌタヌ [age] 投稿日:03/04/22(火) 13 50 ID YiNw3RGo セックス 258 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/22(火) 14 03 ID /xGFjv8G これは安いアダルトDVD一枚900円!! http //www.net-de-dvd.com/ これは安いアダルトDVD一枚900円!! http //www.net-de-dvd.com/ これは安いアダルトDVD一枚900円!! http //www.net-de-dvd.com/ これは安いアダルトDVD一枚900円!! http //www.net-de-dvd.com/ これは安いアダルトDVD一枚900円!! http //www.net-de-dvd.com/ これは安いアダルトDVD一枚900円!! http //www.net-de-dvd.com/ 259 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/22(火) 14 04 ID ZuyvbESL またチャンプになってしまった。 自作自演なんだけど、まぁいいや。2ちゃんだから。(w 260 名前:いいじゃん!お遊びだろ! [age] 投稿日:03/04/22(火) 14 24 ID eymXsr/l 259 同じことをしているなぁ。 オレ審査員もだから自詩に点数を・・許せ!(笑 261 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/22(火) 15 07 ID uc/QJMzx 259 260 正直な人たちだ。そんなことで満足できるのなら それでもいいのでは? 馬鹿な感じはするけれど。 自己嫌悪の希薄な人って幸せですね。(笑) (ちゃんぷが自演なのは、もうみんな知っているのでは) 262 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/22(火) 15 51 ID VaguWSGH 負け犬の遠吠えはみっともねえな。 263 名前:雪唄 [] 投稿日:03/04/22(火) 16 47 ID Lxm/6rTE ふわり ふわり ふわり 落ちて溶けてほろり 髪を濡らす白さ 紙を塗らす白さ うまく映し出せど 刹那に消える切なさ 其れはまるで 貴方の細腕 掴めど己の手握るのと似たこと ふわり ふわり ふわり 落ちて溶けてぽろり 264 名前:last warmth~最後の温もり~ [sage] 投稿日:03/04/22(火) 22 17 ID N9j4WJRW 雪景色の中 その言葉を聞いて凍りつく 僕の潤んだ眼に 乾ききった君の瞳 静止画像のまま時が流れる 無言のまま 君を抱きしめる 胸にあたる温もりが 眼の雫に変わる 最後の別れの時 精一杯の笑顔で笑った 笑い返す君の その笑顔がずっと眼に焼きつく 雪の中立ち尽くし 空を見上げたその眼は 雲の上を見ていた それは白い冬の真ん中 265 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/22(火) 22 23 ID Sx+cvfM1 今回のお題は「雪」。 締切は4月29日いっぱい。 ルールは 2-3。 もうすぐ連休。 266 名前:再生 [] 投稿日:03/04/23(水) 02 13 ID BJz2QZcX 時が来て 白き天使の最期に 僕は 春を感じ 希望を感じるのだ 267 名前:恋するUFO [] 投稿日:03/04/23(水) 11 25 ID 6vtDR8nk ぼくはなにもできなくなって UFOに会いに行った その日はあいにくの雪で 着ていた上着はびしょびしょだ UFOは僕の夢だ UFOは僕を昇華させる ぼくはUFOに恋している ちかくの山の頂をすこしすぎたところにUFOはいた ぼくはUFOに入りしばし談笑 そのうちに会話の内容もなくなり UFOにあたる雪の音だけが広がる UFOにたずねる 「たとえば雪じゃなくて花びらであっても」 UFOは少し黙って首を振った ここにはいられない ここにはなにもない ただあるのは響く音 外に出ると 花びらが舞い降りる 真っ白な花びらはぼくにこう言った 「たとえば雪じゃなくて花びらであっても きみの上着はびしょびしょなんだ」 そうだ びしょびしょだ 268 名前:どこかで [] 投稿日:03/04/23(水) 17 50 ID jux2Jea+ すんすんと やわらかな雪が 雨でくだけていくよ 手に取った雪の上で あたたかさを感じた 靴のうらでへばった ひとひらの雪 とけて土に沈んでいく やり場のない思いは悲しくて 大きくなれない子どもみたい 前にくっついてる目を無理に 後ろへやってみたりして 歩いてきた足跡はひろえない それでも 木の枝に包まれた雪が少しずつ 花をのぞかせたよ それが何よりもあたたかかった こんな雨に降られているのに 269 名前:ほのくらい四月の空 [age] 投稿日:03/04/23(水) 22 32 ID Evva0NfD 下水道から、マンホールの切れ目を通って届く 疲れきった光が 弱々しく地面を覆い 僕の眼球にアタックをしかけようとする 光の粒は雨粒に攫われて 再び地面に落ち 結婚の生活を引きずり なめくじのように、排水溝へ帰って行く 僕はそれを見る 電子の不規則な運動が 天才少年少女への恋心を泥にまみれさせ この町での約束ごとを忘れさせてくれる (すべてのみちすじ) (すべてのひかるもの) なめくじが退場したころに 重い雲が息を整えるころに 奇跡の設計図はもう売りに出された さめやかな心の画像 (氷の上をすべってゆくソリ) 降りしきる雪のたてる音が聴こえるだろうか 反射した光の粒が 冷たい頬にあたって地面に落ちる いま 置き去りになってうつむいている 恋はどこで実った? 270 名前:つまんないお題で [] 投稿日:03/04/23(水) 22 44 ID 2Lt4lnUk つまんないお題で つまんない詩を書いてる つまんない奴らへ 「雪」なんてつまんないお題で さむい詩を書いてるんだね ちょっとさっき爆笑してしまって 止まんなかったよ、ごめんよ 笑い過ぎて胃からなんか出たよ 飲み込む間もなく床にこぼれやがった comand = diff 蚊が飛ぶ要領で目を見る 君の膣をこじ開けると見える 色のやり場も雪さえ知らない 一対のかたっぽの目を見る この場合の目は眼球であっても 打ち捨てられた平面の塗り絵 「はじめに」 特殊なソフトは不要 自分が今どんなユーザーで使用しているか解らなくなったときに使用する 死を味わう 「ここで一句」 檻に鬼 風にまばたき 花に雪 271 名前:ドン亀太郎 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/04/23(水) 22 44 ID Ih1BDvWe 254 ストーリーは結構ひきつけるもんあるし、お題の使い方も空しいもんがあっていい。 でもなぁ、寓話っぽわりにそのまんまだし、タイトルよくわかんねぇし、 最後のペンギンの笑顔が無理やりっぽいんだよな。「た」と体言止めが ほとんどの文体もぎこちないとしか思えなかったぜ。 255 なんともスットボケた味で、笑っちまった。お前ら本当に遭難してんのかよ!!! 親父と親父の間に出てくんのが雪親父なのも、ムサい雰囲気を盛り上げてくれるよな。 「ほかべん」は正直よくわかんねぇし、なんだかこれでいきなりキャッチコピー みたいになっちまったような印象はあるな。どうせならコントみたいな内容を 最後で「あ、詩でやんの」みたいに感じさせてほしかったぜ。 256 俺の腋毛を噛め。 257 中学生かお前は。 263 歌っつーわりには、最初と最後以外にはあまりリズムを感じなかったな。歌詞か? 「あなたの細腕」の喩えが、ちとぼんやりしてるかな。っつーか、 「あなたの細腕」が「落ちて溶けてぽろり」じゃ、怖すぎんぞ。。。 272 名前:ドン亀山(しこ名) ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/04/23(水) 22 45 ID Ih1BDvWe 264 なんかJ-POPにこういうの、ありそうだよな。まぁ、「温もり」&「冬」で、 染みるような温度感覚は伝わってくるが、常套手段ではある。 うーん。「普通」にかっぽりハマってるだけに、なんとも感想出ねぇ。 とりあえずタイトルかっこつけすぎ&お題が背景だけ、と。 266 うん。そうか。んで、天使はべつに「再生」したわけじゃねーだろ。 「天使」っつーことは、お前はべつに雪が嫌いとかウザいとか思ってなかった わけなんだろうから、お前が「再生」したわけでもねぇよな。 何が再生したんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まぁ、逆説的なおもしろみは、あるか。 267 うーん。不思議な世界だ。UFOに会いに行って、UFOの中に入ったのに、 「黙って首を振」るのはUFOなんだな。タイトル、「恋するUFO」なら 恋してるのはUFOだと思うのだが、詩中ではお前が恋してるみたいなのな。 んで、UFOUFOUFOうるさかったのが、後半になってぴたりと止まるのな。 わけわかんねぇ。もぉ、論理的思考なんてどうでもよくなるくらい、おもしれぇ。 残念なのは2連目かな。もっともっともっと掘り下げてほしかった。 268 異化した表現のオンパレード。でも、わかりやすい親しみやすい。 うまいんだが、個人的には異化した表現はもうちっと抑制して、 ここぞ!!というところでバシッ!!とキメてほしかったかな。 ちと、鼻につくとこある。 273 名前:かめ ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/04/23(水) 22 47 ID Ih1BDvWe 今回のお題は「雪」だよ☆ しめきりは「4月29日いっぱい」だよ☆ ぼくはかめだよ☆ 274 名前:みず [] 投稿日:03/04/23(水) 23 11 ID OOzgBlyg 雪ってあれ、水 水がちょっとの間だけ止まってる 街中に降った雪、あれ全部、水 偉そうなオッサン、ツルってこかす、けどあれ、水 雪だるま、あれ溶けたらぐしゃぐしゃんなる 水 雪が降ったらロマンティック、恋人、子供、家族 ドラマの一本でも撮れる けどあれ全部、水 水 みず! もういやや・・ はぁ みず ばっしゃーん 275 名前:無題 [] 投稿日:03/04/23(水) 23 45 ID fEcWVW15 ねぇ、雪ってこんなに早く溶けんだね。 今までは君の横顔追うのに必死だったから知らなかったんだもん。 目閉じたら 雪 瞼伝って体温乗せてすぐ溶けるから涙みたいに見えるや。 泣いてるんじゃないよ。 泣いてるんじゃないよ。 なんて言ったら 君 「じゃあなんなのさ」って半笑いで言うんだろな。 そんな事 良く晴れた日 考えてたら、雪みたいな涙零れてきたや。 なんで泣いてんだっけな まぁいいか。 こんな日もありとしよう。 276 名前:たもい [sage] 投稿日:03/04/24(木) 00 16 ID Kug9zHXG 271 (チャンプ)寸評と初夏の死虫掃除、乙です。 277 名前:言わんこっちゃない [] 投稿日:03/04/24(木) 00 58 ID fJAIB2VA さあ 拾いなさい 道端に這いつくばり馬鹿みたいに さあ集めなさい ほら屈んでたら背中に… 何振り向いてんの? バカねー バカ見てると 飽きないわ 親の顔が見たいわ ちょっあなた それ手袋 何それなぜするの? こっちだって素手でまいてるのよ これは繊細ですもの あなたダメ失格! これだから人間は… ほんっとに贅沢! バカはほっといて やれ拾え 終わりなきよの試しとて あら あなた いい感じね その調子 お帽子と色 おそろい って アッハハハハハハハハハハハハハハハハハha プヒャあはははアハha て、て、手が真っ赤! プププpu 笑っちゃう! バカネー その手 手袋しないからよ馬鹿! 薔薇色じゃないの! ぷぷ ハーア 今日はもうおしまい ハーア… あたしも赤いよ… 278 名前:寒空 [] 投稿日:03/04/24(木) 01 15 ID UKh0SvFw 零下30゚Cの銀盤 繊毛貫いて 瞬く間にも初氷を介する 旋風は退行を 伝え続け 吐き出すのみの 寒空 殻を破りはじめたシロガネは 詰まる所を知らず 白夜を迎え また同じそれは 白線を惹いて 高らかに廻り続ける かの罪人をも呑む ランドスケープに 震えたように見えたのは 艶めく 無音を 吐き出すのみの 寒空 279 名前:這い回る煙 [] 投稿日:03/04/24(木) 22 38 ID aOrmI4Gf マフラーを何度も巻きなおし 6分早い腕時計に追われてドアを開くと 子供らの明るさで朝は眩しい 真っ白い笑い声が駆けて 黄色いレインコートとおそろいの 長靴の轍が伸びていく おれは両足を引き摺り歩く 片手には煙草の煙 片手にはズシリと鞄 リーガルの革靴はすぐに泥にまみれた 白雪よ もう輝くな その微かな確かさは おれをこうも惨めにさせる 誰しも 生まれたばかりから いくばくかの鎖で地に引き寄せられていて 遅かれ早かれ やがて地に繋がれるのだ あの子らのように舞い続けることができ 風景がいつも目まぐるしかったなら おれは望んでなにもかも投げ捨てているであろうに 定刻の3番ホーム おれは両手の塞がった殺人者だ 毎朝同じ時間に自分を殺す 灰色の煙で窒息死させ 死体は定刻通りの棺に乗せる 何百人もの死を知らせるベルの音が 今朝も響いている 280 名前:橙色の花吹雪 [] 投稿日:03/04/24(木) 23 28 ID nlNZ4nMI 寂しい街灯 乾いた空と 曇った窓硝子 冬の終わりの寂しさに 失恋を紛らわせ 抜け殻の体が見つめる先は そのもっと向こう側に 暖熱色の洋燈に 舞い散る雪が彩られ それはまるで花吹雪 そして春が来れば 本物の花吹雪が舞う それは暴力的なまでに吹き荒み 売女のような下品な派手さ 清楚な彼女が好きだった この雪のように 簡単に染まってしまいそうな そんな危うさも 281 名前:空からの贈り物~1~ [] 投稿日:03/04/25(金) 00 02 ID Psp7r4n5 恋人達でにぎわう大通り 街には定番のクリスマスソングが流れ 街頭にはケーキの売り込みのバイトがせっせとやっていた 今 街は 幸せであふれている 僕はというと 一人きりだった 別に初めてというわけではないが。 実は彼女と初めて過ごすクリスマスのはずだった だったのに 彼女の背中には 白い翼が生えて 天国に飛んでいってしまった 282 名前:空からの贈り物~2~ [sage] 投稿日:03/04/25(金) 00 07 ID Psp7r4n5 一人街を歩いた 僕の予定していた 彼女には秘密だったデートスポットを 一歩 歩みを進めるたび 彼女との思い出が頭の奥の方に浮かんできた 忘れようと思っても 思えば思うほど 忘れられなかった 彼女との思い出 そうしているたび クリスマスが終わりそうになっていた 283 名前:空からの贈り物~3~ [sage] 投稿日:03/04/25(金) 00 15 ID Psp7r4n5 「今年は雪降らなかったねぇ~」 すれ違ったカップルが言っていた そういえばまだ雪が降っていない 今年のクリスマスは降るのだろうか。 そんなことはどうでもいいや もうそろそろ家路に就こうと思ったころ 誰かが僕に話しかけていた 「ごめんね」 僕は周りを見回した 誰もいるはずがない 空耳か。余計寂しくなった。 なるはずだった。 空から銀色の贈り物が ひらりひらり 舞い降りてきた。 嘘だと思われても良い ばかばかしいと思われても良い 僕にとっては これが彼女からの贈り物 そう思うからこそ 銀色の贈り物、雪がキレイに思えた。 284 名前:白雪姫 [] 投稿日:03/04/25(金) 00 17 ID 7JGQ2BST はぐれた蝶、一休み 乾いた蜜は いつからか 切れないナイフを 諦めて 夢をみる、五十年の姫 割れた林檎に紅をもらい 浸したウォッカで肌柔らげ 若い歯型を、弾かせて 呼ばれた蝶、飛んだ 小さな杖が ドアを開き 三番目の小人 285 名前:雪景色 [] 投稿日:03/04/25(金) 02 09 ID Q1FR2yDW 踊る雪 積もる雪 寒さが閉じ込める 窓の明かり 286 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/04/25(金) 05 10 ID KPTNXhxk 269 雪と一緒に置き去りにした恋を四月に見ている、結婚に疲れた男? バラバラに展開されるため読み取りが難しいのと、 光の粒→電子→運動→設計図→画像など、 身体感覚から離れたような語が、異物のごとく感じてしまう。 それらを個性として強めるには、まだ徹底が足りないかもしれない。 270 えーdiffコマンドというのがよく分からなかったのだが、 要するに前半と後半の違いに目を向けろという指示なのだろうか。 後半を書いてから、さむいあまりに前半をつけたした? 詩を書くってことのさむさに自覚的なのはいいが、 後半が普通に面白いので、前半の嘲笑があまり生きてないかもしれない。 274 「雪」ってお題だされて、特に思いつくこともなかったんだろうなあ。 「雪=水」から先、もう広がっていかなかったんだな。 投げ出しかたがとてもいさぎよくて、読後感が爽快だ。 どちらかというと、梁山泊でなく失敗作スレに投稿をオススメします。(誉めてます 275 270や 274を面白がってしまうと、こういう作品を読むのが難しくなる。 この詩の主人公はおどけてるわけなんだけど、 おどけメインで感傷サブなのか、またはその逆なのかによっても詩の内容が変わる。 どちらもまだ描きかたが甘いので、印象が薄く感じてしまう。 277 だめだーこれおもしろいわー。神の視点シリーズでいくらでも出来そう。 ただ、テーマが「雪」ってこと知らずに読んだら、わけわからん。 薔薇色じゃないの!に強く反応いたしました。ハーア… 287 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/04/25(金) 05 11 ID KPTNXhxk 278 雰囲気はあるんだけど、雰囲気を差し引いたらあまり何も残らないかも。 「寒空」のイメージが一定してて、連を重ねるごとの発見がない。 語数を抑えてピンポイントで狙おうという作風だけに、 広がりを持たせるのは難しいのだが、どこかに強いアクセントがないと、 印象はどうしても薄くなると思う。 279 ふむ。厭世の身振りが僕となんだか似通ってる。 お前といっしょにすんな、と言われそうだが、まあ流して下さい。 単純に共感しそうになったが、似ているだけに気になることもある。 ちょっと語りすぎと思う。子供らの明るさと自分の陰鬱さが描写されているんだから、 3連目のような語りは言わずもがなで、それは行間に置いておけばいいと思う。 あと、タイトルをうまく生かしきれていないかもしれない。 雪も煙も、ちょっとした小道具以上のものではない。 280 徹底的にわかりやすい。それはもちろんいいことだけど、 どのイメージもよくあるものになってしまうのは確かだ。 「売女のような下品な派手さ」だけ特に違和感があるけど、 まさに下品さを表したかったんだから狙い通りだろう。 ただ細かいところで気になるのは、「暴力的なまでに」の「なまでに」。 よくある「本当の幸せさえ見失って」の「さえ」みたいな、くどい強調だと思う。 281-283 ながい。半分にはなりそうだ。 ながいと基本的には味が薄くなるので、 一度ばっさりと推敲してみたほうがいいような気がする。 このだらだら感が、主人公の心情をうまく捉えているということもできるけど、 あんまり他人がだらだらしているのを見るのも、それだけでは楽しくない。 だらだらした感じが妙におかしい、というレベルまで持っていければいいけど。 288 名前:消えたもの [] 投稿日:03/04/25(金) 13 14 ID feM9Ua+t 小さい頃、雪が一杯降っていたんだよ それこそ、ドカーンって音がするぐらい 雪の上でおしっこしたら、黄色くなった バケツで水をジャーってかけても 地面が見えなかった 私は雪に囲まれて寒かったのかな? そんなこと全然憶えてないんだよ 朝になったら、田んぼの雪が凍っていて 長靴履いて、スケートしていたんだ つるつる、つるつる 私はそれが楽しかったのかな? そんなこと全然憶えてないんだよ ただ、夢中だったんだ 雪が降ったから 289 名前:貧血の雪 フクロウナギの夢 [sage] 投稿日:03/04/25(金) 21 02 ID poK8MDPR 鼻がツンとして 雪がぱっと散ると つぎの瞬間 保健室の明るいベッドにいる そんなことが3年とすこしで 7回もあった きまって夏なのが可笑しかった 夏だから雪をみるのかな とも思った ペチカ懐かしいし 前世は北の生まれだったのかもしれない オーロラもみてみたい ペンギンでもいい せっかくの前世だから ゴマちゃんもたしか北のひと リアル厨房らしい妄想を小1時間 ベッドの上でくりひろげる 倒れることがなんとなく誇らしかった もっとちょくちょく倒れないかな とすこし願った みんながやたら優しい なまぬるい毎日だった たぶんあれがこども時間の最後 中学を出ると ほとんど倒れなくなった なにをしたわけでもないのに 妙に健康になってしまった SEXをすると ホルモンがなんじゃらかんじゃらで 調子が良くなるとか それはあかんぼ産んだらじゃなかったっけ とか話すようになった 雪はみなくなった からだもすっかり大人らしくなった それでもわたしは ちっともかしこくならなくて いまだに前世を妄想している このごろ深海魚だったら良かったな と思うようになった からだを点々と光らせて なめらかなさかな プランクトンの降る 真っ暗な海 290 名前:ゆき [sage] 投稿日:03/04/25(金) 21 44 ID vtd0otPy きみのその赤いくちびるも きみのその黒いかみも きみのその桃のほほも ゆきに 白いゆきにうもれてしまえばいいとおもうのです きみ、白くなった ぼく、白くなりたい 291 名前:粉逝き [sage] 投稿日:03/04/25(金) 22 10 ID vqf+BQPn あの日 はらはら 街角 はらはら 空から はらはら 粉雪 はらはら 灰リスク はらはら 灰リターン はらはら 美しい はらはら 粉雪 292 名前:粉逝き [sage] 投稿日:03/04/25(金) 22 11 ID vqf+BQPn 今ならオトク 脳味噌を描き回すマドラーとセット サンクスフェア実施中です なんちゃって で グラム 云万円 … 293 名前:ぱんぱんに膨らんだホースで [] 投稿日:03/04/25(金) 22 11 ID SjWbgyb3 黒い雪が降る 明け方の真白な大地に 昼間見た 銀メッキのような笑顔の ばあさんが ぴかぴかに磨いた大根に 黒くのしかかっていく 昼間見た 金よりも未来のほうを多くもっている あんちゃんが ぴかぴかに磨いた白いソアラに 黒くのしかかっていく 銀色に夜を流れる川の上にも 溶けることなく のしかかっていく 俺はズボンを降ろす 現実にはありえないほどの少女を ぴかぴかの少女を 思い描くことで 白い雪を ここから振り撒く ちっぽけだが ぱんぱんに膨らんだホースで 294 名前:粉逝き [sage] 投稿日:03/04/25(金) 22 12 ID vqf+BQPn だからさぁ 粉雪だって言ってんでしょ ほら 美しい世界彩るイルミネーション 唾で雪解け 陽気な春 おい バカにすんなよ ところでさ カツ丼とか出ないの 295 名前:粉逝きを書いた人 [sage] 投稿日:03/04/25(金) 22 13 ID vqf+BQPn Σ(゚д゚lll)ハッ 間に。。。 296 名前:さくらふぶきさん [] 投稿日:03/04/25(金) 22 23 ID 35f2H8SL さくらふぶきさん 入学おめでとう 冬の学校が 丘を越えてきたよ 門をくぐって くぐった途端に ひゅぅと無くなってしまった さくらふぶきさん また来年 297 名前:293 [sage] 投稿日:03/04/25(金) 22 27 ID e54IKzWH 295 すまん。(涙 298 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/04/25(金) 23 17 ID eaZ2YKZw 284 うーむ。エロティックな現代の白雪姫だな。病的なにほひも強烈。 お題は、肌なのか? それとも、全体的なムードが「白雪」なのかな。 どちらにしろ、なまめかしい雪だよな。ちとCoccoっぽいのかな、どうかな。大人の童話。 それぞれの場面をブツ切りにして、一行開けた羅列形式もよく合ってるな。 285 景色を一行に切り取った。しかし、なんつーか普通だな。 きっちり切り取ってんだけど、切り取った以上の広がりはないかな。 「寒さが閉じ込める」から視点が家の中に移動するあたり、いいとは思うんだが。 288 雪に子供の頃の気持ちを重ねた。その気持ちと現在とを較べてみる。で、消えたもの。 着想はいいと思うんだよな。多くの読者の共感を買うだろうし。 内容から感じるものはあっても、文章から感じるものが少ないんだわ。 一連目の「ドカーン」だけは、子供らしいスケール感でよかった。 289 「フクロウ・ナギ」って何だ!!!って思っちまったじゃねぇか。 ちゃんと「フクロ・ウナギ」って書いとけ!!! って、すまん、俺がバカなんだ。 マリン・スノーに吸い込まれて消えるような最後が美しいな。ぼっ。 ただの散文のように見えて、なかなかあなどれん詩じゃ。 290 うーむ。つまり、彼女をハゲののっぺらぼうにしたいというのか? むぅぅ。。。そのこころは? わ、わかんねぇ!!! んで、自分もハゲののっぺらぼうになりたいのか? ぶ、不気味な。。。 「ゆき」がひらがなであるところに何かヒントが? と思って読んでみたが、 やっぱりよくわからず。。。もしかして、殺人者が恋人を殺して、 雪に埋めるという詩か? あ、それなら筋が通るな。ど、どうなんだ? 299 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/04/25(金) 23 39 ID KtZAJMVy 291-292, 294 なるほど、アレは粉雪に似てるよな。見たことないけど。 「灰リスク」「灰リターン」が、あとになってわかる芸の細かさ。 っつーのか!!!!? うん、そういうことにしよう。しかし、それにしては 「カツ丼」は定番すぎて、芸がねぇな。脳味噌粉雪野郎なら、もっと ブッ飛んだもの注文して、何? 出ねぇだと? ふざけんな!!!! とか、さんざん暴れて、我に帰ってから「すいません、カツ丼でいいです」 とかいって、「カツ丼なんて贅沢なもん、お前に出せるか。これでも食っとけ!」 と、たくあん2枚だけ出される。そして、そのたくあんには、粉雪のような でんぷんが。。。っていうか、でんぷんなんだか何なんだか知らねぇけど、 そんなよーなもんが。。。って、なんで俺、お前にだけこんなに長文レスしてんだよ!!!!! 293 くくっ。2連目、「ばあさんが」「大根に」「のしかかっていく」 と読めちまうぞ。3連目にしても同様。もっと読者様のこと考えて 推敲しやがれ!!!!!大体、「黒い雪」って一体なんだったのか、 ちっともわかんねぇだろ。雰囲気だけで言葉使ってんじゃねーよ。ばーか(藁 296 これも雰囲気だけで言葉使ってやがんな。「さくらふぶきさん」って、 結局何者なんだよ!!!!!!妖怪かよ!!?それともまんまそれかよ!!? 小学生かよ?中学生かよ?高校生かよ?何者だよ!!!!!!!! いや、べつに想像力働かせる方向に誘導してくれりゃ、堀り下げてなくても いいんだけどな。 300 名前:たもい [sage] 投稿日:03/04/25(金) 23 42 ID /Cf50yAK ~―γ( ̄ο ̄)oΟ◯ おつ。 301 名前:雪 [sage] 投稿日:03/04/26(土) 03 42 ID AG3laxpv 降ってくるからには 降られるための 空があり 降られるための 地がある 降られるための 空と地との あいだの その広大な空間を ただひたすら 降るためだけに 雪は降ってくる 302 名前:雪の佐渡 [sage] 投稿日:03/04/26(土) 10 56 ID jF6hbNHT ぼたん雪が風に突き飛ばされ きりきり荒海に落ちていく 短い蔓を伸ばす間もなく うねりに飲まれていく あれがちぎれた手紙なら 集めてつなげて読めるのに ここに届くのは余白ばかり 言葉が水面に映るなら 底から透かして読めるのに 鉛の油に被われている ♪暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり 雀ちりぢり また風荒れる みんなちりぢり もうだれも見えぬ♪ 海に降る雪 海に 降る雪 不平を言わない ====================== ♪北原白秋『砂山』から引用 303 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/04/26(土) 16 06 ID BzgtkXlK 267 「UFO」→自室→孤独と読み替えたい気がします。 すると「雪」→世間(冷)、「花びら」→世間(暖)そして 「上着」→世間体ということになりはしないでしょうか。 途方にくれる一方で自分のなかみはまだ 「びしょびしょ」にはなっていないという若干の余裕も感じられます。 268 心境の変化も表す「雪解け」のための2つの方法のうち 「日」ではなくて「雨」を採ったので 気温こそ上がったもののウエット・コンディションが続きます。 ラストの「花」から「雨」への反転のスピードに情感があります。 269 「恋」もしくは「結婚」の幻滅のために新たな指針を探すべく 終始頭を垂れる主人公の姿勢が象徴的です。 その起終点を地下に持つベクトル的な「光」が 彼と同化しているようでも彼を導く役目を担っているようでもありますが その「地下」は「基調としての絶望」の暗喩である気がします。 304 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/26(土) 20 39 ID Zys4USeV 299 批評サンクスでっす。 雑談スレに、メッセージがありましたよー。 305 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/04/26(土) 20 48 ID ulrodCSC 254 :光 想像力だ、絵も持ってる。人工雪に降られるペンギンの肩辺りが切な可愛い。 ただ「実況報告」は、貴方が届けるものの過不足(可能性)を奪うと思うん。 EX:「ペンギンはアジをもらった」←ね。 1センテンス分解して組換えて、お気に入りをみつけていいと思う。 255 :一杯の酒 ああ、物語作れる人だ。楽しい遭難、好きなとこ「なんでよ’」可愛い。 何かを伝えたい精神シャシャリ出てなくいい。 でお伽噺みたくかと思いきや「ほかべん」。ん、、、覆されて、、何で。 263 :雪唄 何故か味になってる、本当なら「ん、、、」だ。作者さんに見方し過ぎかも だけど「白さ」「白さ」「出せど」「切なさ」←ここね、純真とか女の子の 声聴こえて来る。「雪」と「文字だけ残す細腕の主」を儚さで結んだかな。 怖がって、自分の決めた枠に収まってる感じ。はみ出て。 264 :last warmth~最後の温もり~ 悪い意味じゃなく、かと言って良い意味でもなく、、、80’ポップ。 スイートメモリーあたり。ん、多分ピリリ一滴で全てが大改造出来るかと。 タイトルも、ある意味この詩にピッタリな。けなしまくってるんじゃないんよです。 306 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/04/26(土) 21 27 ID ulrodCSC 266 :再生 これの終わりは、それの始まりね。着眼面白いよね、ん、どうだろ 言ってる内容、普通に誠実なのでじゃぁ形(表現)で個性だしたらば。 テーマそのままに、色々遊べそうな、だな。 267 :恋するUFO 「大きくなれない子どもみたい」「歩いてきた足跡はひろえない」好き。 自然と金属かなぁ、雪とUFOって綺麗ね。任せて欲しいUFOが何なのか。 と、HFOにラブコールつつ、浮気で微妙に放置気味が気になった。 UFO多用、ん、、、割に効果なってないかなぁ。(ごめん、一杯言いすぎかな) 269 :ほのくらい四月の空 びっくりした、雪の跡辿ってたら突然結婚が。 ん、なめくじは僕じゃないとか、どうしたらいいん。 追う(リアル)が、PCか携帯かな前(ヴァーチャル)到着。 好きなの幾つも「光の粒は雨粒に攫われて」「奇跡の設計図はもう売りに出された」 寸評は、最後まで読まないことにしてるで、、、被ったらごめん。 307 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/04/26(土) 21 37 ID ulrodCSC (ごめんなさい、間違い多いね。) 306の 269さんへの感想 →そっか辿れば項垂れが雪追う(リアル)が、PCか携帯かな’ 308 名前:景色 [sage] 投稿日:03/04/26(土) 23 09 ID H1U9Og0L 蒸れた工場の無菌室 人工の食物へ捧げる歌 賞味期限付きの味覚は 尊敬をそれに与える スペアを持たない労働者は 満足の意味を知らない 流れ作業の衣擦れは 愛のつまった子守歌 舌のとろける美味たちは 知らない人についていき 口からガスを吐かれて 先払いの悲しさを知る 地味な包装は 取り置きされて 熟れたころに はがされる 舌先はいつでもとりかえられる 309 名前:たもい [sage] 投稿日:03/04/27(日) 01 09 ID hMvRUrfG (つづき) 270 :つまんないお題で 困った、何かありそで見えない。 comand = diff は「詩を書くぞ」へ切り替えかな。 後半が、、、膣の奥に何が見えるんだろ、、、ああ、ごめんなさい。降参です。 274 :みず おもしろ、、、。滑らか~に運んでおいて、でも水。って笑う。 悩んでるでもなく、とぼけ澄まし顔で言ってる感じ。あれ水。 ばっしゃーん、までの雰囲気が特に好き。ん、、、あってもあり。 275 :無題 「’零れてきたや。」「なんで泣いてんだっけな」が、自分の腕枕で仰向けに 溜息上げてる感じがいい。だっけなーだっけなーて。 気になったのは口調が不揃い「だもん」「じゃないよ」「きたや」、、、 貴方(貴女)像が、見えなく気をとられたソコ。 277 :言わんこっちゃない も、笑う、、、。一杯だ「何振り向いてんの?」ここムッカーで 「親の顔が見たいわ」何これ、、、。どっこも無理してなくて、多分 こんな事言う人なんだろな。で貴方何なんだろう、人間じゃないでしょ? 赤い、、、。タイトルがヒントかなぁ。 310 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/27(日) 01 10 ID hnUFA/dN ageとくんや~ 311 名前:優しい雪 [sage] 投稿日:03/04/27(日) 01 58 ID GMJ3hDau それは誰も知らないささやかな話 誰も知らないちっぽけな街の 誰も知らない街角の話 それは世界が白かった日のこと 吹き荒ぶ風に雪が踊り 空も土も真っ白になった日のこと 苦しみも痛みも辛さも寒さも とうの昔に慣れていた 希望なんて知らなかったから、絶望の意味も知らなかった 視界が回り 足がふらつき 気がつくと体で地面を感じていた ああ、初めて気づいた 雪はこんなにも柔らかで、とても優しい 僕は笑っていたんだと思う 優しさというものを初めて知ったから 僕の上に雪が降る 真綿で包むように静かに、穏やかに 世界が白く染まる 僕が白く染まる だから僕は、満足して死ぬ それは誰も知らないささやかな話 それは世界が白かった日のこと 僕は笑い そして死んだ 312 名前:六つの花 [sage] 投稿日:03/04/27(日) 02 02 ID tFPB9oZU もう16日も待っているのよ 私のお腹は大きいままで 子守唄も歌えずに ずっとずっと待っているの そこはそんなに居心地が良い? 雪のちらつく寒い日は嫌? 全てが生まれ出ずる春はまだ遠いけれど 私たちは春よりもぽかぽかな気持ちで 貴方を暖めてあげられるのよ でも、良いわ まあ良いでしょう 貴方の命は貴方のもの 気が向いたときに出てくると良いわ でも やがて貴方をこの腕に抱く日が来たら 私は一切の冷え冷えとしたものから貴方を守る そして雪野原にひざまずいて感謝するでしょう 世界で最も幸せな夜を与えられたことを 雪よりも美しい聖なる結晶を与えられたことを 313 名前:たもい [sage] 投稿日:03/04/27(日) 02 06 ID hMvRUrfG (休憩終わりー、つづき) 278 :寒空 怯みかけつつも、辞書引かなくてもギリギリ分るで、ほ。 「瞬く間にも初氷を’」「殻を破りはじめた’」言葉沢山持ってると 表現も無理なく納得のそれなんだ。あえて言うなら、結局「寒空」だけかなぁ。 エクボのランドスケープデザイン縮小版かなは、多分褒めすぎ。 279 :這い回る煙 「白雪よ もう輝くな」以降3行ドキリ。今まではしゃいでた自分に シュンとなるね(雪の気持)。子供らのキラキラ反射と灰色煙充満の棺桶が 上手く対照。恐ろしく文上手い気がすると同時に、そっちで勝負なんだ、とか。 内容は、とても色んなところで見てきた感じ。 280 :橙色の花吹雪 白一点張り頭が、橙色に意表つかれた。言いたいことはとても好き。 汚れてないものの魅力は、汚れる可能性だね。気になったのは「それはまるで」 多分私の個人趣味「まるで」「~のよう」を使わずに済ませるのが好き何故かな。 314 名前:たもい [sage] 投稿日:03/04/27(日) 02 11 ID hMvRUrfG (わ、知らないうちに投稿増えてるとても活気ね。w) 281 :空からの贈り物 寒くない。この内容でそれって凄いと思う。 本当にそんなだったんね気持、と。 282の初連、やや泣きそうになったかも。歌になりそう。 ん、少しだらーんとしてるんと、斬新さが欲しいかもだけど 、、、そこで勝負することもないか。 284 :白雪姫 白雪姫、しかも50年不思議。伝える系じゃなさそうかな・・・ なので変な力要らない。自由に絵を見てればいい感じ。 で、ちょっと細切れが見えなさすぎかも、小人は来たのか出てくのかとか。 285 :雪景色 ギリギリだ、危うく空っぽ。キラリは「寒さが閉じ込める」 窓が寒さを閉じ込めるんじゃないんね。逆なんねぇ、おもしろい。 315 名前:濡れ春 [sage] 投稿日:03/04/27(日) 03 10 ID 3stVbsCq 嘖々 嘖々 鳴り止まず 降り止まず びにいるの傘を 振り回わす 春とは遠い 東北の空 電線に重なる 停電予報 黒い長靴 嘖々 嘖々 小気味よい足音に 馴れ合い 触れ合い 緩く暖まる 近くの顔を 思い出す 煩い小言 心配気質 稀に見せる 照れた笑い顔 記憶と雪 気付かず積る 其々 其々 ふとした こぼれる笑み 途端、 骨を軋ます 蝶々を見る 316 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/04/27(日) 21 48 ID mb7KPHs5 301 ん…。なかなかいいレトリックだと思います。雪が降る理由を考える、 詩情にあふれています。前半、特にいいと思います。シンプルな中に、華が ある。踏み込みは足りませんが。 302 雪の佐渡つったら、私は山頭火かなあ…。あのぎりぎり感が、たまら ない。切れ切れの空白をたどって綴る、3連めなど、上手い。ただ、シチュエ ーションも手伝って、演歌調だねえ…。最終連で救われた感じです。 308 なんか、無理に象徴的にしようとしてないかなあ。人工の結晶と、そ れにまつわる人々の「取り替えられる」哀しみ、かなあ。テーマは面白そうな んだけど、語彙と内容のギャップが気になります。 317 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/04/27(日) 22 13 ID mb7KPHs5 311 私が、こういう詩が得意だから言うわけじゃないんですが、「絶望を も包み込む優しい雪」つーのは、あくまでフレーバーとして効かせるべきであ り、表に出すと奥行きが足りなくなっちゃうと思うんですよ。例えば、もうひ とつストーリーを作って対比させるとか、刻々と変わるぼくの表情を綿密に書 くとか、そんな工夫はいかがでしょうか。 312 タイトルがいいね。雪の結晶と、お腹の中の胎児を掛けてるのね。16 日も予定日を過ぎると、大変だよね…。ほんわりとする読後感です。どう考え ても、雪は脇役だけど。 315 春とは名ばかりの遅い雪。寒さの中での笑顔とことばが、小気味いい です。そして視界に映る蝶なんですが、蝶々は、もう少しだけ早く登場させて もいいんじゃないかな。スポットライトが少し弱く感じるので、もう少しだけ 詳しい描写を。 318 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/04/27(日) 22 29 ID 89isKDUu (カノさん乙です、私もお邪魔。) 288 :消えたもの 淡々つつも読みがいあるのは、実際の思い出話だからかな。 最初の「小さい頃、雪が一杯’」←普通なのに、スッと来る。 深読み試みた、ん、、、何か仄めかしの、あるかなぁと。 単に「綺麗な情景(絵)」として観るなら「セールスポイント」ちょっと弱かな。 289 :貧血の雪 フクロウナギの夢 最初、貧血説明おもしろい。なるよね、その時私に浮ぶ情景って変ってるらしい 言うと、よく笑われる(ごめん、興味余談)。聞いてて楽しい話上手。 が、多分強弱が無いかなぁ。弱いプロフ(プロフが悪いってわけでなく)。 290 :ゆき 最後の2行好き。「白くなった」は、消えちゃいたいとか、リセットしたい? シンプルなだけに、普通を混ぜたら危ないかな。 ん、その赤がどんな赤か知ってるのは貴方だけ。そこ伝えたらば、かな。 291-292, 294粉逝き 292、もしくは 294だけOK。う、、、遠い目うつろな割りに 「説明」が残ってて、読み手に舞台裏を見せちゃう、少し覚めるん。 この人、らりって無いんだなって(え、らりって無い、、よね?) 「バカにすんなよ」←リアル、経験者? ん、なら経験真っ只中として描いたらどうだったかなぁとか。 319 名前:たもい ◆P6tSlrTfiY [sage] 投稿日:03/04/27(日) 22 41 ID 89isKDUu 293 :ぱんぱんに膨らんだホースで わ、おぞましくて好きだぁ2連目。そんな風に降雪を描くんだ・・・。 で4連がそれなら1・3連は抜いたほうが楽しいかな。 その分「少女」の描写、貴方の妄想をもっと。 「白い大根と絡む、白銀の御婆さん」が、肝心な部分を食っちゃってる。 296 :さくらふぶきさん さくらきぶんさん(雪)が入学してきて→冬。 貴方が門をくぐるころ、それ消えて春到来。かな。 くどくなくていい。んだけど、少し謎解きに気をとられるかな。 で、2連目「学校が丘超えちゃうん?」とか、、、。 301 :雪 なるほど「間」が人生(雪生)かぁ。 蝉も土の中が人生(蝉生)よね。一瞬鳴くのは、あれオマケかと(余談)。 ん、、「降られるための」が、なんかマドロッコシイかも。 正確に「受身」にしたら、こぉ活用するの?にしても、もし小首傾げたなら 放棄して他の表現にした方が良かったかな。 302 :雪の佐渡 「荒海にふり、飲み込まれてぼたん雪」見てる貴方の頭に、文字に 出来ないものが満たんかな。あるのに出せない。 歌詞のところで止めてもいいかも。で、曲(メロディー)知ってる人と 知らない人とでは受ける印象違うね、それも面白いか。 320 名前:旅(1/2) [sage] 投稿日:03/04/27(日) 23 08 ID qxBO2EUQ あなたのこと想うから わたしはそっと水になる いつか抱かれてやさしくされて うれしくってかなしくて それでも後ろをついていった あなたが傘を差し出すならば わたしはそっと寄り添って 掌そっと差し出されれば 右手預けて包まれて 思わず知らず微笑んで あなたのことを想うから わたしは空へとかえってく あなたを包むあたたかな 空気となってのぼってく いつかあなたをあたためた やさしい記憶を抱いたまま 風ふく街を歩いてく あなたがわたしを見なくても ささやく声が届かなくても 321 名前:旅(2/2のその1) [sage] 投稿日:03/04/27(日) 23 11 ID qxBO2EUQ あなたのことを想うから わたしは風に流れてく 遠くの空から そっとうたをうたってる そこから星は見えますか 今夜の半月見えますか 顔を上げた? 泣きやんだ? 今夜の空はきれいだよ あなたがわたしを見なくても わたしは風に流れてく 322 名前:旅(2/2のその2。これで終わり。) [sage] 投稿日:03/04/27(日) 23 12 ID qxBO2EUQ いつかわたしは雪になり あなたもとへと降りそそぐ せつなくってさみしくて あなたのそばへとひき寄せられて あなたのことを想っては 凍えたこころはあたためられて わたしは再び水になる あなたの肩で あなたの袖で あなたのふたつの掌で 溶けて抱かれて水になる あなたにとても会いたかった ながいながい旅だった 雪降る道を 傘もささずに あなたの後ろを歩いてる あなたがわたしを見なくても 思わず知らず微笑んで うれしくってしかたなくて わたしはそっと水になる 323 名前:溶解 [] 投稿日:03/04/28(月) 00 35 ID 2OhE/jGn 凝固して、落下して、熱を帯びて、溶解する。 それだけの短く、あるいは長い時間に 結晶化した水分にもしも感情やその類のものがあるのならば それは何を思うのだろうか。 胎児が数億年の進化を10ヶ月で通過するように それもまた果てのない年月を縮小し その過ぎ去る猛烈な進化を帯びるのだろうか。 そんなものがあるなどという根拠など何も無いが けれど感傷的にその妖しくも美しい幾何を哀れんで 彼らに物語を作ることを僕は否定しない。 そんなナルシズムに浸る僕を否定するのは構わない。 空白の歴史を回想する間も無く、 窓に降る雪は瞬時に消え去る。 今は四月。 その胎児の夢は気化したまま次の冬を待つ。 324 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/04/28(月) 06 56 ID CwYvriVm 今回のお題は「雪」 締切は4月29日いっぱい ルールは 2-3 325 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/04/28(月) 15 20 ID y1paufCe とりあえずコテハンないので気に入ったのもの寸評だけOKすか?採点はなしで 266 雪が降った、という事柄を抑制された詩情で淡々と描いてて素敵です。 最後の希望を感じるがぴったりはまってますね。 270 つまらない、の想定されてない他者を攻撃するリフレインから さっと自分だけしか存在が許されない詩情あふれる世界に入り込んでいく 絶海の孤島にいるような孤独感を感じました 275 雪が早く溶ける、ってことを知らなかったという知識欠如によって 愛情を示すというのは驚きの手法ですね。 泣いてるんじゃないよ のリフレインで感情を高めようとする 手法もいい感じです。 最後の、なんでないてんだっけな? ってところもすごい雪の白さと同じような透明感を感じます ぼくが一番すきな作品ですね。 288 最後の雪が降ったから、でもっと展開があると思わせるような 事象を見事に夢中だった、のひとことでコンパクトに整理してると思います。 子供のころを思い出しました 326 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/04/28(月) 20 57 ID KONAuakL 庭は広かっ たが世界中から 集○った雪○るま たちで▽錐の余地 がなく緑のや黒い のさえいて爪の ことを気にしながら も朝日がまぶしい彼は いぶかったし黒いのに気 づいてよほどそこまでいっ て確かめた●ったけれど あいさつか会議の時がき たことを知らせる鐘がブワ ンコンブワンコンと鳴ったのである 327 名前:冬のスラッシュ 1/2 [sage] 投稿日:03/04/28(月) 21 34 ID KYxh10rc 十時過ぎの時計みたいにスライドしていく温度計の 色のない水銀を散らばして滑っていく坂道と 波線の上で今日も踊る文字 笑いながら 組み立ててまた崩れていく砂糖菓子の街並 傘のきらめきが右回りに回っている 向きをてんでばらばらにしていて 上から見た誰かを楽しませていると 考えてもおかしくない……ような写真の影 「記号全て使った後の消し去った言葉たちに 空白は何か呼びかけることもある……といいんだけど」 黒板の前から流れ出る空気を避けて行こう 鉛筆転がる角度を運任せのスポーツにして 統計上1万分の1の氷の斜め具合で 積み上げた窓ガラスが割れてしまう/缶から音を立てて滑る 目的論さえ無視して彼らが今日も走り去る 328 名前:冬のスラッシュ 2/2 [sage] 投稿日:03/04/28(月) 21 34 ID KYxh10rc 眼をつぶっても逸らしても見えない種もない 仕掛けもなく「六角形からフラクタルへ」と叫ぶと あの気温から落ちてくるスラッシュの塊 消えてしまっては証拠にできない 積み重ねた記号たち 黙ったままの雨合羽に囲まれて振り返る 灰を散らした空と交差する軌道で願いをかけた 流れ星はいつまでも降りてこない 明日も明後日も降りてくるのは変わらない琥珀色 「願いもかけてみたけれど空白は透き通るだけ 遠くへも届くことなく……跳ね返ってまぶしいから」 足音だけ残さないで足跡だけ残して 今日も長靴のような声が天井から 反響する爪先立ちの動物みたいな姿 走り回るその動きは降り/落ちてくる雪の動きと同じ 目的論さえ無視して彼らが明日を走り去る 気がついても春はまだ冬の氷雨を咥えたままで通り過ぎる 329 名前:名前はいらない [ ] 投稿日:03/04/28(月) 22 01 ID kLlO18wk 既にコメントもらってますが、他の方のも欲しいです。 色んな意見が聞きたいので、もし時間があればよろしくお願いしまふ。 330 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/04/28(月) 23 35 ID MrZrfFyn 私も読んでいいなあと思った詩の感想をちょっと。 255 「一杯の酒」 出だしを読んだときはこれコミカルなまんまで終わる 冗談っぽい詩なのかなと思ったけどいい意味で裏切って くれました。なんか暖かい詩。方言もいい味出してる。 281-283 「空からの贈り物」 一般的にこういう詩は読んでて恥ずかしくなるんだけど (ごめんなさい)この詩はその恥ずかしさを超えるスト レートな感動があると思う。使ってる言葉も表現もあり ふれているけど構成がすごくうまいと思いました。 284 「白雪姫」 めちゃくちゃうまいと思う。表現のひとつひとつがいい。 小人に軟禁されてしまった白雪姫のその後だと解釈しま したが、年をとっても無意識に美しくありたいと願う女 の性と自分の半生を受けいれた諦念とが表現されなんと もいえずいいです。終わり方もすごくいい。 327-328 「冬のスラッシュ」 ちゃんとした意味はわかりませんでした。が、冬の透き とおったキラキラしたイメージがすごく伝わってきまし た。印象で判断してしまうんですが、かっこよくてすご くキレイな詩だと思いました。思春期にしか感じ得ない 世界をあらわしているようで。 331 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/04/29(火) 00 33 ID vhD8lLPH コテさん、寸評ありがとうございます。 と、 303さん 325さん 330さん、コテ無しモウマンタイです、感謝。 332 名前:つめたい [sage] 投稿日:03/04/29(火) 01 05 ID fJ4dkktP 寒くなる 雪が降る あたためてほしい、あたしは、 あたしは、こんなに、寒がるフリをして 降り積もる 溶ける わかんない、こんなんじゃ 泣いていちゃ、わからないなんて、 その言葉が。脅えているの? なくなる まるさんかくしかく ここで踊るのは 雪なんかじゃない なくなる、なくなる、なくなるならって あたしが 踊り出す 333 名前:空 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 02 06 ID i26NKreV _______________________________________________ 334 名前:空2 [sage] 投稿日:03/04/29(火) 02 11 ID i26NKreV 線のうえに それという かかれるひつようのない次元の零が きえて、またあらわれた はなれた 粒の ひとつ ひとつを 包み 放ち ないとかんがえていい雪をふりまく なにもないくものように
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/259.html
「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 6th edition ~~」の626-729 626 名前: ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/19 00 32 ID uZE7bjiZ なんか長文。恥ずかし...。 次のお題は、たまには形をお題で... 「16行の詩」 なんて、いいですか?ダメだったら替えますけど。 627 名前:greenbook ◆VZ.CboVnb2 [sage] 投稿日:03/03/19 00 35 ID ml/FRNSv 「16行の詩」 俺は問題ないと思います。 賛成に、一票入れます。 628 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/19 00 35 ID sp9vqbz1 投稿した人、審査した人、確認してくれた緑本氏、お疲れ様でした。 審査の数、どうなることかと思ったけど、 結局いつもより多くなりましたね。 次回からは5日くらいにしましょうか。 626 「16行の詩」!! これは面白くなりそう。。。 ん、もちろんチャンプの決めたことは「絶対」です。 これでいきましょう。 629 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/19 00 39 ID qa+rfdKD 点数違うけど、チャンプ 準チャンプ合ってます。 3点 564-566「アングリィィャァァ・ミサイル」 2点 564 :アングリィィャァァ・ミサイル :03/03/13 00 14 ID 6btDHMHe 2点 564-566 『アングリィィャァァ・ミサイル』 3点 564-566 アングリィィャァァ・ミサイル 3点 2点 564 :アングリィィャァァ・ミサイル 1点 564-566「アングリィィャァァ・ミサイル」 #13 合計 3点 578-580 「清算式」 3点 578-580「清算式」うーん...なんだろう、よくわからないけど好き。 2点 578-580 清算式 2点 2点 578 :清算式 1点 578-580「清算式」#11点 1点 578 :清算式 :03/03/13 23 52 ID +tvZ2TuC #12点 合計 630 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/19 00 46 ID sp9vqbz1 629 あら、点数ちがった?。。。まいいや。 梁山泊も節目の30回、 今回のお題は「16行の詩」です。 〆切は3月26日0時(25日いっぱい)にします。 今回のお題は、詩を16行で書かないといけないってことです。 長篇が得意な人は、かなり不利かもしれません。 631 名前:後へ続く者への詩[コレデドウジャ!(;゚Д゚)オルァッ!!] 投稿日:03/03/19 01 13 ID 6qiWHom9 『16行の詩』ッ! それは己への挑戦である! この形式指定は拘束に値しないッ!! 1行に100文字くらい書いてしまえばいいのだッ! だがそれは読み手に不親切というもの… そう、長文書きが16行でそこそこ読める詩を書くには 耳鼻指髪を削ぎ血を煮込むような推敲を要求されるッ! しかし!それを乗り切らずに何が詩人よッ! こんな制限など縛りに入らんわッ!! 亀甲縛りどころか後ろ手縛り以下よッ! いや、詩人としての底が知れるだけに これは開脚縛りプレイと言えようッ! 羞恥を快感に変えるべくッ! 貴様らも俺に続けぇッ!! あふん! 632 名前:star-star-star[] 投稿日:03/03/19 01 20 ID BPFUEq2C 人々の幸せあふれる街に 鉛玉落ちた 誰かの不幸な鉛玉落ちた 焼けた焼けた 全部焼けた どれもこれも 真っ黒け でも 燃えないものあった それは みんなの心 明日への希望の心 鉛玉ごときには負けないみんなの心 どんなヤツにだって 燃やせはしないよ だって僕らは空の上の星だから 633 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/19 03 22 ID MlscJzxg なにがチャンプなんだよ。 自作自演の巣窟ではないか! 笑わせるな。アホどもが! 634 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/19 03 50 ID /xJx3EOu 633 2ちゃんなんだよ。自演したっていいじゃん。 自己満足でも、おいらはそれで満足なんだ。 自演で点数入れてチャンプになったことなんて 何回もある。それがどうした。なんか悪い? 誰にも迷惑かけてない。なにか文句でも? 635 名前:ゆらぎり[] 投稿日:03/03/19 05 07 ID zIlu5rPe だけど、そんなに願わしいもんじゃない それでも向こうには光が待っています 異様なまでに吐き気がするが 飛んでいるから気がつかないだろ わりかし、相手に不満もあるだろう 人の体というものは 自由も欲望も存分に割り切れない 不可能のつもりの可能ゆえに 愛しているから痛いんだ 殺したいから喚いているんだ なんの意味さえ持っちゃいない 価値だと言い換える頭さえ撃っちゃいない 飛んで行け あなたの愛した現実の中へ あなたが殺した幻想の中へ 飛んで、いるのだ 636 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/19 11 31 ID dt6fERUj 今日は、朝霧が深く、私と女は二人よりそって いそいそと、静かな町の中を せわしく足音を立てながら横切った さぁ、一斉に夜が明ける前に 女と私は、何処までも深くて、赤いワインを飲みながら 語り合った将来のことそして死につて 午後の日射しが私たちの酔いの上に重く キラキラとのしかかってくる 夜、女と私は愛し合った、深く、昼間飲み干した 真っ赤なワインの赤よりも深く 落ちていけば落ちていくほど私と女透明に、そして 軽くなっていくようだ さて、心境の変化とは激しく、うねりを上げ、 時に我々をまどわす 朝女が一人でかえっていく 朝霧の中に溶けていく 後ろ姿を見ながら私は、今日もまた、真っ赤なワインを飲み干す 637 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/19 14 56 ID C+eRzbEq 空の欠片は時折に 世界の頭に突き刺さる 怯えながら逃げながら 気づけば上に空はない 転がるままの目の玉は 2秒に一度で空に触れ 映すものは羽の骨 乾いているのは神経の足 綺麗な海の絵の上に 置かれているのは空の欠片 頭蓋の眉間を貫いて 青い空と雲の模様 予想通りの弾道に 道を尋ねる道しるべ 乾いたままの脳の中 見えるものは骨の白 638 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/19 15 05 ID VhGY0OlK 必見 http //zoetakami.fc2web.com// 639 名前:太陽 VS 千手の松[] 投稿日:03/03/19 15 34 ID 4fGqtTB+ あの娘は十六茶 飲みながら 太陽がこっちに近づいてるね と呟いた 春の砂浜 ぼくらだけ 彼女は空き缶 投げ捨てた ポケットに入れたタマシイが おびえてる この先ぼくら どうなっちゃうんだろう ふと腕みれば 肌がチリチリ 焼けて 焦げて めくれあがってる 断崖の上に 松の木が見えるだろう 枝の赤い すっ裸の松が あそこに向かって 走っていって よじのぼってみないか 太陽の熱を奪い取るような 松の木が見えるだろう 枝の赤い 千手の松が ぼくらもあのように 空に向かって すべての手という手を 広げてみないか 千本の手をこちらから 伸ばしてやろうぜ 食われる前に! 640 名前:町 のなか の 廃虚[sage] 投稿日:03/03/19 16 57 ID vkUJV2lZ それは 。 でも 、 でも よかった 崩れ去った 部屋に 残っている ものは 夜 あ く び が出て ぼくはそのまま車のナンバープレートを数えた 641 名前:16階段[] 投稿日:03/03/19 20 14 ID Kia9p+aq 16から1まで落下 あっけらかん 下がる無表情 苦労もせず不浄王に蝕まれ 失われかけ 上がり 下がり セルフ散り 機械化 改革 レム睡眠 便利か不便利 一目瞭然 仮面だらけの流れ 退く少年 12時から12時 短針 長針 性行為 正上位 1日2歩 3日で5歩 1歩はセックスレス 性器も擦れる 右で下がり 左で上がり また12時間後との盛り マラに アワビ かったりーけど欲満たすtime イカ臭い 蜂を束ねる蜂 8をわっかにして8と8を束ねる先 三つで一つ 三人前 それでもまだ蜜が足りない 上下上下 覚える浮遊感 背中で音出し飛ぶクルーザー 母を尋ね 旅立つ みなしごハッチー 直ぐに泣き出す 病院にない番号 日本限定 萌える医者の快感度 ひたすら上がり下がり 高血圧 低血圧 境目 三途の川と直結 財は富んでる 意識は飛んでる 降りきった頃にはご臨終 医者 遺族 皆 ご立腹 642 名前:16行のdepth[sage] 投稿日:03/03/19 21 56 ID CGnYoXhU 1|ぼくの言いたいことは 2|けっして特別なことじゃない 3|きっと誰もがその胸の奥でひっそりと 4|同じようなことを思っているような、そんなこと 5|口に出して言うのは、恥ずかしいというか、恐ろしいというか 6|でも言葉にしてみれば、きっと16行どころか、たったの1行でも事足りる 7|それでも、誰かにわかってもらうためには、きっと1,000行費やしたって、足りやしないんだ 8|ぼくは草の露のように生まれてきた 9|土の上へ落ちればよかったが、あいにく 10|プラスチックの上に落ちたので、溶けていけない 11|ぼくの言いたいことが、わかるかい? 12|たった1行で言うなら、それは 13|人は皆シンプルだ 14|ということなんだ 15|それでわかったフリをする人はいるかもしれない 16|それでもぼくは、君に触れたいんだ、直に触れたいんだ、そ の膜をかきわけて、君の頬に触れたいんだ、その頬はなんてシン プルじゃないんだ、その頬は君のレセプターに繋がっているんだ、 君の論理はなんて矛盾しているんだ、ぼくの論理のように、それ は、なんて、掴めないんだ、掴めないんだ、掴めないんだ、掴め ないんだ、掴めないんだ 643 名前:インプロンプチュ[sage] 投稿日:03/03/19 22 14 ID VeEl+jMn 売りにしてた好感さを・・・ 神よ、爽やかな方にどうか導いて モロ勘違いしてた身分 綺麗にいかない政治 味わった一時の壮観さを 以外に皆おっかないね モロ灰色の気分 愛する人が僕の犠牲に 降参免れても抗酸化を・・・ 毎日は灰色、後悔で まだ意志強かった詩文 ついていけ、脳の指令に ぼくはどうなんだろう 不安どっかいけ 家族・ペット・自分 イメージ イメージ 644 名前:夕暮れ[] 投稿日:03/03/19 22 55 ID p8qbQ+zu あくび出た ココナッツの木の下のひるさがり 歩いていくのはムームー姿のおばさんばっかりで 待ち望む姿はいつまでもない ぼくは座ったまま 海に向かって歌うだけ ギターもなにも手にする気が起きない ただその姿を待ち望む やがて夕日が海を金色に染めて 濡れた砂浜を足跡がこっちへやってくるだろう その時ぼくは初めてギターを弾く 波音とのセッションで君を迎える 幻だろうと構わない 海が君の匂いになる あの島までの長い髪 すべてが金色になる 645 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/20 03 42 ID SExN67YC >644 いいなぁ~ コトバで音楽を奏でているなぁ……。 彼女の髪の一本がふぁっと鼻の穴をくすぐってるよ。いいなぁ常夏のヤシの葉がゆれる 646 名前:春近き冬 現実近き虚構[sage] 投稿日:03/03/20 05 12 ID inbHaFfZ 雪の子供がはしゃぐ 真っ白でキラキラして 汚い事など何も知らない顔で 静かな街角の空白を埋める ところがどうだ 僕くらいの年になると気づいてしまう 汚れてしまった僕たちに何の価値も無い事を ニンゲンの集団が僕を踏みながら無邪気な声で笑う 「早く溶けちゃえばいいのにね」 どうして?ねぇどうして 降りてきた時はあんなに綺麗なのに どうして僕たちは汚れてしまうの 雪の子供がはしゃぐ ニンゲンの熱に浮かされながら 僕たちは道路の端に放り出される 通り過ぎないで ニンゲン お願い もう一度、 僕たちと遊んで。 647 名前:『行く末』[sage] 投稿日:03/03/20 23 00 ID ytE6sQL+ (「にんげん」と 目の前に想起した文字について) 諸学校の端にある昇降口 思い浮かべる (日が落ちた 時は夕暮れ 藍の世界へ 淡々と移り変わる最中 真実は一つ など思えるような 陰りの無い人達で溢れかえる) 深呼吸して 噛締めた幸せさえ 口にす 振りかえる 途端にゆがんだ黒 涵養す (日は落ちた 時は夕暮れ 募る思いもさえ 藍へと変わるのだろう 私の真実は一つ など瞬きをしない私が染まるのだ) それこそ真っ赤な世界へと 視界の変わった時には 先のことを予期するように 己の醜態が歪みながら 太陽で出来た体 月の眼差し浴びた体 としてみえて後 言葉は佇むほかない (調和されもして 巡る風はありて なお、「死」という文化は めまぐるしい) 648 名前:堕落論[sage] 投稿日:03/03/21 01 45 ID Z8Oamx1k 落落落落落落落落 ちちちちちちちち てててててててて ゆゆゆゆゆゆゆゆ けけけけけけけけ ベベベベベベベベ イイイイイイイイ ベベベベベベベベ 奈奈奈奈奈奈奈奈 落楽落楽落楽落楽 のののののののの 底底底底底底底底 のののののののの リリリリリリリリ アアアアアアアア ルルルルルルルル 649 名前:トドマル[sage] 投稿日:03/03/21 02 12 ID pz3EPTAn うすら高く積もった紅い花を掴んでは握り締め ひた強く握り締めればやがて手中より零れ落ちる 紅い水滴 喜びすするは愚かそは自らの血とすら知らぬ その味に失望するはまた愚かそは自らに失望 するに同じ・・・痛みすら失われたか さぶらうにて傷一つついておらぬに痛いと言うは もはや白日夢を見続けるカカシと 動こうともしないのか だから聞こえる鳥の声が お前に叫ぼう寂しさ ここには人が居ない 俺は叫ぼう傷痕の無い痛み 650 名前:斑[sage] 投稿日:03/03/21 20 44 ID 7fZphpvb コーラの缶に虫がとまっていて あれは、この腹の皮膚で だからむずかゆいけれど この男性は、まだ眺めている この人間は、けれど教えられたのだ あの炭酸は毒で 汗がにじむ皮膚を奇麗にしなければいけない そうして静かな空気の中で座席にすわり ビニールのような皮膚と 臭いのしない息の内で 眠気がせまって視界が縮み あと、部屋に残っているものは数少なく 数えるものは、もうなくなって そのとき、 あの虫は、飛び立ち いったいどこへ 651 名前:しばれる[sage] 投稿日:03/03/22 00 14 ID YcagZbnK そんいや三月だっけかと 思いおっかなびっくりと 春だなぁ、とどもってちっとばっかし 髪すさびかぜ、でスギがゆれて まどのそとから 梅がさいたかとおもったら 焦りの熱風は実は花粉症と鼻息で もうよろよろ季節になって つぶらな目とかあかぬけねえ顔とか 正視できねえし動物奇想天外とかで 牛の交尾とか勉強しながら鏡に自分を うつしてああ眼ん球腫れてるなって ああコンプレックスってもんかあそだな糠味噌とか、 反吐のでるような油ってこと農協マートでノートかって 公道をボコボコに耕かして花がずっどんずどん生える絵 でもかいてやっかと、ああしばれる、のうみそが 652 名前:春の城[] 投稿日:03/03/22 13 47 ID ubmWkI/6 快速電車を待つ間 眺めています腐った異人館 薄緑の破れカーテンが白々しく 唾の指で開きそうな硝子窓 鬱蒼せまる後の深緑 食っているのです昨日より 蛇をくわえた瓜坊が戸をノックします 蝸牛が剥げた窓枠で喧嘩をします 退屈な猫が床の穴を飛び越えます 死んだ駅員が朝の一皿を運びます お城に変えてしまおうかしら 乳色塗料と耐水ニスが要ると思うのです 煙突みたいなのもぶち抜こうと思うのです 春風が霧に割り込んで 再び動き出す特急電車 あなた私に恋をしましたね 653 名前:投稿者[] 投稿日:03/03/22 23 17 ID 043BESX3 一言でもいいから、色々なコメントが欲しいぽ。 宜しくお願いするぽ。 654 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/23 00 05 ID 5K6PrarL 653 よっしゃ。 631 トップバッター。いつもながら早いね。ただ、今回は勢いだけで書い た印象が強いです。「推敲が必要」って書いているのにね(笑)。あと、15行 ですが…。行間も1行とみたんですか、なるほど。 632 恒星は、核融合で燃えているんですが…。きれいにまとめてはいます が、心は壊せないという結論を導き出すのに、時間かかりすぎ。そのため、空 に輝く星の印象が薄くなっています。 635 タイトルの『ゆらぎり』は、造語かな。作者の叫びは伝わってきます が、独白やら「あなた」の描写やらがまぜこぜになっているため、随分とこね くり回した印象があります。書こうとした世界は単純そうなのに。 655 名前:653[] 投稿日:03/03/23 00 10 ID ezcK+GKh 654 Canopusさん!!! マジ感動ぽ。 宜しくお願いしますっぽっぽ。 656 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/23 00 27 ID 5K6PrarL 636 すべてのことばが軽い。ワインのような深みを出すためには、もっと ことばを醸造する必要があるでしょう。女の顔(象徴的なものも含めて)が見 えてこないのも、軽さに輪をかけていると思います。 637 マグリットの絵のような、端正さと不条理の同居、といったところで しょうか。定型に近付けることによって端正さを表しましたが、やはり、表現 で、綺麗な絵と、痛みや残酷との対比を出してほしかったところです。「道」 の重複など、ことば遣いも気になります。 639 後半、松の木の描写が面白いんですが、前半との乖離が目立ちます。 前半の主役は、やはり太陽なんじゃないかと思います。太陽に焼けた腕を描写 するのに8行かけた感じ。 640 カッコいいんですが、句読点と「あくび」は、緊張感を削いでいます。 少し間延びした感じになるんで、最終行のスピードが殺されちゃうんですね。 句読点は、廃虚を表すのには効果的だったとは思うけど。 657 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/23 00 57 ID 5K6PrarL 641 階段のように少しずつイメージを変換させたんでしょうね。さて、こ の詩のテーマですが、「人生」という漠然としたものが浮かんでくるんですけ ど、誤読かな。もっとテーマを絞ったほうが、読んでて面白かったかも。 642 いろいろと考えた結果だとは思うんですが、13~14行は、やはり言わ ないほうがよかったかも。深淵に降りていって、最下方で水たまりのように広 がるという、優れた構図なのに、13行めで断頭台が降りてしまいました。 643 うーん、即興は難しいね、日頃の自分を晒けだすからねえ。作者の迷 いが、そのまま詩文に現れた印象です。思いっきり迷うのが吉、だったかも。 最終連が、むしろ、いちばん好きでした。 644 前半ののんびりした感じ、後半の幻想的な感じ、この詩の場合は、印 象をガラリと変えるのは正解だと思うんです。最終連は、歌にしたのかな。そ れだと納得はいくけど、そこを際立たせるための構成を考えたいです。 658 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/03/23 01 06 ID ou226Bvt 631 短さに耐えてよくがんがった。感動した! 15行だってつっ込みたかったのに、先越された! 632 「空の上の星」って、死の比喩として使われて過ぎている。 ので、心の比喩としてはすわりが悪いような。 635 強いメッセージ性だが、タイトルのごとくうまく揺らしている。 にしては最終連の決まり過ぎた対句に違和感。 636 町中歩きながらワイン飲んでるのか? その変なシチュエーションは魅力だが、つながりが曖昧。 637 みずからは動かない肉体が、空と海を焦がれているような。 みずから動こうとはしないので、遠くの風景にとどまっている。 639 男女から松の木にクローズアップしていく、感情も高めながら。 最後の!マークもきれいに決まった。 640 視覚詩としても短詩としても、いい。 「夜」が屹立して「あ/く/び」で弛緩する、このあたりの流れ、僕は好きだ。 641 各連を統一させるもの、が見出せなかった。 よすぎるリズムが、よけいに言葉の印象を散漫にしているかも。 642 1行で言える、ってことを言うための15行のまわりくどさ。 これはもっと強調できたかもしれない。冗長なのはいいけど、饒舌すぎる。 643 即興だったら、もっと自由さがほしい。 わりあい同じイメージが堂々めぐりしてるっぽい。 659 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/23 01 29 ID 5K6PrarL 646 汚れること、何かを思い出すこと、そこら辺がキモで、何かの象徴だ とは思うんですが、展開が上手くないんで、「あ、そう」で終わっちゃうんで す。「ニンゲンの熱に浮かされ」の表現なんか、面白いんだけどなあ。 647 象徴的な詩だけに、ことばの精度が気になります。6行め、噛み締めた 後に「口にす」?7行め、「ゆがんだ黒」は、原罪のようなものでは?9行め、 「募る思いさえも」でしょう、などなど。11行め以降も、死のイメージだと思 うんですが、何だか無意味に分りにくいです。色づかいはきれいなんだけど、なあ。 648 16行というより、16文字ですね。及川光博みたいな濃さがあります。 アイディアは買いたい。ことば自体は陳腐だとは思いますが。 649 詩文とタイトルのギャップが気になるんですが、ことばの遣い方は、 手慣れている感じで、いい。本当に言いたかったことは最終連なんでしょうが、 そこまでが妙に理屈っぽい。はじめの3連をスリムにして、「鳥の声」「叫び」 につながる描写がほしいです。 660 名前:旅の形式(しきたり)[] 投稿日:03/03/23 01 50 ID eq+CTA2f 人生は旅だよ かわいい子 世間を知るなら 旅行がいいよ 人の形式(しきたり) 人の慕情(なさけ) 旅の終わりに きっと何かをつかむよ 終わりの来るのが 悲しくなるような 面白い旅をしてほしい だが実際は きっとの早く終わりにしたくなるような 事もあるだろう それもまた いい勉強さ 帰ってくるのを 待ってるよ いやでも終わりがあるんだ 好きなだけ歩いていい それはお前の 旅だからかわいい子 旅の終わりに きっと何かをつかむよ もう一つ帰るところがあるとは知らないだろ その旅の終わりはいつか悟るだろう まあ嫌でも知るだろう 終わりを見るのが旅だからね 好き勝手に歩き回った旅の望みが 外からのルールだったとしても さあ旅の終わりをそして笑顔で帰っておいで 終わりは旅の価値を決める 661 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/03/23 01 51 ID 5K6PrarL 650 しょっぱなから、虫と男が同化してるかと思えば、また離れたり、そ れが分身になったりで、そのゆらぎが不思議な感じを醸し出します。心地よさ は感じないね。無気味な内面を垣間見た感じ。 651 この詩のいちばんの欠陥は、本当には脳みそが「しばれて」いないと ころ。否定的な春ではあるものの、豊かなイメージがあって、寒々としていな いです。「髪すさびかぜ」「焦りの熱風」のことば、違和感ありあり。 652 12~13行め、好きだなあ。「煙突みたいなのも…」には、やられた。 恋しちゃうのか…。とって喰われそうだな。それにしても、どうして快速電車 が特急電車に変わっちゃうの?14行め以降が支離滅裂で、ついていけない…。 662 名前:逃げろ[sage] 投稿日:03/03/23 02 03 ID DSXqKYsH 逃げろ 逃げろ 逃げろ 逃げろ 逃げろ 逃げろ 逃げろ 逃げて 逃げろ 逃げて 逃げろ 逃げろ 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げろ 逃げろ 逃げて 逃げて 逃げろ 逃げろ 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げろ 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げろ 逃げろ 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げろ 逃げろ 逃げて 逃げろ 逃げろ 逃げろ 663 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/23 03 40 ID uuB0idPx げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ げろ 664 名前:653[] 投稿日:03/03/23 13 24 ID C+NhF8Hu 661 自分の乗ってる特急電車が、駅で快速待ちで止まってるのかもぽ??? 俺は 653では無いぽ。 Canopusさん、僕へのコメント13回読んだぽ。 すんげーマジ有り難うぽ。 他の人も、一言ずつでもしてくれたら嬉しいぽ。 宜しくぽっぽぽっぽぽ。 665 名前:優しい嘘と静かな矛盾[sage] 投稿日:03/03/23 13 44 ID 62AXTVvK 優しい嘘と静かな矛盾の狭間に存在する僕らは 何時も沢山の言葉に囲まれている 綺麗な言葉 醜い言葉 その言葉達を上手く操ろうと 試行錯誤を繰り返した挙句 自分勝手に勇気を持ち 自分勝手に傷つく 僕らは未だ本当の絶望も希望も持たぬまま 嫌な大人達に世界に飛ばされ 右も左も分からないまま 自由に人を殺していく そんな狂った世界の中で僕は思う 絶望とは何か 希望とは何か 大人は何を教えたか 子供は何を知ったか 未だ覚めぬ夢の中 優しい嘘と静かな矛盾の狭間で 666 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/23 14 46 ID P/hWRxxg こんなのいかが http //www.geocities.jp/straypoet2001/ 667 名前:「豊穣祭の生贄」[sage] 投稿日:03/03/23 23 05 ID MLLFVa+t 繋がり 人々は誰もいなかった鎖の真中 空間抱き寄せた言葉という自己撞着支え その指先にある気流と何かを見ている眼 彼女の左手と右手の中にもない 動詞で または 遠い先から過去へと見通すという魚 赤と青の血管を持たないなんて知っている どちらでもないモノを今発見したかのように はしゃぎ回る気違いじみた祭りの前 その贄 それは十月の 永かったあの湖に映った心臓 大きな影と間に浮かぶ月の幻覚で水底に沈んだ その終わりの波が今ちょうどここに描かれた形をしているらしい 668 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/24 01 27 ID yiw2/+H2 631 :後へ続く者への詩 :03/03/19 01 13 ID 6qiWHom9 > 『16行の詩』ッ! 読んでいると味わいがスルメみたいに噛むほどに味わいが出てくる。 632 :star-star-star :03/03/19 01 20 ID BPFUEq2C > 人々の幸せあふれる街に 王子さまの銅像……溶かされて最後にハートの溶けない塊は……どうなったん だっけ。それが降ってきたような戦慄。 635 :ゆらぎり :03/03/19 05 07 ID zIlu5rPe > だけど、そんなに願わしいもんじゃない ゆらぎりは裏切りを実感できない弱さかな? 669 名前:16行でわかったこと[] 投稿日:03/03/24 01 46 ID 47YkeOWK 生まれてきて 四足で歩き 二足歩行して 母から愛をもらい 父から痛みをもらい 自我の檻を作り出し 友達と恋人と孤独を知って なけなしの金でバイクを買い 遠くまで行こうと旅立って挫折を知った 花を見て枯れ木見て 意味のない自分のろって 首くくろうと決めた桜の木に芽吹いた若葉見て とりあえず生きてみようと 記念にくくっといたロープが 「またな」って 手を振ってた 670 名前:黒い乳首の一生[sage] 投稿日:03/03/24 07 28 ID TD1XacuM 発芽して ふくらみ 花開いて いつかなめられる あやふやだった桃色が 上を向いて張っていた赤色が 蜜蜂をみつけて黒に染まり 蜜蜂に吸われて恍惚としてしなだれ 夢失ってうつむき 重力に垂れて 平等に死を受け入れる地面に いつか落ちて消える しかし黒いタネは残っている 671 名前:黒い乳首の一生(2)[sage] 投稿日:03/03/24 07 39 ID ihV+yKEj いつか発芽して いつかふくらみ いつか花開いて いつかなめられる と限らないにしても 672 名前:伝えたい気持ち[] 投稿日:03/03/24 07 56 ID Fey76MS3 やりきれぬ想い抱えながら さびしい夜もひとりで泣いた しあわせ知らない僕を救い いのちを与えてくれたんだ あんなにも遠く小さな光 なくした何かに重ねてみても たいせつな想い返らぬことに がくぜんとただうなだれて いきることさえ退屈してた つまらない日々脱け出したくて であえなければ気づけなかった もう迷わないと決めたんだ だきしめるたび感じることは いきていること そのあたたかさ すぐにも君に繋がりたくて キスで伝える「ありがとう」 673 名前:名前はいらないという名前もいらないかもしれないがどうでもいい[sage] 投稿日:03/03/24 08 22 ID pURx9RFb 16行の詩を書くにあたって言いたい事がありながらも胸の奥にしまっておきた い気もする昨今なのだが今日のところはあっちへ行ったりこっちへ行ったりす る事ももしかするともしかするかもところでもしかってどういう事だ?て感じ もあるやも知れずまたもしくは新聞もテレビもラジオすらも縁のない毎日を送っ ていたりするわけなのだがそれはまあこちらの三軒屋公園のあたりの公衆便所の 平行四辺形ABCD各点の交点E方面に潜んでいたりいなかったり黒ひげ危機一髪ゲ ームの情けない顔をした海賊の首がごとく飛び出していたりしてしまうようなそ んな事もままあるだろうドラムカンのミニチュアサイズを丸くドス黒いもので塗 り固めたようななんとも言えない物に置いておくとしてさて今日の議題となるわ けなのだが決して大げさな事をいいたい訳ではなくまた単に最近この場所で点を取 れないのは何故かを訴えたいわけでもなくじゃあお前さんは何を言いたいんだいこ のクソッたれと言われるのをやむなく甘受してそのうち切支丹伴天連どもをイラ クの爆撃の中で応援したいかもしれない症候群またの名をシンドロームなどと言うと 記憶しているのだがそんな事は闇だったり裏だったりするような所で語ってもらうとし てさあ本当に本題に入りたいかな入ろうかな入るのよそうかななどとあれこれ考えてい るうちにちょうど16行目がきてしまった訳なのでそれではみなさんまた今度の機会n 674 名前:春と戦争[sage] 投稿日:03/03/24 14 50 ID /RVmec6g あ・あ・あっ いやだな 季節いちまいはがして 空がこんなに青く つぼみ問われて一呼吸 もうすぐ答え出そうな気配だ いやな いやな春はじまる 時おなじくして戦争 メッセージをねだる戦争 いやだな おれ人間で国民 年金税金おさめて さあ何かを言え 発光する砂漠の夜に向かって、なんて 誰か植えた梅の低木 上端から開いてゆく 春の下降 いちばん底でいやがるおれを爆撃する 華やかになれ 華やかになれ すべておわりのはじまり その合間で 何かを言え 華やかになれ、で やかましい季節 おれやましいよ 何も言わないからなんにも ならないから 大枝がうねってひとつの世界 もうすぐ若葉も萌えはじめる 無為ひるがえっておれの日々 全身隠せる場所を探す 675 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/24 21 20 ID gN+6v6K9 批評家さん達ありがとう! 676 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/24 23 45 ID +FbfmeUm 631 早い。早さに懸けてる?内容が自由だと一番不利なシリーズ。ごめんなさい。 632 鉛玉が落ちて、心が空に昇っていく。物語性を感じます。 でも16行に無理にのばした感じするかも。名前欄もしかしてタイトルじゃなくてHN? 635 タイトルおもしろい。真実の愛?うーん。飛んでいるのかなぁ。むしろ着地? 636 赤いワインってなんだろう。あれはむしろドロくさいと思う。ちょっと想像。 637 タイトルほしい。リズムが一定。内容と照らしあわせても もっとプログレなリズムが好き。勝手な言い方ごめんなさい。 639 映画の一場面みたい。裸の松ってもやもやと光ってますよね。 常緑なだけに裸だと目立つ? 640 これで16行?すっごい。お題も吹き飛ぶ廃虚感。壁も吹き飛んでる。 夜に生身さらして。で、あくび。出ないんじゃなくて、出る。武器、かな。 641 すごくおもしろい。1ブロック?ずつ読むと、どんどん連れていかれる。 上がったり、下がったり、4連目で飛んじゃう。最終連で死んじゃう。 642 共感したけど、フリっていわれた。ちょっと悔しい。 最終連の反則?がセーフなのは番号のおかげ。アイディアだ。 643 うーん。よくわかりません。ごめんなさい。 677 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/24 23 47 ID +FbfmeUm 644 きれい。ハワイ?ほんとうに長い髪だ。いい景色浮かんだ。 646 そう。雪はなんであんなに黒くなるんだろう。あそこまでならなくても いいと思うのに。早く溶けてなんていわないけど、いう人はいるのかな。 647 固い文章で自殺の場面を描いた感じ、なのかな。ちょっと見えた。 匂いとかは伝わってこなかったかも。でも立派。 648 そうそう。なんでずれるんだろう。揃ってたらかっこよかったのに。 650 うーん。虫は嫌い。うなされそう。 651 すばれますねぇ。なぉきゃぉでノート買うだかね。安いもんね。 あぁ、すばらしき田舎もん。脳まですばれぇまでゃあと何歩だかなー。 652 下関の旧英国?大使館?を思い出しました。こんな雰囲気だったかも。 言葉でお城たてる人は好き。壊す人も好き。うん。恋したかもしれない。 660 好き勝手に(させられてる)?させてもらってる。子はしてるつもり。 人は社会の中しか旅できない?うーん。とんでけ。って、思いたい。 662 見ためにもう少しおもしろかったら...。でも、げろげろげろはいい。 665 あいまい?優しい嘘と静かな矛盾という言葉はどうなんだろう。 メタファーっていうよりはカッチリしてるみたいな。わかりやすいことを 綺麗な言葉でいっちゃったみたいな感じしたのは、誤読...かな。 678 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/24 23 48 ID +FbfmeUm 今回のお題は「16行の詩」です。 16行あったら何を書いても構いません。 締切は明日いっぱいになってます。 679 名前:詩板かぞえうた[sage] 投稿日:03/03/25 00 07 ID ye8HizLK ひとつ詩を詠め 急ぎゃんせ 西日射せるは 魔法の箱よ 惨憺たるは 我が過去よ 詩へと想いを 馳せるがよろし 語彙は足らねど 心意気 無へと帰するは 空しきや 名無き者にも 詠うは在るぞ 窶れ萎れて なお詠う 急に言葉は 溢れて消ゆる 銃を構えて 走りゃんせ いちいち周りは 見ずともよろし 銃に込めたる 言葉の弾よ 瞳射抜きて 星散らせ 一夜限りの 想いの猛り 一語一語に 込めりゃんせ 一路詩板へ 急ぎゃんせ 680 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/25 00 14 ID Ngy2qOjT こんなのが許されて、ぐりまるや他の奴らのが詰られるのは何故? 当り障りのない一人ごとなら許されるんだね。 こんな 676-677名前売りの宣伝いらねー。 じゃーな。 681 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/25 00 16 ID Ngy2qOjT 苦労して寸評書いてる奴と、こんな片手間の自宣者とが同じように感謝されるんだな。 お望みどおり黙ってやるよ。 682 名前:無名小説[sage] 投稿日:03/03/25 04 39 ID 6bH2X+IY 676-677 おつかれさま。いつもありがとうございます。つづきは感想スレへ 683 名前:正常位[sage] 投稿日:03/03/25 05 07 ID iojjxF44 1×1=1 1×2=2 1×3=3 聞こえる 1×4=4 1×5=5 1×6=6 角のない 鏡張りの部屋から 1×7=7 1×8=8 1×9=9 今日も聞こえる 9×9=81 9×9=81 9×9=81 角を探す 声が 684 名前:歩[] 投稿日:03/03/25 08 37 ID N86PwlUY 1歩目で軽く息を吸い 2歩目でゆっくり息を吐く。 3歩目で視線を右に向け 4歩目、視線そのままで 5歩目で遊ぶ子供を見る。 6歩目はさんで 7歩目で、怒れる波の声を聞き、 8歩目は何も考えない。 9歩目、10歩目過ぎる中 11歩目でつまづいて、 12歩目で身体を正す 13歩目を超えてゆき、 14歩目は忘れてしまった。 気付けばそろそろ15歩目。 16歩目を迎えてしまえば、後は黙って倒れよう。 17歩目は1歩目で、そうして僕は生きてきた。 685 名前:名前はいらない[age] 投稿日:03/03/25 12 06 ID mShFd+vo ああ、香ばしい春の匂いが・・・ ここは脳内あぼーんもできない低能どものすくつですか?(藁 450 あんたのその物言いも人間的に未熟だね(藁 どうせ本スレ680と681のジサクジエンなんだろ?必死だな( ´,_ゝ`)プッ・・(藁 宣伝だろうがそれを見て感謝すんのはそいつ次第だろうがヴォケ(藁 これだから形だけの感謝と心からの感謝の違いがわかんねー春自治厨はよ(藁 わかる香具師にはわかるんだよ。嫌な香具師は脳内あぼーん。これ最強。(藁 2ちゃんは便所のラクガキなんだぜ?タンツボだってひろゆきも言ってたろ。(藁藁 いくらかわやでオナーニ中にヒマだからって落書きに一人言ブツブツ言ってんじゃねーよこのヒッキーが(藁 来年から2年生のお兄さんになるだけあって下級生の見本になるようなりっぱな発言、感動した!!(藁藁藁 686 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/25 12 07 ID mShFd+vo ヽ(`Д´)ノバーヤバーヤ 687 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/25 21 59 ID dNBFAci9 684 まんま寺山の詩のパクりかよ。白状しな 688 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/25 22 01 ID XsLIpLli 667 メタファーの嵐。うぅ...。頑張って読んでみたけどわかりませんでした。 なにがわからないのかさえわからない。「動詞」の主語がどれなのかも...。降参です。 668 17行目もありそうですね。よかった。「またな」ってのはいいと思います。 私たちにはいつでもしあわせなその場所が用意されているのだもの。 にこにことロープもったまま、生きていこう。 670-671 もしかして途中で「あっ。12行しかない!」って気づいた? 乳首っていうよりは、おっぱいかも。植物みたいにしてるのはおもしろい。 672 愛か恋か、って考えると恋のイメージ。相手に抱きついてる。 彼女からも「えい!」って抱きついて。しっちゃかめっちゃかのイチャイチャ。 そのうちにはそっと、抱きしめる。傷つけあった後でも、お互いの正直、見つめて。 それを、伝える。伝え、たい。 673 すごいおしゃべりなのに何もいってないのが気持ちいい。 「ちょうど時間となりました」みたいな終わり方はよくあるけど、 16行制限をうまく言い逃れにしたおもしろさ。 689 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/03/25 22 02 ID XsLIpLli 674 戦争の出てくる詩で、何も戦争に対していわないってのがいいと思いました。 「メッセージをねだる戦争」いい。居つづけたい場所に向かって爆撃されるような。 そんな居心地の悪さ。春は答えを求められる季節なんですね。 679 うまい!びっくりしたのが13を「ひとみ」にしてるところ。 「詩板かぞえうた」っていうよりは「私的詩板かぞえうた」かも。 680-681 ごめんなさい。今回限りで引退するつもりなので、 どうしても最後に全作品に寸評やってみたいんです。やります! 683 シンプルで読み飛ばすところ多そうで、でも実は無駄も過剰もない。 構成、16行にぴったりはまってるし、かけ算は増殖していくドッペルくん? 「角のない部屋」で「角を探す」迷宮世界?でもタイトルは正直、?の嵐。 684 これ、いい感じで反則です。気に入りました。17行目があって、びっくり。 というか、納得、というか。俳句の「字あまり」みたいな感じでセーフにしてほしい。 690 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [] 投稿日:03/03/25 22 04 ID XsLIpLli しめきりは今日いっぱいになりました。 今回のお題は「16行の詩」です。 内容は自由になってます。どんどん投稿お願いします。 687 そうなんですか?? 691 名前:たもい[sage] 投稿日:03/03/25 22 04 ID aVL+3yjw 688-689 乙でぇす。w 692 名前:「anonymus (アノニムス) 」[] 投稿日:03/03/25 22 05 ID /w0oRhi0 十六にしてあたしは毒の味を知る。 苦さ故の快楽はもはや止められもせず。 只今はひたすらに毒を欲する。只今はひたすらに毒を欲する。 これが過ちと言うならばお前は一体どんな善戯を行ったと言うのだ。 如何せん何時の日かお前だって毒を欲する時が来るだろう。 変色を始めた脳から脱け出して ゆっくりと腐って行く身体を見ていたい。 そして、嗚呼 毒が欲しい。 そうだ、嗚呼 毒が欲しい。 孤独を餌に肥大したこの身の中の怪物が何時かお前を殺すだろう。 それが厭ならそれまでにあたしは身体を毒に浸せばいい。 憎むのと愛するのは何故こんなにも似ているのか 神をこっそり憎んでみたりして。 神をこっそり羨んだりして。 それではあたしは行くとしよう。この肥大した豚を殺しに行くとしよう。 世界中に叫びながら歩くのだ。 毒を頂戴。毒を頂戴。 愛さなくっていいから 毒を頂戴。 693 名前:あなた[] 投稿日:03/03/25 23 18 ID lNj5PZbe ①軍手 をする とセン イが混 じると いって あなた は素手 でいる けれど あなた の手も かなり 毛むく じゃら です。 694 名前:MOTION PICTURE SOUNDTRACK[] 投稿日:03/03/25 23 54 ID vCkt0rZj 日 月 火 水 木 金 土 と過ぎ去る日々を 昨夜 泥棒が ぼくの枕元に落としていった 目覚ましの音 ご飯を食べて 梅干も食べた 海苔を食べる これはうんちじゃないんだよね あなたと愛 695 名前:温風[sage] 投稿日:03/03/25 23 55 ID JVDBp4dr 風はホームを吹き渡り 夜汽車を待つ人々を こんなにも こごえさせるが あの若い父と母と 二人が見つめる幼子の 辺りでは 風も温んでいるようだ 気のせいだろうか それでもいい ただこの風が遠い中東の あの空にも吹くのなら 風よ伝えておくれ 銃を握るあなたの両手に 我が子のとびこむ時が ふたたび訪れますように 696 名前:壮絶なる議論の果てに[] 投稿日:03/03/25 23 57 ID vuLNdfd5 俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺 様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様 俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺 様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様俺様 お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様 お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様 お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様 お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前様お前は ヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケ ヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケ ヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケ ヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケヴォケ 時間がない時間がない時間がない時間がない時間がない時間がない時間が ない時間がない時間がない時間がない時間がない時間がない時間がない時 間がない時間がない時間がない時間がない時間がないひいひいひいひいひ いひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいひひひひひひひひひひ 697 名前:○チャンプスレ締め切り宣言○[] 投稿日:03/03/26 00 04 ID plYm8vos 締め切りです。 審査期間は、3/26~3/27いっぱい。 みなさん、奮ってご参加下さい。 698 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/26 00 08 ID P1mKe+OS 631 「後へ続く者への詩」 632 「star-star-star」 635 「ゆらぎり」 636 「無題」 637 「無題」 639 「太陽 VS 千手の松」 640 「町 のなか の 廃虚」 641 「16階段」 642 「16行のdepth」 643 「インプロンプチュ」 644 「夕暮れ」 646 「春近き冬 現実近き虚構」 647 『行く末』 648 「堕落論」 649 「トドマル」 650 「斑」 651 「しばれる」 652 「春の城」 699 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/26 00 08 ID P1mKe+OS 660 「旅の形式(しきたり)」 662 「逃げろ」 665 「優しい嘘と静かな矛盾」 667 「豊穣祭の生贄」 669 「16行でわかったこと」 670-671 「黒い乳首の一生」 672 「伝えたい気持ち」 673 「名前はいらないという名前もいらないかもしれないがどうでもいい」 674 「春と戦争」 679 「詩板かぞえうた」 683 「正常位」 684 「歩」 692 「anonymus (アノニムス)」 693 「あなた」 694 「MOTION PICTURE SOUNDTRACK」 695 「温風」 696 「壮絶なる議論の果てに」 投稿乙カレー 審査よろー 700 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/03/26 00 09 ID wIPcJJob ななひゃく 701 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/26 00 42 ID eJJXp5H9 698-699 本当に、ご苦労様。ありがとう。 702 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/03/26 00 51 ID P1mKe+OS 701 テレルゼチキショー 703 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/03/26 01 42 ID KqgxXQWM 644 淡々と素っ気無い語り口がよく合ってる。最終連も引き締まっている。 もともと絵になる素材だから、変に加工しないでもいいんだろうけど、 中盤にもう少しアクセントが欲しいなと思ったり。 646 短いからと思うけど、汚れてしまったかなしみの実感はうすい。 説明的な2連がやや雰囲気を殺してしまっているかも。 そのあと急に子供が訴えかけるみたいな口調になるのは、やはり違和感。 647 11行目から先が、不親切すぎる。 あと「先のことを予期」とか「醜態が歪み」とか、同語反復に近いし。 冒頭部分が引き込まれるだけに、残念。 648 陳腐さを楽しむ詩、なんだろうか。 これは実質一行詩なのだから、言葉の衝撃力は大切だと思う。 その部分がないと楽しめない。 649 浅学だからかもしれないが、「うすら高く」って「堆(うずたか)く」では? うっすら積もってるってことなんだろうか。 うむ、そんな不親切さが全体的にあって、近づきにくい感じがした。 650 数える動作にもっとこだわればいいのに、と思った。 ここが丁寧であれば、虫がいないという気づきも生きるのに。 このモチーフだと、16行は短すぎたのかな。 651 春ってやっぱり、やる気でない季節だ。 「つひに意味なく秋でした」(北園克衛)とふとつぶやく。 「つひに意味なく春でした」ってな心境ですな。 704 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/03/26 01 43 ID KqgxXQWM 652 こりゃまたきれいに切り取ったもんだなあ。うらやましい。 サイズに合わせた風景を書く。これたぶん画家の基本。 自信まんまんで置かれた最終行が憎らしい。 660 やや最終連に詰め込み過ぎかな。 こんなふうに優しくさとしてくれるのって、母親じゃなくって、 たぶん伯母さんとかなんだろうと思う。そういう距離の言葉だ。 662 ここで表現したいのは切迫感なんだろうけど、 視覚的に単調というか、均整がとれているので、伝わりにくいかも。 もっと盛り上がっていく感じだといいんじゃないかと。 665 人にはいろいろ考え方があるから、こういうメッセージの強い作品は、 支持されにくいだろうと思う。いつも。 「自分勝手に勇気を」持てるなんて、素晴らしいことじゃないか。 667 ここでクローズアップされるべきは「贄」だと思うんだが。 イメージも時間感覚も散漫なんだよな。 ステレオグラムみたいな見方をしないと、楽しめないかも。うーむ。 669 最後の希望の表し方すごくいいな。気に入りました。 でも前半の「人生」の描き方はやはり単調かも。 普遍的でもないし、個人的でもない半端な視点だと思う。 670-671 つけたしっぽい671部分はいらないかも。 これがあると、妙に下世話になる。それが狙いか。 前半部だけだと、黒い乳首は枯れた美しさのままなのに。 705 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/03/26 22 18 ID Zy/TAEq4 631 「後へ続く者への詩」 この短さの中に、飛躍を織りまぜてあるのはさすがですね。「縛り」から「亀甲縛り」とか、本当はかなり強引なんだけれど、流して読めてしまう。 632 「star-star-star」 最終行、「星」への伏線がないのだけれど「鉛玉」が落ちる地面から空へと、一息に視点が移るところは強引には感じさせず気持ちよいです。 奇麗にまとまっている反面、対比がやや単純かなと思います。16行以下で書いたほうがすっきりすると思う。タイトル、シンプルだけど好きです。 635 「ゆらぎり」 一、四連では感情をそぎ落としたような動的なイメージ、その間の二、三連では視界が変わって内省的な印象。繰り返される「飛ぶ」という一語に、確かな自覚を持っているような明るさと、同時に不安がつきまとうような暗さを感じられる。 「意味」や「価値」という広い意味の言葉をつかむために、何かとっかかりになる言葉が欲しいです。 636 (タイトルなし) 酔いの上に降りそそぐ日射しなんて、情景はとても魅力があります。三連までの素っ気ないような軽い感じを、四連はずっしりと受けとめすぎたよう。意図的だと思いますが、「女」と「彼女」の人称の違いもやはり不自然に見えます。 637 (タイトルなし) 「空の欠片」「骨」など、繰り返すことであそことあそこが繋がりそう、で、うまいなと思いました。一面的な画の中に、空と海の広い視界と、覗き込んだような狭い視界とがある。 639 「太陽VS千手の松」 まさにタイトル通りの構図が見事に決まっている。だから、タイトルはこれじゃなくてもいいのではとも思いましたが。出だしから加速していくスピードのバランス、16行の割り振りのバランスがとてもいいです。 「ぼくら」ふたりは、まだ対峙する太陽と松の傍観者なので、そこからさらに自身が太陽へ向かうところを描いたらどんな風になるだろう、とか。「十六茶」は読者サービス? 640 「町 のなか の 廃虚」 「夜」という一文字が効いていますね。タイトルにある「廃虚」という言葉が、作品の全体をしっかりと覆うイメージ。 706 名前:名前はいらない[sage ] 投稿日:03/03/26 22 20 ID WPmD8bKW クロラさん、どうも有難うございます。 698-699 投稿一覧 707 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/03/26 22 22 ID Zy/TAEq4 642 「16行のdepth」 作品中にもある通りラスト一行のための詩という感じでした。 「女or男」のときの「ありか」という作品で、「君の女の子はどこにあるの」という言葉があったのですが、その感じに似ていると思う。 「シンプルだ」と言ってしまうと、途端に矛盾になってしまうようなこと、「言いたいこと」。最後の叫びはその矛盾に留まったままでいるのか、それとも抜け出そうとしているのかな。 643 「インプロンプチュ」 四連で、急にあたり前の表情に戻って、語りなおした感じでした。 644 「夕暮れ」 ゆっくりと時間が経って陽が暮れていく、その場の雰囲気がすごくでています。 最終行は「君」と出会って起こったことの結果とも取れるし、それまでにじっと海と向き合う「ぼく」の姿から、「海」が「君」であるような予感を感じられて、すべてが入り交じったようなイメージが自然に浮かびます。 646 「春近き冬 現実近き虚構」 産まれる子どもが降ってくる雪で、地上でだんだんと汚れて溶けていくというのは面白いのですが、その置き換えが「どうして汚れてし
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/500.html
ページ:1 2 3 作品 ■▲▼ 「ひどいし」 パート1 お題が、ひどい詩ということで さっそく「ひどいし」で変換してみた。 →【酷い詩】 そのままか・・・面白くねぇ。 って、「ひどいし」からどんな変換が面白いのかと聞かれても よく考えたらバリエーション少ないよな。所詮「ひどいし」 でも俺的には、例えば「きょういん」を変換して →【狂淫】・・・orz みたいなのが欲しかったわけよ! 分かるっしょ?この自分に言い訳したくなるような寂寥感。 ひどい詩を読んだ時とかに繋がる気持ちですよ! あっ、お題とも繋がった。 つーわけで、勘のいい人は既にお気づきでしょう。 そーです。下ネタです。 下ネタは厳しめの審査と言われて、あえて下ネタでいく俺。カコイイ さて、ここからどう話を広げようか? 下ネタに限定したせいで広がらねぇー。がんばれ俺。 (パート2に続く) パート2 書いてから気づいたんだけど これってお題にそっているのだろうか?うーん微妙。 でも解釈は自由って書いてあるから大丈夫かな? てか、そもそもこれは詩なのか? 自分で書いておきながら自信ないぞ。 だいだい詩って何だよ?判んねぇよな実際。 やべぇ、全否定だ・・・ んで、調べてみたわけです。 詩とは「言葉の結晶」である・・・らしい。 OK!判ったぜ。じゃあ俺の詩も大丈夫だ。(希望的観測) 教えてくれた方、勇気をくれてありがとう! (注)たぶん一般人 (パート3に続く) パート3 しかし、「言葉の結晶」ってのはいい表現だね。 言葉の雰囲気がいいだけでなく意味もいい。 辞書で調べてみたら 「積み重ねられた努力などが一つの形をとってあらわれること」 って書いてあるんだよ、これが。 つまり努力の結果が結晶なわけだ。・・・たとえ濁っていてもな。 (パート4に続く) パート4 さて、「ひどいし」を変換して「酷い詩」と出たわけだけど じつは、結晶を辞書で調べたついでに「酷い」も調べてみたのです。 それで分かったんだけど「酷い」という字は「非道い」が語源なんだって。 まあ、使う言葉としてはマイナスイメージしかないよね。 でも、プラスの感情表現に使われることもあるのです。 「ひどく感銘を受けた」とかさ。語源由来辞典に書いてあった。 つまり、普段はマイナスイメージしかないけど 相手によっては好感をもたれる振る舞いをするってことです。 ツンデレ確定。 (ファイナルに続く) ファイナル 「ひどいし」もいよいよファイナルです。 いままで付き合ってくれてありがとう。 え、何? ツッコミを入れたがってる人がいるって? あー、あれね。下ネタのことでしょ。 パート1で下ネタ全開で進行させると思わせておきながら 実のところは放置プレイだからね。 こりゃツッコミたいのも無理ない。 期待させておいて期待を裏切るわけだからさ。 まさに外道、いや鬼畜だな。 ・・・気づきました? そう、これが下ネタ。 つまり、言葉で表現するだけが下ネタではないのです。 突き放しっぷりがエロティックでしょ? だって、放置プレイですよ、外道ですよ、鬼畜ですよ 狂淫ですよ!(これは違う) まさに会心の一撃。やるな俺。 え?無理? 468 名前:「ひどいし」 パート1[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 22 20 59 ID Xcqu2esQ 469 名前:「ひどいし」 パート2[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 22 23 13 ID Xcqu2esQ 470 名前:「ひどいし」 パート3[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 22 25 11 ID Xcqu2esQ 471 名前:「ひどいし」 パート4[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 22 27 14 ID Xcqu2esQ 472 名前:「ひどいし」 ファイナル[sage] 投稿日:2006/09/14(木) 22 29 44 ID Xcqu2esQ 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 468-472 :「ひどいし」:工夫してプラスになっっちゃったぁぁ 502 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07 41 55 ID k+eo4X5j 468-472 この作者にひどい詩を書けというのは無理な注文なような気がする。 筑紫哲也にお笑いをやってくださいと注文して、行儀のいいギャグが返ってきた時のような罪悪感を感じる。 ちなみに俺が下ネタに厳しいといったのは下ネタ大好きだからです。 質の低い下ネタじゃ満足しませんよってこと。 506 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 17 11 ID xPFEPXQz 468-472 :「ひどいし」 無理です♪まはいひ♪読んでいて対話したくなる内容でした。 今回のお題の狙いが何処にあるのか分かりませんが、評文書きながら 酷い詩とは何かを私なりに考察してみました♪ぷちっと それは内容が酷いとかでなく、下手な詩を酷い詩であると私の中では定義されましたのです。 例えば、どうしようもなく突っ込みたくなるようなフニャケタフレーズだとかを用いれば それで酷い詩確定!とね まは今回たくさんの投稿者それぞれお題の捉え方が 違うようだけど、審査員としては気楽で今回はとても楽しい♪ぽん ■▲▼ 直線的短時間の栄光 小生意気に御前のケツにソーセージを嵌めこみ 俺はご満悦 夜の帳が鼻水をたらしたら、御前の胸の谷間はねばつく 尻から生えた毛が尻尾になるまでに何日経とうが 俺はブルマを頭に被り、坂上から歩いてくる ミニスカの女性高生にラマンの欲情を抱く キリキリ舞いの竜巻でスカートを跳ね上げ 中身を貰ってやろう 奥の園を舐めてあげよう 俺は君に欲情した。年下に興味が湧くなんて思わなかった でも欲情した 俺の珍宝はエンパイア・ステートビルのように煌めきながら 張り子の虎になっちまった 御前で自慰することも空の月も同じ様なもので 原始より螺旋し続けるDNAのリイビドーと云ったところか きーきー怒鳴るヘビメタ野郎は粋がることが モテル条件だと思うちょるようだが、そうでなく 孤児ハッチが幸福を求めた時の寝惚けた顔のように 御前もやらなくてはいけない 足の裏に生えた毛は毛じらみを起こし痒くてしょうがない パンツの中身は毛だらけ。俺のアニマルは2tトラックで拡声器で いつだって叫んでいる 夜遅くまでの仕事も御前のキュートな面っ皮を眺めれば 胸の安堵も宴のデザートさ 一日が長いように 一日は短い 御前もヘビメタ野郎も何のために生きているのだろう 俺が分らないことをおまえらが分かるわけないが、女子高生の 君にだけ教えてあげよう 臥所で教えてあげよう プラグに火が付き潤滑油が流れスパークした後の爆発でピストンが稼動する夜に 透明高速も中央高速も無人道路になり 何処まで飛んでゆける 19んだ 十返舎一九だ ぎゃおう 今夜だよ 今夜 473 名前:直線的短時間の栄光[] 投稿日:2006/09/14(木) 22 57 38 ID /TYoodur 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 473 :直線的短時間の栄光 :意味わからない、……だけではねェ…… 502 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07 41 55 ID k+eo4X5j 473 カタカナをふんだんに使って安っぽさを演出している。 女性高生とかところどころにことばの面白みを感じる。 現代的な劇画タッチな印象だが、劇画でいえば最後のページが下書きのまま。 ラフといえば聞こえはいいが、フィニッシュは見開き大アップでクリトリスの形さえよくわかるような感じのほうが 読み手としては一緒にイケるぶんよかった。 507 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 17 54 ID xPFEPXQz 473 :直線的短時間の栄光 誤字脱字リズムを無視したようでいて、恐らく 速効で書いて推敲なしの作品♪酷い詩でなしにおじゃん♪ 949 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/09/21(木) 21 20 00 ID c9bZzx5C 473 直線的短時間の栄光 まごうかたなくジャムったエロを書いているわけだけども なんか、書きなれてないのか疾走感が足らない。 文体が要求してるのは少し遅いテンポらしくて、ジャムの期待値にあわないのがザンネンだった。 963 名前:穢土 ◆34law0hz56 [] 投稿日:2006/09/29(金) 00 03 07 ID ngKrPyLe 直線的短時間の栄光 と思われる題名の作品を書きました。 三十秒で書き、手を加えずに誤字脱字のまんま 出しました。酷い詩チャンプになるのも難しい梁山泊です。 あろは ■▲▼ なぜなくの? 野武勢りの 騒擾暮れて 虫の音 474 名前:なぜなくの? [] 投稿日:2006/09/17(日) 02 12 29 ID frRCooXi 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 474 :なぜなくの? :秋は涼しい、あたりまえ? ……?? 507 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 17 54 ID xPFEPXQz 474 :なぜなくの? 誤字? 酷い詩でなくて良い詩とおも♪ 加点対象であるかどうかは微妙 ■▲▼ お葬式 洗いすぎて色が薄くなった真っ黒のワンピース おじいちゃんに買ってもらったの、に まだ新しい黒の靴 来週のピアノの発表会でおろすつもりだったの、に ふちにレースのついたお姫様みたいなハンカチ こんな悲しい涙を拭くためのものじゃないの、に キティちゃんの柄つきの貴重なティッシュ 鼻水は次から次へと出てくるの、に おじいちゃんが死んだだけ、で 困ることがたくさん起きた だからおじいちゃん、 戻ってきてください 475 名前:お葬式[] 投稿日:2006/09/17(日) 12 14 31 ID YDq2OJM0 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 475 :お葬式 :おじいさんよりおばあさんが、孫からは好かれてるらしい、そう言えば、詩にか書かれて、お葬式出される。……ほぼ、おじいさんだねェ。 507 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 17 54 ID xPFEPXQz 475 :お葬式 これもひどい、、、、 509 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 43 42 ID xPFEPXQz もう一つどうしようもない作品がありました。 475のお葬式、、、 最後の一行に酷さを感じました。これは意図的なのかどうか? お題に対して意図的に書いたのなら、見事なTUBO押し術を心得た人で 本当に酷い、、、他にも酷い詩はあった。 477・・・・・これは本当に酷かった♪ 【得点】 2点 娘z1 ◆666.SaoPvk:2点 ■▲▼ 読んでない そんだけ 評価おわりだD 適当に- 476 名前:読んでない[] 投稿日:2006/09/17(日) 13 46 48 ID 92Kk8/Dn 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 476 :読んでない :正解! ひどいの読まない。なぜかわかるんだよなぁ……つまらない詩は でも、0点 安直スギと感ジィ…… 507 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 17 54 ID xPFEPXQz 476 :読んでない ahobakainechimaina(冗談ですを♪ ■▲▼ 父さん 「うるさい」 ねえお父さん、ほら、見られてんよ 「黙れ」 お腹すいた、ねえ 暗いし 「うるさい」 ふぇふぇ・・・ふぇううう 「黙れ」 ふぇとうさ・・・・・・? 「お前、なんでついてきたんや?」 ひっく だって、 ひゅっ とうさん一人やん 「一人でええから、お前 帰れ。」 ひっく・・・ だってあそこいくんやろ? 父さんまだあれ持ってんやんか、血がついたやつ 一緒にいくよ 父さん好きやし 父さん、 ほら、 見られてんよ 鼻水でてきちゃった、なんか火があるね 熱いや とうさん、あのさ・・・・・ 「消えよった、ほんまこらえ性のないやっちゃ。」 477 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/09/17(日) 19 55 46 ID ACvvjbrj 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 477 :無題 :なんか落ちがわからん、気になる。どういうみなの? 説明キボ==ンヌ 3点 507 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 17 54 ID xPFEPXQz 477 :無題 これまたひどい、、、、 509 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 43 42 ID xPFEPXQz もう一つどうしようもない作品がありました。 475のお葬式、、、 最後の一行に酷さを感じました。これは意図的なのかどうか? お題に対して意図的に書いたのなら、見事なTUBO押し術を心得た人で 本当に酷い、、、他にも酷い詩はあった。 477・・・・・これは本当に酷かった♪ 510 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/09/20(水) 22 58 29 ID jkFJ4I4d 1点 477 無題 幽霊の会話だろうか、原爆か何かだろうか、ゲーテの『魔王』だろうか。不思 議な読後感があった。 958 名前:体力切れの葉っぱ[sage] 投稿日:2006/09/23(土) 08 49 17 ID 0chyekfU チャンプさん、準チャンプさん おめでとうございます。 審査、評のみなさまお疲れさまであります、ありがとうございます。。 ええ、477の無題なんですが、、ありゃあ、ストーリーの筋を全部とっぱらって 1シーンだけ書いたという読者に酷いことしてるやつで、(途中で書きやめたさいきょうさんのとか 白紙のsumさんとかと基本的には同系になるのかな。。)近頃戯曲ばっかし読んでる影響もちょちあるみたいです。 頭においてあったのは子供を撲殺した父が地獄への道を歩いている最中のシーンですか。。 (まあ、そんなシチュエーションは読み手が自由に浮かべてくれればいいんですが。) >かのさん。幽霊との会話が当たりです。 >イタチ小娘さん 次大変です。。あたしは光瀬龍から先に読んだんだけど、記憶にのこってんのは萩尾もとだけだったり(w) 【得点】 5点(準チャンプ作品) ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 娘z1 ◆666.SaoPvk:1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ 弾痕 彼は 知性と野生の織り成す 一枚のみごとなタペストリーのようだ ぼくはそう思った 彼の祖父は 満州の将校だったそうだ 日本本国が占領されて戦争が終わったとき 東京で死刑にされるところを アメリカ人となにかの取り引きをして免れたらしい おれのじいさんは悪人だったのさ そう言って皮肉っぽく浮かべた彼の笑みは 自嘲に見せかけた自慢だったと思う 彼は父親のことはしゃべらなかった 母親はきれいだった、元華族の家柄だったと言った 兄弟はいるのかどうか分からない 友人が多かった なかには子分や用心棒気取りもいた はたから見ればぼくもそういうひとりなんだろう 彼は彼のマンションにいつも見知らぬ誰かを住まわせていた 男のこともあれば女のこともあった 彼は拾ってくるのだと言っていた どういうコネがあるのか 背広を着た背中にちょっとちがう雰囲気のある男が 彼となにかを話していて 男はぼくを見ると彼に頭を下げて帰っていった なんか、こわい人だったけど と、ぼくが言うと ボーリョクダン と、彼は答えた へえ ぼくは必要以上に驚いた顔をつくって彼を見た 彼はぼくの非難の視線を手で振り払うようにして おれじゃない。父親に頼み事があるんだ、あいつら それがなぜ、きみのところに? 知るか! 彼の声は不意に高まり、彼自身を気まずくさせた ぼくは困った。彼は不機嫌になるときまってあの錠剤を飲むからだ それで今夜のパーティーは、ぼくの苦手な種類のものになった 彼の加速された大盤振る舞いによって、みんなひどく酔った 全員が誰かしらと身体のどこかをつなげていた アルコールもクスリも体質に合わないぼくは ひとりで キッチンに引きこもって大量の食器を洗うことに専念していた 彼らの幼稚さに腹が立っていた 洗い終わったら帰ろう おい、来いよ 彼の呼ぶ声が聞こえ、命令口調が癇に障る ぼくはもう帰るよ そう言うためにリビングの扉を開けると クラッカーがいっせいに鳴らされ、ハッピーバースデーが歌われた 日付が変わって、今日はぼくの誕生日だった 彼はぼくにウインクして、ぼくの肩を抱き、シャンパンのグラスを持たせた ぼくは下戸だが、ひといきにグラスの半分ほどを飲んだ 何かが混ぜられていた 彼が笑って何か言い、ぼくの隣には女の子がいた 意識はちぎれるほどに長く引き延ばされ、一瞬にしていきおいよく縮んだ ぼくはソファに座っていた 彼らは丸いテーブルの周りを囲んで座っていた 夜明けの時間だった 全員が黙っていた テーブルの上には拳銃が載っていた 彼は拳銃を手に取り、6連発式のリボルバーに銃弾を一発込めた だらしなく垂れたペニスをズボンにしまって、ぼくはソファから立ち上がった ロシアンルーレット? 似たようなものだが、 彼は二発目の弾を込めた すこしちがう 眼球の毛細血管が破裂して、彼の左目は赤く染まっていた 彼は五発目の弾を込めると弾倉を勢いよく回転させ、拳銃をテーブルに戻した さて、諸君、おまえたちはおれのようになりたいと言った 願いをかなえてあげようと思う 引き金を引きたまえ 男も女もじっと座って動かなかった 始めろよ、早い者勝ちだぞ 誰かがおれになる そして残りは全員死ぬ 死ぬと聞いて、女の子がぴくりと肩を震わせた それが彼の注意を引いた おまえからだ わたし、できません おれになればできる わたし、わたしのままでいい 嘘をつくな! おまえはおれになりたがっている おれのを咥えたみたいにこいつを咥えろ! 彼はテーブルを拳で叩き、思わぬ大きな音がして、女の子は漏らした 足元の床に薬品くさい水たまりが拡がる 彼は拳銃に手を伸ばし、僕が横取りする はい、ここまで。みなさん、おつかれさまでした 女の子をこわがらせて、こんなの、きみの趣味じゃないだろ? きみの趣味じゃないだろ? 彼は奇妙なしなをつくって身をくねらせ、ぼくの言葉を鸚鵡返しに繰り返した 彼の下品な揶揄にぼくは戸惑いつつも、予感があり、自分の顔から血の気が引くのを感じた ホモのオナニー野郎 彼は言った おまえ、おれを見ながら一晩中そこで自分のをしごいていたな 変態だな、おまえ ぼくは彼に銃口を向けた 彼はシャツの胸をはだけた おれになれるのはおれだけだ おまえはおれを指をくわえて見ていることしかできない いや、おれのを咥える夢を毎晩みていたんだろ? ぼくは天井に向けて引き金を引いた 銃声が鳴り響いて 金縛りのとけた男たちと女たちが部屋から逃げ出した ぼくと彼しかいなくなった部屋で ほら、とぼくは言った ほら、ほんとうならきみはいまごろ死んでいる きみの運なんて すごいだろ? ほんとうならいまごろ死んでいるはずのおれに弾は当たったか? どうしてだろうな 昔からそうだった おれは選ばれているのか 彼はぼくに近寄ってきた どうしてだろうな ぼくは彼の足を狙って撃ったが、外れた どうして他人はおれになりたがるんだろうな おまえでさえおれになりたがっている おれは求められる おれは求めない おれはおまえたちを憐れんでいる 彼は拳銃を持ったぼくの手を両手で包み込むと 銃口を彼の胸に押し当てた 熱くなった金属が肌を焼く煙があがり、いやな匂いがした さあ、引き金を引いてくれ おれをおまえの手で完成させてくれ 引き金を引く直前、彼の手を振り払い、ぼくは銃を口に咥えた カチン、と音がして、弾丸は発射されなかった ぼくは彼から盗んで、ぼくは望んでいたものをすべて手に入れた 彼はぎゃあと叫んで、ぼくを殴りつけ、拳銃を奪い取って引き金を引いた ぼくは腹の穴から内臓の破片を飛び散らせて床の上を転げまわった おれはおまえになっちまったのか!? ぼくがきみになったんだ、きみがぼくになったかどうかなんてもはやどうでもいいくだらないことだが、せいぜい長生きしたらいいと思う、ばーか 彼はもういちど引き金を引いてぼくを殺した 拳銃には弾がもう一発残っていたはずだが 彼が自殺したかどうかは知らない 478 名前:弾痕1[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 03 59 05 ID Wm3JwiEU 479 名前:弾痕2[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 04 00 15 ID Wm3JwiEU 480 名前:弾痕3[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 04 01 31 ID Wm3JwiEU 481 名前:弾痕4[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 04 02 32 ID Wm3JwiEU 482 名前:弾痕5/5[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 04 03 15 ID Wm3JwiEU 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 478-482 :弾痕 :パーティの主役。ここまでまとまると、ひどくないような……、1点 503 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07 57 12 ID k+eo4X5j 478-482 面白いな。うまいな。 内容は映画みたいな感じのストーリーだが 細かく改行する詩の形式が見事にハマっている。 504 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:2006/09/20(水) 14 40 06 ID k+eo4X5j 478-482 :弾痕 こんな映画みたいな面白い内容でしっかり詩として読める。 詩って何なんだ?と考えさせる。 最後に死んだ語り手がなおも語り続ける手法もフィクションを感じさせる効果があってよかった。 こういう手法は下手な小説(しかも大手出版社から出版されている!)に多いのだが、 こんなにメタフィクショナルな効果を感じさせられたのは初めてだ。 でもなんとなく3点はあげたくなかった。 508 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 18 24 ID xPFEPXQz 478-482 :弾痕 最後まで読ませてくれた。ハードボイルド、ノワール、、、何がなんだか分らないけど 楽しめました。 949 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/09/21(木) 21 20 00 ID c9bZzx5C 478-482 :弾痕 異色短編という風情で、二人の男たちのストーリー。 逆ロシアンルーレットで二人の運命を交換したというメインのアイディアが秀逸だった。 だが結局のところ死んでしまっているので、やはり酷い結末ではある。 臨場感に満ちた筆。暗い画面の異色短編邦画を見ているような気分になった。 957 名前:ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 [sage] 投稿日:2006/09/23(土) 06 11 14 ID 4OjcVKfK うぃーあーもんきー。ゼッケンです。 478-482 :弾痕 を書きました。 ちょっと笑えるようなのを書こうともしたのですが、 460-462 :無題 を越えるものができなかったのでやめました。 ひどい詩ということだったので、ふだんどおりでいいか、と べつに書きすすめていたものを投稿させていただきました。 好きだなあ、と思ったのは 460-462 :無題 ものすごくうまいですね、これ。 466 :9.11 秋晴れのせつなさ。 気になるなあ、と思ったのは 473 :直線的短時間の栄光 477 :無題 484-485 :魔がさす でした。 【得点】 3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2:2点 ■▲▼ くだらない くだらない詩を書く奴らの気が知れない くだらない言葉を並べたてて何になる? 愛の夢だの希望だの 見え透いた妄想にはもう飽きた そんな言葉に何の意味がある? 本当の闇の深さを知ろうともしない オマエラは薄っぺらい影絵人形 絶望を演じることもできないくせに 狂気の何が分かる? 空っぽの人生に 空っぽの言葉を詰めて 空っぽのまま 空でも飛ぶか? くだらない オマエラの捨てたくだらない物どもで 世界は見事に夢の島だ オマエラの詩を読むよりも オレは回線ぶった切って クソして寝るぜ 明日のために 483 名前:くだらない[] 投稿日:2006/09/18(月) 21 31 21 ID sKRaNrxi 【コメント】 497 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:2006/09/19(火) 01 58 11 ID KMfBdizp 483 :くだらない :オマエもなー、あ、間違えた、おれもモナー さ、ねよ、1点 503 名前:イタチ小娘。 ◆8rr1u/54T2 [sage] 投稿日:2006/09/20(水) 07 57 12 ID k+eo4X5j 483 それを言葉で言うんじゃなくて表現してたら面白い詩になってたかもしれないのに。 自分がくだらないと思うような詩を誇張して書いてみたりさ。 508 名前:娘z1 ◆666.SaoPvk [] 投稿日:2006/09/20(水) 22 18 24 ID xPFEPXQz 483 :くだらない 貴方がくだらないと言うのは、貴方の価値観が狭まっているから。主観だけで生きているから、 貴方に客観が存在するなら、見て見ぬフリするのがお行儀の良い行いだと思うの♪ でも、その叫びっぷりは好くてよ♪ 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/341.html
前へ ← 1 2 3 4 作品 ■▲▼ 夜釣り 仮初を仄めかし 手渡された薄い足場は 見渡しきれた誂えの闇、案外だ 対角線で、そう言えば包まれてしまえそう 揉み消すとの約束、鈍る思考で信じて 過去に幾度おりた諦めの張を 今に手繰りあげた諦めきれぬ張を 夜明け見たら終い 白波は、この足を濡らし 跳ね上がり、この頬を濡らし 起ち上がり刺の先々は 降り注ぐ、この鱗一つ一つに 夜明け見たら終い 忽ちに見失う四方の端 交わりに伏せて大の字になろうとも 釣られた魚は太陽から逃げられもせず 野良猫は増えてゆく 熱は地に移りゆく 誰にも付かぬ月と星 新参よそおう常連の風、薄情だ 55 名前:夜釣り [] 投稿日:04/09/07(火) 10 55 ID pfz+KTXv 【コメント】 75 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 16 52 ID daf/uZbc 55 夜釣り 「手渡された薄い足場」「四方の端」などは直接的には濡れ床だろうが、もっと広げる なら、恋愛のステージの隠喩なのだろう。果たして、このメタファー、成功しているかどうか。 全体が5音、6音、7音の亜定型になっており、それが軽いリズムを生んでいる。 でも、なんか読後感がスカッとしない、パリッと食せない。なぜなんだろう。 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 1点 55 :夜釣り :04/09/07 10 55 ID pfz+KTXv 何を釣るのやら。足元が気になる? 110 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 19 47 30 ID s6NTt1gC 55 夜釣り 文法的に筋を追うのが難しい。イメージの展開にも表面的な論理性があるわけではない。 初期の荒川洋治っぽい?そういう作品として虚心に読んでみる。 夜釣りをしていると朝が来る、それは新鮮な振りをしている中古の風にすぎない。 そんな朝を迎えてしまう前に、夜に組上げられた仮初の足場で何かを釣り上げようとする、 過去に何度も諦めた「揉み消すとの約束」を信じて。そんな所だろうか。 この作品は多分比喩として読んではいけないのであって、茫冥とした中に浮かぶ記憶の形という事だろう。 それが何を意味しているか?そんなことはわからない。ただその様な形象を詩人は見た、 そして読み手は何かは分らぬが何かを感じる、そういう事なのではないか。 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ 詩人霊園メルヘン この世にはもう 月と星と夜と風と 春風と通り雨ときみ だけがあればよい とのたまうこと この頻度は、詩人がインクと羽ペンを消費する量に比例する 上記の名詞については任意に変更、追加してよいが 十を超えることは稀であろうと不肖私は推し量るところである 頭上を囲むこと数平方を住処とし 一日を丸ごとには頬張らず しかもそれを嗜みとして捉えているようでもある ちらとでも葉が揺らめけば 活目して見よと隣人の肩を叩き そんな詩人の隣人は 湖の波紋に気を奪われていたところを邪魔されて喧嘩になる というのが日常だ ひとりを好むが孤独は嫌い 大声は張り上げぬが心に留め 醜いものをいかにして美しく表すかに心血を注ぎ かと思えばもとより美しいものに対しては 「美しい」とのみ表すことを これまた規範のようにしてかっちりとこなす 月に魅せられて没する者 茨に捕らわれて帰れぬ者 女に飼われて立てぬ者 艱難辛苦はなはだ多き人種である 伝えよう 詩人霊園メルヘンは門扉も守衛もなく万人を受け入れるものである 60 名前:1未満から ◆MO1pk/rqmI [] 投稿日:04/09/07(火) 21 00 ID D2459n4D 61 名前:1未満から ◆MO1pk/rqmI [] 投稿日:04/09/07(火) 21 01 ID D2459n4D 【コメント】 93 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/10(金) 01 09 ID dHoB/VyZ 60-61 詩人霊園メルヘン 独特の語り口がよい。自己の詩のスタイルができている。きちんと立っている詩。 詩人という病人をこれほどまで的確にユーモラスに描写されていて、作者もミイラ取りの ミイラなのだろう。私にもミイラの棺の隣の土地一区画、二十円で売ってくれ。 101 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 59 43 ID yKUVa/MH 61 詩人霊園メルヘン 僕は「詩人霊園メルヘン」を見たいとは思うが説明されたいとは思わない。 説明は散文がしてくれれば良い。 この作品は、詩人霊園メルヘンを形作る言葉を発見していない。 世界観=措辞はかっこいい。 【得点】 1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ 夜の絵 夜を描く時 ある人は それを黒く染め またある人は それを紫に染める ある人は それを深い蒼で塗り またある人は それをくすんだ灰色で塗る 『実際 夜はどんな色をしているのだろう?』 誰かの素朴な問いかけに 夜は空気を震わせることなく答えたという 『もともと色なんてなく ただ暗いだけだ』と―― 64 名前:夜の絵 [] 投稿日:04/09/07(火) 23 52 ID ilF5VpI/ 【コメント】 75 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 16 52 ID daf/uZbc 64 夜の絵 落語の小噺のようで、軽いオチがいい。 100 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 26 11 ID JWg0AAGF 64 夜の絵 1点 夜はただ暗いだけ・・・・詩的だね。絵描きが思い思いの色を塗る夜空。すごくイイ。 101 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 59 43 ID yKUVa/MH 64 夜の絵 無い物を書くのは詩人に限らず人間の古くからの欲望だろう。 宗教も芸術も、ない死を夜を、夢を描こうとしてきた。 この詩もその努力と不可能性を語っていく中で「無い物」を 逆説的に炙り出していかないとだめ。 716 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/12(日) 21 05 53 ID 1A9O/6JQ チャンプ、それから準チャンプの方おめでとうございます。 週番制度と集計を誰がするのか(そして、今誰がやっているのか) が微妙に良く分かってないAlniteです。(爆 今回は私も参加してみました。 本スレ64『夜の絵』、実はコレです。 二点ももらっちまったぜー♪と内心ニヤニヤしてたりします。 チャンプや準チャンプにはなれなかったけれど、それでも 複数コメントがついたこと、そしてなによりも 一点以上得点できたのは嬉しいです。 ありがとうございました。 また参加しようかな・・・楽しかったし♪ それでは、次回「~がない」に期待することにします。 【得点】 2点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:1点 ■▲▼ 星座 「皿座」 ひとつの星が庭におちて それは晩ごはんのおかずになった こうばしく甘いかおりが ゆげにのって狭い家をつつんだ ちょうどいい感じに焦げ目がついて 皿の上に盛りつけられて それでもまだ やわらかいひかりは部屋をてらした さめる前に食べてしまわなくては ひかりが消えてしまう前に 食べてしまわなくては 「掃除機座」 足の裏から雲と影の交わるところまで 金色に反射するのは麦ではなくゴミ畑 世界がゴミにかこまれたあと 動く掃除機は彼だけだった 注意深く写真をやぶくように 風景に溝をあけるのが彼に与えられた命令だった 鉛筆デッサンにプラスチック消しゴムをかけるように ゴミ畑に道を開くのが彼に課せられた義務だった 彼のすべてはちらかった状態ときれいな状態と言う二元論であり 整然と秩序だった状態を愛することは生まれついたときからプログラムされた彼の本質だった 彼は自分の仕事に使命感を持っていたし 彼は秩序を邪魔するものを異物として認識した 風がどこかから種を運んできて ゴミ畑に命が芽生えたとき 彼は当然のように憤然として踏みつぶした ゴミ畑のゴミがすべて掃除されたら 彼は花畑と戦うことになったが そのころには彼はうまく動くことができなかった 彼が描いたミステリーサークルの真ん中に ひとつの星がやってきたとき 彼はすでにゴミになっていたが 星は生命にも地面にもゴミにもやわらかなひかりをなげかけた 「ひこうき座」 こんなに暗いのは空が曇ったからではなくて 星が残らず落ちてしまったから ひとり乗りのセスナは 星座のかたちをなぞって飛ぶ オリオン 双子座 カシオペア 想いは感覚の反射神経 見返りをすいつくしたあとには 最新の望遠鏡もなにもうつさない 無感覚の海で星は石になってしまった ペガサス おおいぬ ペルセウス ・ ・ ・ ・ ・ ・ 地上が膨張していった 空が凝集していった きがつけば いつのまにか 逆さ向きに飛んでいた ビルや犬小屋はひらたくほどけて 夜の細胞は月の引力で結びついた 地は天になり天は地になり 地平線をさかいに重力は反転した 眼下には暗闇野原 頭上にはいろとりどりのネオンの星空 ひとり乗りのセスナは夜明けをまたず かみひこうきのようにかろやかに ふわりと 着陸した 66 名前:星座 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 01 37 ID rAS7kieO 67 名前:星座 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 01 39 ID rAS7kieO 68 名前:星座 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 01 41 ID rAS7kieO 69 名前:星座 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 01 42 ID rAS7kieO 【コメント】 80 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 23 29 ID aPcsBKj0 66 星座―皿座 メルヘンですね。アイディアよし。ポエジーもしっかりつまってる。絵本になるなあ。 80 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 23 29 ID aPcsBKj0 67 星座―掃除機座 皿座の趣向からガラリ一変。ちょっと変わりすぎだよ。理屈っぽい。「義務」「二元論」 「本質」などなど……。言葉が固いよー。もっとメルヘンしようよ。 80 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 23 29 ID aPcsBKj0 68 星座―ひこうき座 メルヘンじゃあなかったの? 普通の詩になってしまっている。それでも、第4連までは メルヘンっぽい。あとは言葉がかたかた。 スマソ。メルヘンと決め付けた私が悪うござんした。 でも、作者の狙いがわからない。 91 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/09/10(金) 01 02 ID cPRHn7Ay 66-69 『星座』 アイディアはぼくのど真ん中の好みです。ただね、皿と掃 除機は、星座でなくてもいいんでないの?特に掃除機。 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 3点 66 :星座 :04/09/08 01 37 ID rAS7kieO 困った。とにかく星座と晩御飯のおかずに引き寄せられた。落ちは納得できない。星空なんて……そんなものかもしれない。 97 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 20 07 06 ID k4EUvZYV 66-69 星座 ポップ調かつ正統派な感じがしました。谷川俊太郎ライク? ひらがなと漢字の使い分けが絶妙。 104 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 17 55 02 ID s6NTt1gC 66-69 星座 やさしさの中に得体の知れなさがあるし、3つの世界を並べ収束点に持っていく構図もいい。 でも叙述に意味の取りにくいところがあって残念。 あまりアクロバティックな筆運びが必要な作品でもないだろう。 69の一連目などは上手いと思うが、もう少し文章を整理して読みやすくするべき。 725 名前:ウノ ◆mdm4jQk4Iw [sage] 投稿日:04/09/13(月) 00 32 11 ID VX8iliEK 「星座」を書きました。初チャンプありがとう! 審査員の皆さんにひかれてのひさしぶりの投稿だったけどやっぱ楽しかったです。 「星座」ですが、ポップでメルヘンっていう印象が強かったようですが実は自分ではあまり意識してませんでした。 まず「星が落ちる」という、なんというかうまく言えませんが寓話的なオブセッションのようなものが頭の中にありまして「皿座」を書いたんですが、 同じイメージでもうひとつ「ひこうき座」もできてしまって、どっちにしようか迷ったあげくはじめは「皿」ひとつで出すつもりでした。 しかし、自分では完成形なもののこれでは読む人には伝わらないだろうなーという思いもあって、どうせなら一緒に出して連続性をもたせることで少しでも強調できるかもしれないという考えからまとめてだすことにしました。 それから頭を捻って「掃除機」を書いたので、MUJINAさんや園川さんの「統一性がない」「わかりにくい」という評には納得です。そこまで頭がまわらなかった。 結果的に中途半端になってしまったところもあるのかもしれません。何が必要か、何が必要でないかのさじかげんはほんまにむずかしいです・・ 審査ありがとう。本当におつかれさまでした。 【得点】 6点(チャンプ作品) Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 Alnite ◆m3UVuKrnck:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ 稲荷参り 月明かりの参道を上がっていくと、 いっとう上には小さなお稲荷さんがあった。 朱塗りの鳥居がいくつも並び、 石畳の両脇に蝋燭の灯った石灯籠の列。 その光を下から受けて二匹のお狐様が笑っていなした。 つっかけを脱ぐと、手と足を洗い清め、 階段を登り、鳥居の列をくぐり抜け、お参りをする。 石ころを一つ拾っては、最初の鳥居の足元へ置いていく。 素足のしゅっしゅっという足音がかすかに響き、 遠い雑踏の轍の音が遠雷のように木霊する。 お稲荷様に信仰心があるわけではないのだ。何かご加護があると 信じているわけでもない。ただ、何かしないではいられないうずうずした 思いが、ここに来させているのだろう。 石ころが50も越えるころには、そんな思いもどこかに消えていて、 ただ、歩くだけのものに成り果ててきたような気がした。 石灯籠の灯りが、一つ、また一つと消え、また一つ、一つと点いている。 頭のどこかで、そんなわけはないだろう、と思いながらも、 一方で、当然の出来事のようにも感じる。 灯篭の後ろから、影のようなものの気配が集まってくる。 怖いんじゃないの?と誰かが聞き。 怖くないなあ。と誰かが応える。 ヒエヒエと笑う声が頭の後ろで響く。 何かを置いてくるような、どこか透明になっていくような。 100度を終えて、手と足を清め、月明かりの帰路につく。 闇が暖かい。木々の向こうにある闇が身の内のように感じられる。 影のようなものが、一緒に歩いている。 奇妙に暖かく、冷たく、一緒にいたがっているのがわかった。 傍らの岩に座り、目を閉じてそれを見る。 きっと、今ならば、あれは思うがままの形をとれるのだろう、 男にでも、女にでも、狐にも、獏にもなるのだとわかる。 今日は影のままがいい、と思った。 明日もくるから、待っていてくれと頼んだ。 73 名前:稲荷参り 1/2 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 11 09 ID cBhcbXSd 74 名前:稲荷参り 2/2 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 11 10 ID cBhcbXSd 【コメント】 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 3点 73 :稲荷参り 1/2 :04/09/08 11 09 ID cBhcbXSd ほろりと涙がにじんだ。そうか……スガルというのはこんな…… 104 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 17 55 02 ID s6NTt1gC 73 稲荷参り お百度を通して日常の向こう側へ移行してゆくイニシエーションの足取りが、 主人公の行為の描写を通してよく分った。1人称と3人称の間で運動する我と彼。 そんな難しい構図を叙述の上手さと展開の確かさが支えている。 「あれ」は現れ顔を得て、やがて自由に振舞うだろう。内容もわかる。 でももっと「あれ」の不気味な影を感じたい、そんな物足りなさが残った。 729 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/09/13(月) 09 27 32 ID Zui7j1G/ チャンプのお二方おめでとうございます。 審査の皆様お疲れ様です。ありがとうございました。 稲荷参り書きました。。ななほしさんありがとうございます。 園川氏、丁寧な評、恐縮です。 蛇足ではありますが、解説つけますね。。。 この詩で表現したかったのは、実は静かに狂っていく一人の女性の姿でした。 非日常の怪異(=幻覚)が怖くないのは、彼女が怖がっていないからです。 今回、詩文にはふさわしくない、”考えた””感じた””わかった”といった 動詞を多用いたしました、彼女が客観性を備えた理知的な人間であることを 強調したかったからです。その彼女が、非日常の怪異(幻覚)に対して、 さほどの違和感もなく受け入れるということは、すでに彼女が一線を越えて しまっていることを意味します。すでに、あきらめきって、というよりむしろ 喜んで、闇に身をゆだねているわけです。ですから、怪異が怖くない。 まだ、彼女は、日常と、非日常の区別があります。だから、「待っていてくれ」 と頼む。日常では十分しっかりした姿を見せているのです。 しかし、いつにか彼女自身が影に”一緒に来てほしい”と頼むでしょう。 そのときには日常のすべてが非日常に塗り替えられ、そこにいる現実の人々も、 彼女がすでに狂っていることを理解するのです。 題を、”静かに狂気の淵に歩み入る”というのにしておけばよかったな と、あとから思いましたです。そこはかとない心理的な不気味さを 感じてもらえることを期待して書いていました。力及ばずですーーー。 【得点】 3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:3点 ■▲▼ 泳ぐ/弱い 夜に泳ぐ僕達は 光に誘われるまま 何をするわけでもなく ひとりでいられない 笑顔の裏の声に耳を塞いで 快楽の波はうねる 飾られた虚像の中 ひとりでいられない 太陽が輝くなら 流れ落ち消えるもの 本物が欲しいのに 見つける事すらできない どうしたの? どうしたいの? からっぽな体は浮かぶはず 僕達が一番知りたがっていた 溺れた事にすら気付かない 心は歪んだ音を発した それでも ひとりでいられない 切り離す事なんて 考えもしなかった 76 名前:泳ぐ/弱い [sage] 投稿日:04/09/08(水) 18 09 ID uR5XzA+X 【コメント】 97 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 20 07 06 ID k4EUvZYV 76 泳ぐ/弱い 退廃的なリズムの詩。どこかでまたもう一度朝を迎えられるように そう願わずにはいられない情景でした。 100 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 26 11 ID JWg0AAGF 76 泳ぐ/弱い 1点 つながりの薄い恋人の脆い情事みたいに感じた。彼らは薄暗い夜にすむんだね。 淡い水彩画みたいな詩だと思います 110 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 19 47 30 ID s6NTt1gC 76 泳ぐ/弱い この作品も分りにくい。語ろうとしているのは分るが意味が取れない。 文法的に分らないところがあるし、比喩の意味を書き手は語っているつもりなのだろうが 読み手には分らない部分が多い。 730 名前:山田 ◆jipx.wAXvs [sage] 投稿日:04/09/14(火) 01 52 59 ID kUJFjFHv チャンプ、準チャンプの方々おめでとうです。 「泳ぐ/弱い」を書きました。 点数下さったAlniteさん、わにさん 評を下さった園川さんどうもありがとうございます。 代行してくれた神もありがとう。 【得点】 2点 Alnite ◆m3UVuKrnck:1点 わに ◆Wani6uvhK.:1点 ■▲▼ 灯り ふたり笹舟を見つめる先の 時間はやけに ゆっくりです 水面に光る蛍が 先立って貴方を 追いかけて行きました 貴方に 夢を呟いて 蛍の一生はそこで閉じます でもいいのです 貴方はそれを知っているから わたしは貴方から洩れる光に 手を重ねることくらいしか ―――‐‐--―-- - - - くらいくらい闇のなかで 一筋の露が流れます わたしはそれを知っているから ささくれた指でそっと拭い 小鳥のように 唇をついばんでしまいます 77 名前:灯り [sage] 投稿日:04/09/08(水) 18 58 ID a5vg2lgv 【コメント】 97 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 20 07 06 ID k4EUvZYV 77 灯り 暗闇の中のほのかな光の風景は感銘を受けました。 最後の二行に一考の余地があります。 104 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 17 55 02 ID s6NTt1gC 77 灯り 蛍は彼を「追いかけ」た。といことは彼らは移動していると言うこと、 少しわかりにくい。蛍はあなたにささやく。わたしは貴方の光に手を重ねる。 この箇所、貴方に働きかえるという点では蛍はわたしの喩だが、 光るという点では彼の喩えになる。前者なのだろうが分りにくい。この種の曖昧さは勿体無い。 727 名前:皮膚ヘタレ ◆.uQr7ysYjs [sage] 投稿日:04/09/13(月) 01 58 55 ID SqLqiRW9 ども、皮膚です。 灯り書きました。 317さん、Alniteさん、点数ありがとうございますた。 チャンプのウノさん、MUJINAさんおめでとうございます。 では。 【得点】 3点 Alnite ◆m3UVuKrnck:1点 むこうの317 ◆317..n/Ke6:2点 ■▲▼ イブニングニュース テロリズム 政争 医療過誤 殺人事件 派手なドラムロールに乗って ヘッドラインが読み上げられる 勇ましいトランペットのファンファーレとともに 年収何億の渋いルックスのアンカーマンが これでもかというくらいに眉をつりあげて 太く低い声で「こんばんは」と自己紹介 テレビのニュースなんかに何も期待してはいない 情報ならインターネットにありふれているし 批判や分析だって新聞の方がまだいくらか鋭い 毒にも薬にもならない生ぬるい映像 テレビは今度も戦争を止められなかったね 記者が戦地にいるのは乾燥した沙漠の「背景」が欲しいから 以上現地から中継でお伝えしました そうか こちらが夜なら向こうは昼間か 遠い世界の出来事 兵士が 自爆テロリストが ただの市民が 今日も若い命を落としました 明日は自分の子供かもしれないけれど それでも 遠い世界の出来事 だから安心するのだろうか ブラウン管はすべて他人事のように見せてくれる 左派を気取った優しい声で 「以上が今日の世界の動きです」って相対化してくれる 毎日見てるなこの番組 「それではまた明晩」 もう終わっちゃったよ 「戦争が起きると視聴率上がるんだよな」 あれ まだマイク切れてないよ! 78 名前:イブニングニュース 1 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 22 06 ID alwKgQp9 79 名前:イブニングニュース 2 [sage] 投稿日:04/09/08(水) 22 06 ID alwKgQp9 【コメント】 80 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.ne.jp] 投稿日:04/09/08(水) 23 29 ID aPcsBKj0 78-79 イブニングニュース 梁山泊には、この種の社会派の詩って、今まであまりなかったよね。だからひときわ 新鮮に映る。でも、これはただ感想をつなげただけ、のような気がする。限りなく 散文に近い。散文と詩、どこが違うって? いろいろあるけど、論理が違う。 最終連の因果律はまさに散文のそれ。詩のロジックで因果律が全くないわけではないが、 詩のロジックはまた違ったもの(たとえば神話的な呪術的なもの)になっている。 94 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/09/10(金) 02 40 ID e8jrTfNT 1点 78 :イブニングニュース 1 :04/09/08 22 06 ID alwKgQp9 ああ、点つけちゃって、いいんだろうか? …… 99 名前:Alnite ◆m3UVuKrnck [] 投稿日:04/09/10(金) 20 11 26 ID k4EUvZYV 78-79 イブニングニュース 最後に近づくにつれおもしろさが増して行く作品だと思います。 夜にもう少し触れて欲しかった感じもあります。 101 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/10(金) 21 59 43 ID yKUVa/MH 78 イブニングニュース 事件さえも消費の対象にする社会。それに対する苛立ち。 それはわかる。でもそれ以上のものを感じない。 読ませる工夫としての解放されたデスペレーション。 それも分るがもっと楽しませなきゃだめ。 【得点】 2点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 Alnite ◆m3UVuKrnck:1点 ■▲▼ 手に取るように 駅を出ると タクシーからお客サン飛び出すように降りてきた 最後のショータイム いそぐこともない いつのまにか周りが明るくなっている 夏の間に 誰かに電話したいけど この頃は仕事ばかり忙しくて ツレないと思う あいつだって 忙しさを演じているのか 同じように ……魅了された。 ほかの人たちもそうだ ツレないならあいつらのほうが はじめっからその気もないんだから もっと上だ どんどん成長して人間っぽくなって行くと 戸惑うこともあるが いつかは仕上がると…… 休みといえば暗がりに潜んで くつろいだ表情 色々な想いが 手に取るように浮かび上がってくる とはいうものの いきなりすべてが出来上がる事もなく 朝日がカーテンの隙間から 矢を射ると すべてがはじけて時間が パチンと音を立てた 82 名前:手に取るように )イ [] 投稿日:04/09/08(水) 23 48 ID RVAvwOvu 83 名前:手に取るように )ロ [] 投稿日:04/09/08(水) 23 50 ID RVAvwOvu 【コメント】 110 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/09/11(土) 19 47 30 ID s6NTt1gC 83 手に取るように )ロ タイトルの意味が僕には分らなかった。語られていることは理解できるし、想念が弾ける様子や そこは無時間なのだということも分るが、それだけでは読んで面白いとは思えない。 前へ ← 1 2 3 4 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/139.html
ページ:1 2 3 お題 の 開催期間 2006/03/03~2006/03/14 参加作品数 30 審査員 5人 本スレ 16の319-398? 議論スレ 12の912-13の29? 【チャンプ】 (*の_の)< Kowloon Shock(メタリック竹輪〔Remodeling〕):3点 【準チャンプ】 野風の笛:2点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 320-323 2006年3月3日に決断したこと - 1 324 レッスン んなこたーない - 325 ののじ - - 327 の cレール 1 328 の - - 329 NO SIDE 大木人 1 330 その日 - - 331 お題思案 穢土 1 332-334 乃 ミミン 1 335-336,342 of - - 339 野風の笛 - 2 340 現代ノ現代詩 ユリーカ - 343 はるよい - - 344-345 のの質 - - 346-348 (*の_の)< Kowloon Shock メタリック竹輪〔Remodeling〕 3 349,351 神の手 - - 350 ハル - - 352 [No] - - 353 のののとののの - 1 354 東西! ユリーカ - 355 69 - - 356 ダス・コンリクランダマ・ヂングス・シンガッケン ユリーカ - 357 ののちゃん のりとはさみで野原を作る リーフレイン 1 358 もののなささぐし - - 359-360 昼の夢における朝 - - 361-363 青少年の軸、穴に向かう先、「の」 - 1 364-366 最終音 b4 - 367 楽したいの - - 368-369 君がため あぶく 1 374 の で始まる終末 - - (編集人註:340, 354, 356は重複投稿で失格です) 【審査員】 メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo Canopus ◆DYj1h.j3e. あぶく ◆OPBYKkBBNQ ikaika ◆YffIGX9Bno 葉土 ◆Rain/1Ex.w 【採点レス】 381 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/12(日) 14 10 30 ID oInQFYOY 採点 各1点づつ 320-323 2006年3月3日に決断したこと 368-369 君がため 382 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 34 00 ID WQln24et まずは採点から。 327 の 346-348 (*の_の)< Kowloon Shock 353 のののとののの に1点づつ。 385 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/13(月) 21 27 26 ID YRV2dpRh 329NO SIDE 346-348*の_の)< Kowloon Shock 357ののちゃん のりとはさみで野原を作る 上記三作品に各一点で~す。 387 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 21 45 40 ID KpAnY5f1 381に追加 332-334 乃 以上で計3作品に採点 390 名前:ikaika ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:2006/03/14(火) 18 28 47 ID xzyBHP1k 339に一点 346-348に一点 391 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20 31 02 ID 5YyDiLlb 採点 339 野風の笛 1点 331 お題思案 1点 361 :青少年の軸、穴に向かう先、「の」 1点 作品 ■▲▼ 2006年3月3日に決断したこと 僕は、飛ぶ、約束されている愛や優しさを捨てて、もういいよ、 誰かの笑顔に出会うことも、そして、僕が笑うことすらも、 微笑むことすらももういい、21年間の間に僕はもう満たされてしまった 厳しさを求めて、誰かに安心感を与えることも、誰かに愛を与えることも とうさんやかあさんの笑顔を見ることすらも、僕はかなぐり捨てて、 飛び立とう、 僕の羽が猛禽類の王の名にふさわしいものとなるように、 例えば、空高く、どの鳥も追いつけない場所で、もちろん、 孤独になったってかまいやしない、一人で高く飛ぶのは寂しいだろう、 かまいやしない、自分が甘えの中にいるぐらいだったら、寂しさと孤独に 打ちひしがれているほうが僕にとっては重要なんだと、 どこかで誰かが、僕の名前を呼んだら、その口を塞ごう もう、僕の名前を消しておくれ、僕はもう存在しないとして、 僕の思い出や、僕の姿を、忘れておくれ、 僕はもうこの世には存在しないものとして生きるつもりだから そこまでして何を得ようとしているのかって、 あらゆる厳しさの中で、極寒の大地で、僕は、希望が見たいんだ、 凍える寒さの中で、僕の吐く息だけが白く、 暖かい、そんな世界で、希望を、 絶望や悲劇、そして微笑みや安心感、優しさや愛 それらすべてを捨てて、 そう、僕の顔は皺だらけで、苦渋の中でもまれて 醜くなったとしても、この世のものでなくなったとしても、 誰からも愛されないような外見になったとしてもかまいやしない 僕の人間としての根本的な原罪は、甘えだ、 甘えていいよ、人間だもの、人の子なんだから、 たしかにそうかもしれない、だけど、これは僕自身の問題なんだ、 僕が甘えていること、それが、僕にとっては、最大の苦痛なんだ、 詩を書いてもいいよ、と言ってくれるな、 甘えていいよ、と僕に言ってくれるな 徹底した厳しさの中で、なくことも絶望すること、笑うことも許されないような地平線上で、 ただただ、やみくもに、没頭する以外の何もないような極寒の大地で、 21年間の甘えを清算することなどできないとしても、これが我侭であったとしても、 ごめんよ、 21年間の苦悩と葛藤を 生れ落ちたときに上げた声とか、今僕の中で、渦巻いて、 喜劇にとなっている、 舞台に火を放とう、燃え盛る業火の中で、いくつかのアラビア文字が 浮かび上がって、エンドロールを告げる、 カシミアの繊維の奥の奥へ分け入るほど、繊細の極致で、僕は、 壊れかけた時計のネジを巻き、僕は僕を断罪する、 そう、21年間の苦悩と葛藤が、 そして、生れ落ちたときに上げた第一声が、 幾千光年かなたの世界で、 未だに鳴り響いて、宇宙の寒さの中で、 いつまでたっても誰かを追い求めて、 僕は、それをいつか拾いに行かなければ行けない、 そのために、僕は、飛ばなければいけない、 軌道衛星上で、居眠りをしている衛星や うさぎ達が飛び跳ねている月を飛び越えて、 僕は、無限にも思える宇宙空間の中で、 限りなく0に近い確立であっても、 僕の声達を拾いに、探し当てて、いつか、抱きしめることができるように、 今すぐにでも飛び立たねばいけない、 いつか、どこかで、僕が、僕に挨拶をする時がくるように、 そしてぼくが、僕に向かって、おはよう、こんにちわ、それとも、こんばんわ と声がかけれるように、最後に、抱きしめられるように、 それまでに、僕は少しだけ、ほんの少しだけ、甘えを捨てるよ、 僕は、絶世の美女とか、父親や母親よりも、そして大切な友人たちにも ごめんなさいと言って、悪いけど、僕は、どうしても、僕にあいたいんだ、 生まれてきてよかったと、世界は美しかったと、言えるように、 だから僕は、飛ぶ、少しの間、さようなら、世界よ、愛や優しさよ 世界に向けてなきながら手を振る花嫁よ、 いつかまたどこかで会おう、その時、世界を愛せるように、 320-323 名前:2006年3月3日に決断したこと[] 投稿日:2006/03/03(金) 15 41 22 ID 9kTqMkXD 【コメント】 381 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/12(日) 14 10 30 ID oInQFYOY 320-323 2006年3月3日に決断したこと 21年蓄積し思案した叫びが何投稿分かに収まるはずもないよな いっくら書きなぐってもますます湧き出てくるだろうね そーいやー俺も今は無き文豪(ばかでかいワープロね)に原稿用紙何百枚分も書いて叫んでた時期があるよ 確か学生の頃だ 無駄にはならないよ 響いた 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 320-323 これは「の」じゃないね…。これはこれで甘えを感じてしまう。 ボーバクとした世界観だが、自分にかっちり地平線を引いてるので、読みごた えはある。そういう路線はいいと思うけど。 912 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 34 31 ID KpAnY5f1 320-323 2006年3月3日に決断したこと 「の」→「0」へ限りなくモーフィングがあるのだが 幾分文体に落ち着き(意図的だと思われる)がある為になかなか お題に食われる事が無くうまい具合に調和している 一見お題を無視しきっているように見えて「の」を見据えて自己表現に踏み切っている目線がある ここにこの作品の作者の力があると見ているの 所々粗を探せば切りないけれど内容はそのままストレートに叫びと内省 外に向かう力を「の」の払いに見立てた仕上がりだ 荒削り ちょい長いけど「下手に文章を削って核心のエッヂを削ってしまうよりはよい」と思う ○気に入ったので採点しました 924 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 43 42 ID 5YyDiLlb >320 :2006年3月3日に決断したこと 限りなく本音に近い叫びだと仮定した上で、 前回「詩を書いていい」といったのは、別に甘えていいという意味じゃあないよ。 言葉を書くというのは甘えてできることではないと自分は感じるし、 書くことでやっと進むことができる時もあるんだと思う。 ただ、書いたものを読んで欲しい、あえて言えば理解して欲しいと期待するのは 確かに甘えだと思うけどね。 言葉を書くことがあなたにとって「ぬるい」と感じるのであれば 今はそうなんだと思う。書くことは生きることの一部であって全部じゃあないから。 (同時に書くことは生きることの一部であるのだから闇雲に否定してはいけない。) 私自身は違うけれど、詩を書くことが生きることと限りなく同値な詩人は存在する。 全体に大袈裟かつステレオタイプな感傷が多いが、意図は真摯で読んだ感触はとても良かった。 しかし、お題はほとんど無視したように感じた。どこからも”の”は浮かびあがらなかったよ。 【得点】 1点 メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo:1点 ■▲▼ レッスン ニューヨークの地下鉄は真夜中には動きません この薬は食前30分に服用してください 八月には大型設備投資が動き出す 私のビートルズ 勝手にしやがれ 彼女はとてもダンスが得意だ 太陽は地球の周囲を回転するものと考えられていた 彼は文字通り飛んで帰ってきたが そのドレスはとても良く似合っています ホームランの玉が顔に当たって彼女は負傷した 主人は二度と再びこんなチャンスはないと言っていた ホームランの玉がニューヨークの私のビートルズ イスラム教の教団の一つに歓喜して踊り狂うことによって 神との合一の三昧境を現出せしめようとするのがあるが この薬は食前30分に服用してください 神との合一の勝手にしやがれ 地下鉄はとても私のビートルズ 太陽は地球の周囲を真夜中には動きません 私が喋るとみんなは黙ってしまった そのドレスは文字通り回転するものと考えられていた 政治や宗教が違っても まだまだ世界が合意できることはたくさんあるように思われた 私が喋ると世界が動き出す 国境の長いトンネルを抜けると 二度と再びこんなチャンスはないと考えられていた 大型設備投資が食前30分に歓喜して踊り狂うことによって マルクスのモットーは「全てを疑え」であった 私が喋ると世界が動き出す 私が喋ると世界が動き出す? マルクスのモットーは「全てを疑え」であった みんなは黙ってしまった 勝手にしやがれ! 324 名前:レッスン[sage] 投稿日:2006/03/03(金) 17 43 08 ID THa8xjOs 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 324 翻訳調の文体と、繰り返され変型するモチーフ、そしていつまでも動 き出さない世界。9.11を含めたアメリカンなイメージを感じる。それ以外には 何も感じない文章ではある。 912 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 34 31 ID KpAnY5f1 324 レッスン 一読して 一連づつの改行毎のイメージが 狂いなのか狙いなのかよくわからなくて何度も読んだ 「の」の先っぽを持って振り回してしまっているような 危ないイメージはあるけれどざくっとはこない 思考の断片らを繋ぎ合わせて共時性を持たせたのか ちょっとしたことなんだけど時間の概念を暗示させる 流れがあればこういった作品はよりよくなると感じた イメージ一行毎流れが滞っているのが残念 時間の概念は数字以外で表すと効果的かもと 気が付かせて貰った作品でもある 915 名前:名前はいらない[] 投稿日:2006/03/13(月) 13 59 01 ID CC0TbxFf 324「レッスン」 作者の強烈な世界に平凡な僕が何とかしがみつけたのは 繰り返された「現実に戻すためのキーワード」のおかげかと思う。 様々な世界が少しずつ変化して一つの詩を作り出している 前半、淡々としているけどどこか力強い 「政治や宗教が~」の一文で涙が出てきた。 僕は作者と同じ世界は見れていないだろうけど 近づいてみたくて何度も読んだ。 924 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 43 42 ID 5YyDiLlb 324 レッスン なんかね、ケーキの種を作るときに、ボウルに材料を入れて(卵とか小麦粉とか牛乳とか) かきまぜますよね、”の”っていう文字をそのかき混ぜてる状態に模したみたいで、イメージがうずを 巻きながら攪拌されていったような気がします。 私が喋ると世界が動き出す? の?マークがすごい良かった。ここでかき混ぜる手が一瞬止まって、 それからボウル全体を投げ捨てたみたい。 回転や球体、繰り返しを意味するイメージが少しづつ変化しながらそれそのものも繰り返し登場し、 混ぜ合わされていく様子が非常に技巧的でうまいです。 最後の勝手にしやがれ が少々弱い。改行をつけて空間を置いたほうがよかったかもしれない。 あるいはもう少し別のヤケッパチな怒りのイメージを付加してもよかったかもしれない。 どことなく頼りなげな「勝手にしやがれ」が聞こえてきました。 27 名前:んなこたーない[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 14 38 20 ID 1uAoeYGf 「レッスン」書きました 本当は「詩人へのレッスン」ってタイトルにするつもりだったんだけど 書きこむ際にボケてて書き損じてしまった 内容はかなりナンセンスだけど、とにかく「私が喋ると世界が動き出す」という一行が書きたかった あとは「雪国」をはじめ、曲名、手元にあった本(英作文の問題集とか) ネット上で見つけた言葉などを適当にコピぺしただけなので 発案から書き終わるまでに、ものの10分とかからなくて、何か申し訳ない気がしました また、今後こういう捉えづらいお題で詩を書くときには 他の人の出方をうかがって、いいのがあったら それをパクってから書こうと思った ついでに、今回はじめてマルクスのモットーを知ったけど 生まれつき懐疑主義者の僕にとって、「全てを疑え」なんて ずいぶん卑しい発想だなと思いました ■▲▼ ののじ にじむ思いをなすりつけ 325 名前:ののじ[(これは投稿作品です)] 投稿日:2006/03/03(金) 18 27 25 ID V5Dva3nr 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 325 掌に「の」の字を書く行為を、この作品はそれ以上の概念を含ませよ うとしたんだろうな、と思う。 912 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 34 31 ID KpAnY5f1 325 ののじ 上手い 擦り付けとは「の」の字を否応無しに描いてしまえる瞬間だ タイトルは「の」だけでも良かった 充分伝わると思う 925 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 45 15 ID 5YyDiLlb 325 ののじ うまいね。これはうまい。思わずにやっとしてしまう。 今畳に正座してもじもじするお嬢さんってどのくらいいるのかなあ。そう思うとこれは既に 古典的表現になっちゃうのかもしれない。 ■▲▼ の しゃきっと 震わせて振るう 瑞瑞しい空気の輪。 この地に 満ち満ちている 禍禍しいふてぶてしい とろりとしているこの気を振るう ふるへふるへふるふるふるへ あすもてけふももてここのへもてよと その輪を描いて描ききりまた 軽やかな重み気配を引く腕で 明日を引ききり肺臓を絞り ああううううんと呼吸を一つ回す 一つ回す内揺るがぬ自分を個個に置く すると瞬時につながった宇宙がぐるりと廻りきるはずだ さあっ これが の の字だ。 327 名前:の[sage] 投稿日:2006/03/04(土) 02 35 33 ID vQT7BVCK 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 327 書道だね。シンプルな構成に、擬音が動的な効果を引き出していて、 すごく巧いと思う。 913 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 39 04 ID KpAnY5f1 327 の 語句 単語の反復技で残像効果のような印象を持たせながら 読ませる技にすぐれている作品 続けて同様な語句 単語を使う事によってイメージの強化や 印象づけを意図的にし 成功している分 >さあっ >これが の の字だ。 この最後は無くても良かったかも 折角の雰囲気に 落ちが付いて締まりがほどけてしまったと感じた それが「の」なんですと象形文字「の」を自作したのだから という主張であるならこれでよしと思われる 925 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 45 15 ID 5YyDiLlb 327 の 美しい緊張感の溢れる書道の世界を垣間見せていただきました。 お題そのもの直球勝負ですね。 墨跡も黒々とした力ある の の字。世界がぐるっと回りました。 13 名前:cレール ◆n/ANJuS0Pg [sage] 投稿日:2006/03/15(水) 10 38 12 ID QdE+5baa http //book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1137399781/327 の「の」を書きました。お題で想起された感じを素直に書きました。 何人かご指摘の通り書道のイメージです。 前スレ913 メタリック竹輪〔Remodeling〕さん そうかも。オチをつけずにいられないのは癖なんですよね・・・。 どうも開かれた感じを出すのが不得意で、詩を書くには致命的な欠点だと思っているんですが うすうす感じつつやってしまいました・・・・。ご縁がありましたらまたよろしくお願いします。 >本スレCanopus さん 巧いとかうわー(;ー;)ありがとうございます。お題「の」そのものを純粋に書きたくてやってみました。 一部でたらめを書いていますがノリで許して下さい。 前スレ927 リーフさん あ、あら、急に畏まった文体に恐縮してしまいました;ありがとうございます。 直球と言いますかそれしか書けないとも言います・・・。でも今後も頑張りますよー。 (↑と馴れ合ってみる) >本スレ390総評ikaikaさん そうかあ、、、いや、確かに実力実力。 いつか評を書きたいと思われるものを書けるようになりたいものです。 どうもありがとうございました。 【得点】 1点 Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点 ■▲▼ の 本物に決まっている やっと見つけた 「ゆめ」 「こい」 「いのち」 でもなんだか薄っぺら 心細いので 「わたし」に クリップで留める 今度こそ大切に 無くしたくはない やっぱりだめ 簡単に外れてた だれかの仕業で ばらばらに 散らかって もう どこかに行ってしまった 情けないクリップめ 役立たず 328 名前:の[sage] 投稿日:2006/03/04(土) 10 44 47 ID VAVS/ca7 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 328 クリップを「の」の字に見立てる比喩はなかなかキマってる。1連めの 「ゆめ」「こい」「いのち」は安易かも。人によって好評を得られそうです。 384 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/13(月) 21 17 26 ID YRV2dpRh 328の やられたーと思いましたですよ。私も、真っ先に思いついたのがこれでした。 助詞としての「の」が簡潔に表現され、それに連なる名詞から作品世界をつくっています。巧いと思いました。 けれど一連目の、やっと見つけた物達の表現がやや物足りないよーな…。 913 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 39 04 ID KpAnY5f1 328 の クリップ=「の」に八つ当りしてはいけませんよと優しく問い掛けたくなる後味だ 自分に巻き起こった(起こっている)事柄を薄っぺらい紙などと例えたくなる時も確かにあるね 重さを少なく見積もりすぎて無くしてしまわぬようにと示しているのだろう 「の」はクリップの形に似ているし実際にも「の」形のクリップはあるね 物としてとらえて事象も紙という留められるものにたとえ 物質的な見方の「の」である 925 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 45 15 ID 5YyDiLlb 328 の クリップとのをあわせるという発想がいい。 留める内容がいまひとつ魅力が足りないのが残念。 28 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 21 31 36 ID vOjnQstM 「の」書きました。竹輪さん、ありがとうございます。そして、おめでとうございます。 紙の例えは、クリップに関連付けて書きました。リーフレインさん、ありがとうございます。 留めるものは、自虐的な意味もあったのでああなりました。カノープスさん、ありがとうございます。 橋休めポエムとして読んで頂ければ幸いです。あぶくさん、ありがとうございます。 アイデアは、早い者勝ちということで。スミマセン。クリップ+助詞でトリッキーな感じでかきました。 みなさん、やはり、留めるものの書き方を指摘されてますね。変えてみますね。 ありがとうございました。 1行詩でずっと参加されてる方の「ののじ」、良かったです。 ■▲▼ NO SIDE それは後退から始まる 指先に時間の返し針の引っ掛かりを覚えながら 果てない反逓増の運動が始まる それがゼロに到達した刹那、事物は時間を急速に取り戻す 滑らかな爆発、成層圏へのほとばしり 冷えて固まり落下する 月天のかたちを鋭いナイフで切り取る 尾を、切先を、平坦なワインの大地に落とし ぽとりといのち芽吹き次の詞を待つ 329 名前:NO SIDE[sage] 投稿日:2006/03/04(土) 12 17 47 ID ucO2pPEU 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 329 これは「の」の書き順を、ベクトルやグラフになぞらえて具象化させ たんだね。面白いが、ベクトルに何らかの感情を乗せたかったところ。 384 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/13(月) 21 17 26 ID YRV2dpRh 329NO SIDE 「の」とゆー文字を書く際の、「の」の成立の模様、すなわち線の動きを描いているのだと受けとりました。 生命のない宇宙のイメージから続く最終三行が、どー言えばいーのか、帰還、郷愁、そんな言葉でしか表せないのですが、やけに心地よく、一文字をもおろそかにしない書き手の文章に対する真摯さをも彷彿させ、ことに最終行《ぽとりといのち~》がよかったです。 ふだんは意識しない「の」の存在感、名詞などに較べると、なんともヒヨワな助詞としての「の」の存在感が一挙にクローズアップされ、キミなくして文章は成り立たんのであった、健気でいじらしいヤツよの~、と思わず涙をさそった次第です(←ウソ)。 913 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 39 04 ID KpAnY5f1 329 NO SIDE 「の」が生物になってるのかなと思いつつ読み進める 「の」は文字ではなくて生物だったのかどうなのだろう 難しげなのはこの作者さんに教養がある為で ぶっきらぼーの私からみれば眩しい丁寧さで「の」を扱っている でもまてよ最終連に「詩を待つ」とある 「の」は種とか芽だったのか!と発見もできた 宇宙を漂うのも「の」無重力空間でも「の」は「の」の形体を崩しはしないのだろうか 不思議な作品だ 「の」はかなちょろみたいでもあるし カメレオンのようでもあるし時間(重心)の落下を感じた NOが「の」で「のー(のの)サイド」へ誘う(誘われた) 「の」は体外 至ってインナーワールドも外側に感じられた 925 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 45 15 ID 5YyDiLlb 329 NO SIDE これも、文字の形状そのものから入ったイメージ展開。 後半3行が非常に美しい。とくに最後の行が秀逸。 29 名前:大木人[sage] 投稿日:2006/03/18(土) 15 21 19 ID BV2OFMge NO SIDE書きました。 審査ありがとうございました。あぶくさんの加点嬉しかったです。 最近はお礼のレスも滞りがちでちと心苦しいです。 すっかり携帯ポエマー化してしまい、詩的発見があったりすると電車や布団で詩を打ってます。 じっくり詩を練るということはなくなりましたが、その分気楽な詩作ができてる気がします。 【得点】 1点 あぶく ◆OPBYKkBBNQ:1点 ■▲▼ その日 ある日の夜の空の下 大地と海が恋をして 誰かと誰かが殺しあい 誰かと誰かが手つないで 風と雷鼓が歌いだす 世界の終わりのその日の詩を 330 名前:その日[] 投稿日:2006/03/04(土) 13 05 37 ID IGKEsljw 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 330 志貴皇子だっけ。「の」を多用する美しい和歌があったね。あれと同 じ効果を狙ったのかなあ。 914 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 42 45 ID KpAnY5f1 330 その日 1と2連目 上下の対比 3と4連目 横(陸地においての繋がり)の対比 1と6連目に「の」×3のサンドイッチで締まりとまとまりを醸している 「の」は繋ぐ意味合いで使用されていて すっきりしている文章上に存在する「の」の風合いに世の終わりを含ませる所までには至っていないように思える けど上手いなと感じるヶ所は この作品には 特に殺しあうのも恋をするのも 「触れ合う程に隣接接近したもの同士」という下地がある所 内容から更にシャープな語呂をちりばめれば尚よいなと思った 925 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 45 15 ID 5YyDiLlb 330 その日 >ある日の夜の空の下 >世界の終わりのその日の詩を この2行が”の”で韻を踏み、全体に定型詩で音を整えてある。 中間部分、非常にリズミカルなのだが内容に魅力が足らない。もう少し工夫がほしい。 ■▲▼ お題思案 一幅の反物を螺旋巻きにかぶき 頭に緋衣草挿す貴様は憎い奴の 酒面雁の羽の下 花ござで月を肴にの 減らぬお猪口片手に お頭を一巡り これがまぁさっぱり分らんのよ 恨みにぞんぜぬと出されたのはのとな 乃とな そんな坊主は殺してしまえ 篦で射て刺してしまえ 貴様はノープロブレム・ノーリアクションとな でも此処は無人の荒野 せいぜい眉間に皺寄せて 独り脳内を駆け巡っておれ わしは奴の心を 篦で刺し止めてやる この左手でな 両手を上げるには右手がないんじゃよ 自分の為に祈ることもできんのじゃ どうしてくれる 331 名前:お題思案[お題思案] 投稿日:2006/03/04(土) 15 48 56 ID 29LMn7RD 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 331 これは…何か出展があるのかもしれないが、よく分らなかった。歴史 上の創作っぽいのに、3連めで現代に立ち戻ってくる不思議な感覚。 914 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 07 42 45 ID KpAnY5f1 331 お題思案 ひごろもそうで変換してもダメなPCを使っている私 緋衣草=サルビア なんて素敵な言葉を知っているのでしょうか が第一印象 うちの祖母がよく使っていたからサルビアより馴染みがよい 竹矢も「の 篦」だしタイトル通り思案せねばの 「の」だらけ世界じゃありませんか! よくよまなけりゃぁ発見できません事 言葉遊びが痛快に決まっていて 面白い 脳内語録が豊富な方とみた 925 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 45 15 ID 5YyDiLlb 331 お題思案 これ読んでから、の の字が左手だけの片腕の男の胴の部分に見えて仕方が無かった。 文句無く面白い。 全体に古風な音調を選び、こっけいな雰囲気を上手く作り出している。歌舞伎の口上みたいだ。 8 名前:穢土 ◆KJXrENozYs [穢土] 投稿日:2006/03/15(水) 01 13 08 ID O84yPu+r 【お題思案】書きました。 まず私の作品に出展があるのでは?と疑問をお持ちになられた審査員氏がおられましたので 今回は長く自己弁明します。作品解釈はその読み手に任せるべきだと思いますが、今回、稀に長く。 今回のお題【の】は偉く難しかった。【四角】より難しかった。 それで今回の作品が生まれた、と言いたいのですが、わたしは最初から構想を意図して作品を作ることは できません。成り行きで大概の作品は出来上がります。 ではまず 1連ではヴィジュアル面の想起を目指しました。 【一幅(ひとの)の反物を螺旋巻きにかぶき】これは約35センチメートルの反物を螺旋巻きに着飾る。 というのは、室町戦国の六法者・かぶき者をイメージしました。ハチャメチャな創作イメージです。 髪に緋衣草を挿させたのも同様のイメージを目指して。粋? ここの【貴様】とはお題【の】に対して【思案】する梁山泊投稿者たち。 その【貴様】が【一幅の反物を螺旋巻きにかぶき】する。螺旋巻きは上から見ると【の】。 そして反物を螺旋巻きで着飾れば縛り付けられて身動きできません。 これはお題【の】に縛り付けられたと言いたかった。 【酒面雁】にはお酒のイメージを求めただけ、【お頭を一巡り】=お題【の】に対する【思案】。 2連では批判を、と言ってもお遊びですが。 ここでわたし(穢土)は【さっぱり分らん】と白状しています。 【坊主】とはお題提出者。【坊主】と言えば【殺せ】という印象があります。つまりお題【の】提出者批判 もちろん本気で批判しているわけじゃありません。成り行きでこうなりました。 今回の審査、わたくし作品を評して「お題批判」という評を貰うと推測していましたが。 そしてその【坊主】を【篦(の)】で【殺せ】。お題【の】に対する【篦(の)】返しです。 9 名前:穢土 ◆KJXrENozYs [穢土] 投稿日:2006/03/15(水) 01 15 10 ID O84yPu+r 3連 良案浮かばぬ【貴様】に対して「せいぜい思案してろ!」と言いたかった。=作品を作ろうとする本来のわたしに対しても。 4連 【奴】=【坊主】。【左手】とは?!本来、利き腕【(わたしは)右手】で鉛筆を握ります。 でも【左手】で表現したのは本気の作品ではない(と言っても点貰いましたが)、 【右手】でこそ本来の作品を書けるし、【右手】があればこそお題【の】に対し「降伏の万歳」もできるし 合掌も出来る。でも【右手】がないから、本来的ではない【左手】での作品となったし、降伏も出来ない。 でもお蔭で意外な作品ができたと思うし、この作品はお題【の】がなければ意味をなさない作品だと思う。 もちろんお題【の】提出者に対しては恨みもありませんし殺意もありません。お遊びですから お題【の】があまりにも難しかったので、批判的愚痴的に作った詩。リーフレインさん!点をありがとう。 それと【 320-323 2006年3月3日に決断したこと 】には【の】を見出せませんでしたが 本来わたしが書きたいのはこういう作品です。 それと最後に、私の作品はもちろんパクリ出展作品ではありません。どうか納得いただけたでしょう では じゃじゃ 11 名前:穢土 ◆KJXrENozYs [穢土] 投稿日:2006/03/15(水) 01 35 01 ID O84yPu+r 8-9に加えてもう1つ 1連で「貴様は憎い奴の」と言っているのは お題【の】に対して、じっくり考察して作品を作り出せるまたは作り出そうとする梁山泊参加者たちに対してです(笑 わたしはそれが出来なかったから、こんな作品になった 長々とスンマ祖 垂れ過ぎですな もうおしまい 【得点】 1点 葉土 ◆Rain/1Ex.w:1点 ■▲▼ 乃 『すなわち,これを持って犯人とする!』 高らかに宣言は迷探偵 何時の間にやら事件らしい しかし…何処を見ても 血みどろの屍体はなく 盗られた痕跡もなし ぼーっと夕飯のおかずを考えていたのは短い時間のはず なのに妙に立上がり したり顔で頷く御主人に不安を覚える… 嫌な予感… 「また何か思い付いたらしい」 そういえば最近,よく本を読むなぁとは思っていたが 探偵小説だったのか… 『さぁ,出掛けるよ!』 はぁ…こうなると誰も止められない 何処に出掛けるというのか 足腰弱った迷探偵,年老いた犬を従えて 杖をつきつつ出動だ! 笑いながら奥様は私達を見送った しょうがないなぁ… しっぽをふりふり 足取り,ゆるく いつものコースを歩き出す なにかぶつぶつ言う御主人 ようやく聞こえた内容は犯人が納得しないらしい 「おいおい,大丈夫なのか…」 寒空に推理に嵌った御主人と 散歩をこなすおれ 外出した理由さえ忘れた御主人 玄関に着いたらおれを忘れて『ただいま…』 奥様は『お帰りなさい』と出迎えて『ご苦労様』とおれに笑った おれは自分の家に戻ると寝そべりながら思った 「すなわち,おれは無事に一日を過ごせたんだな」 ふぅ…と溜め息をつきながらご飯を待ちわび微睡んだ 332-334 名前:乃[sage] 投稿日:2006/03/05(日) 09 45 20 ID CmSj/qRP 【コメント】 383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2006/03/13(月) 20 35 17 ID WQln24et 332-334 「乃」は、これつまりワンワンの尻尾、という仕掛け。その仕掛 けを有効活用してほしかった、かな。話のテンポは気持ちいい。 384 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/13(月) 21 17 26 ID YRV2dpRh 332-334乃 「乃」。おお。まさに四足獣の後ろ脚のカーブではないか!その着眼点に拍手です。ひらがなではないけれど、「の」の母体とゆーことで、なんとかお題はクリアかな? S・S風味で、最後のワンコの独白から日頃の苦労が偲ばれ、思わず涙を誘った次第です(←ウソ)。 916 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/13(月) 15 04 26 ID KpAnY5f1 332-334 乃 滑稽な話で出だしから一度読みで笑ってしまった お爺さんと犬の話なのだけどテーマ「の」を上手く取り入れて組み立てた構成が優れている タイトルの 乃 とは 漢文的表記で すなわち→乃ち 「の」は「乃」の草体 あと目ざとく見つけて笑った要因なのだけど 「乃」→杖をつきつつ出動だ! のお爺さん(ちょっと憎めない程度にモウロク 惚け爺ちゃん)の姿にそっくりではないか! 「の」→普段のお爺さんはこの姿なのだが 推理小説にはまり「の」から「乃」にシャキーンといきり立つ その姿だと言わんばかりのタイトルがモノを言うこの作品 犬の「おれ」の目線で語っている面白さ以外にもSSとしての面白みがある 今回一番笑った作品である >杖をつきつつ出動だ! このフレーズに装飾が無い分 「の」の威力がタイトルにて強調された好例 ○技術のある作品は他にも沢山あるけどダメだ何回読んでも笑ってしまう モチーフの変貌に着目して変化をそのまま「の」に引き戻す芸当へ竹輪賞 今回ねあと一作品採点に困ったのは採点候補が多かったからなのだけど 一度読みで内容が明確で笑いを呼び覚まし 二度読みで新発見 惚け爺ちゃんの(勘違い迷探偵)お姿「乃」は 強し! 926 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 19 47 48 ID 5YyDiLlb 332 乃 猫ならぬ犬だけど、「我輩は猫である」を彷彿させました。口調がとてもユーモア溢れてていい。 ぼけたご主人が連れ歩く、ちょいとくたびれた犬でありますね。 乃が犬を綱でつないだ腰のまがった老人に見えてまいりました。 16 名前:ミミン ◆4fCTWDhugY [sage] 投稿日:2006/03/15(水) 20 00 41 ID tXJf2Yrs 『乃』を書きましたミミンです(笑) 審査員の皆様,お疲れ様でした( _ 。) 竹輪賞,戴けてうれしかったです(笑) お題から遊んでしまい内容も楽しんでいただけたようで良かった(^_^;) 書いている本人はの→乃→乃ち→『すなわち…』の連想からあのセリフが浮かびあとは想うがまま書いた作品です♪おばあちゃんが私のお気に入り(笑) 杖をついたおじいちゃんまでは浮かんでいたので「乃」としましたが犬のしっぽは見落としてました…_| ̄|〇 イメージは柴犬なので気がつかず残念です(苦笑) 竹輪さん,優勝おめでとうございます・゜・(ノД`;)・゜・ 【得点】 1点 メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo:1点 ページ:1 2 3 ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/625.html
前へ ← 1 2 3 → 次へ 作品 ■▲▼ 砂上の楼閣 サラサラ ササササ ザラザラ ササササ ササササ サラサラ ザザザザ サラサラ サササササササ ササササザラザサ サ.サ.サ.サ ザザザザ サ サ サ サ ゙ザザザサ サラサラ ササササ サラサラ サザサザ ザサササ ササササ サ.サ.サ.サ. サササ サササ ザザザザ サ サ サ サ ザザザザ ゙ザザザサ サザザザザザザザザ ササ.ササササササササササササササ .ザササササササササササササササザザササ サササササザササササザ.ザササ サササ ザザザ サササ ザザザサ .サササ.サササ.サササ. ..ササ..ササ..ササ.. ...ザ.ザ...゙サ... ザ...ザザ....ザ..... .ササ ..ササ. .ササ... サ. .サ. ゙ 25 名前:砂上の楼閣[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 22 12 33 ID sR8Jzw4b 【コメント】 50 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 02 30 24 ID ZmBzTBdH 25 これだけ並べられると「サ」というカタカナも、砂を意味する表意文字のように見えてくるから 不思議です。しかし楼閣が崩れ去る様子までは、さすがに表現しきれてはいないようです。 64 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 22 51 ID 9AWEr/b8 25 オノマトペ。まぁ視覚的に楽しんで終わりの小品です。 74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 31 56 ID 2anZ0Zg3 25「砂上の桜閣」/ 文字や五感より記号。横からみたAAのようでした。 81 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 10 36 07 ID X+nZTgnc 25 アイデアは良かったです。半角と全角を混ぜたり、ひらがな入れたりすると変化が 出てよかったかも。 ■▲▼ 砂漠の砂、一粒 触れてざらざらと流れる 砂噛んだ気持ちに浸る 溺れる 最後だと言い聞かせて 見分けすら付かない粒子 元々がどうだって変わらない 暮れる 夕闇に裂かれた浅はかさ どうでもいいさと嘯いて そんな風に磨り減って いつか見分けすら付かないまま 群れて 砂漠に埋もれる その時は何時だって 無邪気な瞳に問われて 言葉探して 腐ってしまうのは簡単なんだ ねえ 知っていた そんな事 凡百さは恥じなくて良いのだよ 砂漠の砂の見分けが付くかい? その様に恥じを覚えるのなら まだ 足りないんだ 望む姿に その為に払う代償を その為に擦り減らす身の覚悟が 出来ているなら 臨みもせずに吐く 嘯いて 欺いて 嘲笑う 凡百さの果ての姿 砂漠の中の花 そんなもん 一時で枯れる 枯れたら土に帰る 花だった それだけさ 二度と 見分けは付かない 他人の瞳には 26 名前:砂漠の砂、一粒[] 投稿日:2007/04/09(月) 22 36 45 ID h3IvSJ+2 【コメント】 50 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 02 30 24 ID ZmBzTBdH 26 独特のリズム感が作者にはあるようで、それがぶっきら棒な物言いで語られる思考の成果に よく合っているように感じます。凡百を恥じずに砂粒のひとつでいいんだ、というメッセージが ただのあきらめではないところもミソです。それは最後の「他人の瞳には」のひと言に簡潔に 示されていて、私にはコギト批判を超えた作者の実存宣言のように読めました。 64 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 22 51 ID 9AWEr/b8 26 こんな薄暗い諦観を詩にしてもつまらないでしょう。悪いけどメタファーを用いた愚痴、程度にしか見えない。 74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 31 56 ID 2anZ0Zg3 26「砂漠の砂、一粒」 行動そのものが砂の描写と結びついている。 抜き出るための努力の裏、具体的、独創的でないものの納得させる だけのラストの落ちつき方はぴしゃりと強くはまっている。あと一息。一点の加点対象でした。 81 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 10 36 07 ID X+nZTgnc 26 フォーカスがずれまくりです。砂を噛んだ自分、砂になる自分、そして花。 芯がとおってないです。 【得点】 1点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:1点 ■▲▼ 砂の国 底の知れない暗闇へ伸びた階段を 歪な歯並びのような足音を断続的に響かせて 息継ぎのリズムを刻みながら果てしなく駆け下りていく その不確かな足元を 決意ある確かな足取りで どこまでも どこまでも 突如鮮やかな白い光の刃物が前触れも無く 僕の全身をずたずたに切り裂いた 身を構える時間なんて一瞬たりとも与えられなかった 網膜に焼き付いた偽りの残像が映写機にこびり付いた黒ずみの様に消えない 蹲る僕を詰問するように強い閃光が永続的に降り注ぎ 無関心を装い逸らされた無数の視線が慢性の痛みのように閉じられた瞼の薄皮にひりついた 必死で耐え忍ぶ悲痛な時間にやがて 黴のように付着した抵抗力がなんとか僕を立ち上がらせる 一呼吸するたびに肺が薄い酸性の溶液に浸されるような疝痛を覚える あまり時間が無いようだ 一体ここはどこなんですか? 凍った水溜りを踏み割るようなはっきりとした音が響くはずだったのに 言葉が口を出た瞬間に砂に変わっていく さらさらと耳の奥で静かな音が聞こえ風化 無防備な僕が沈黙の余韻に置き去りにされた 一体ここはどこでお前は誰なんだ!! 我慢強さなどきっとここでは無意味なのだ 僕は声帯の筋肉を捻り上げ喉を焼き焦がし横隔膜を限界まで膨らませて叫ぶ 大地を割り天を裂くような破壊衝動の権化のような出鱈目な大声 今度こそ誰の耳にも届いた筈だ どさどさと無形の塊が床に落ちる鈍重な音が聞こえた ありったけの叫びが水を含んだ重たい砂になって無造作にその場に積み重ねられた それだけ 突然音も無く眼前に現れた巨大な流砂が べろりと僕の叫びと僕そのものを飲み込んだ 抵抗なんて出来なかった する間もなくする余力も無かった 叫び声を上げる力すら残っていなかった 一片の光も許さない密度の暗闇の中で僕自身が砂に変わっていく そして全ての準備が済んだのか 脱ぎ捨てられた服みたいに抜け殻の僕を その見知らぬ世界は急に親しげに招き入れた 虚ろにぼやけた視界にあれほど攻撃的だった光が奇妙なほど優しく映った 頭の中が溶けたバターのようにどろんと濁っていた 厚かましい程の気だるさが鋭敏だった細胞を丁寧に殺していく うっすらと滲んだ最後の涙が睫毛を濡らした あれほどこうはならないと言い聞かせて来たのに 砂になんて死んでもなるもんかと楔を何度も打ち付けて来たのに だけどその残滓すらも僕という砂の中で意味を失い静かに乾いて消滅していった 27 名前:「砂の国」(1/2)[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 23 18 36 ID O1uSv8tp 28 名前:「砂の国」(2/2)[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 23 19 21 ID O1uSv8tp 【コメント】 50 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 02 30 24 ID ZmBzTBdH 27-28 「一体ここはどこなんですか?」「一体ここはどこでお前は誰なんだ!」という作中の台詞は たぶん読者の方が感じる素直な感想でありましょう。せっかくの物語構造を構築した割には 伝わってくるものが薄い。「決意ある足取りで」地下に潜っていったのだから主人公にそれなりの 覚悟があってもよさそうなのですが、「白い光の刃物」や「巨大な流砂」にその都度「突然」に 襲われてパニックに陥っているような滑稽さが、どうにも違和感として残ります。暗闇と光の関係 も描写不足なのか説明不足なのか破綻しているのか、とにかく何かの象徴として読むことすら できないほど支離滅裂な印象を受けます。結局、主人公が何ものかに飲み込まれて死んでいく、 というだけのお話としか読めず、その「何ものか」をお題の砂にしただけのような気がします。 65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 24 17 ID 9AWEr/b8 27-28 思わせ振りなだけで本気で何かを突き詰めようとしていない。こんなの誰でも書ける。 74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 31 56 ID 2anZ0Zg3 27-28「砂の国」 創作力、描写の割にこの話の中心、根底を映し出す鏡のようなものが不足していると思いました。 1、2連で疑問を抱き、それがラストで解消されることなく終ってしまい残念。 81 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 10 36 07 ID X+nZTgnc 27 形容する言葉→形容される言葉がきちんと一対になっています。読者が混乱しない書き方です。 一方息苦しいかも?でも、硬いわりに読みやすい文です。改行も含めて。「砂」の必然性は薄いかも。 「僕を押し流すもの」であればいいから、「濁流」とかでも? 341 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/04/21(土) 02 08 14 ID d0jtZ5sj んで、こっちのスレもアゲついでに。 28-29 「砂の国」を書きました。 今回は確信犯的に滅茶苦茶に書きました。まんこ将軍さんの酷評と私が自分自身で書いた評がこの作品の正体の全てです。 一つには核の無い作品を過剰な表現郡でカモフラージュできるかという事を知りたかったので、表現の質だけはそれなりに頭を悩ませました。 もう一つはこういった書き方でシュールさというものを生み出せるかという実験をしてみたかった。 結論としては、両方とも全然駄目。やはりこんな書き方でまともな作品が生まれる訳が無いというのが良く分かりました。 良い作品を生み出すにはダイバーのように自身を深い場所まで潜らせる勇気と性根が必要で、浅い場所でちゃぷちゃぷやっていても水遊び程度のものしか書けない道理。 それにしても梁山泊で初めて坊主だったなぁ。まぁ審査員が何人集まろうと同じ結果だったでしょう。 次は言い訳の出来ないぐらい本気の作品を書こうと思う。どんな物事も真剣に向かい合わないと何も得られない。 345 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [] 投稿日:2007/04/21(土) 23 41 23 ID OxXdMLCZ ナナシーさん 話は違うものになりますが、 今回の最終選考作品みててもそうだけど、内容の濃いものは印象に残りますね。 過去いろんな所で詩をみてきましたが、いかに表現が優れていても、時間が経つと忘れてしまう。 僕は言葉にインパクトがついたものより、内容(物語)があるものの方が、後になって、 こういう詩だった、と思い出すことができると思う。 表現は感心する意味で感動を呼ぶけれど、芯に残る感動はその作品の内容に感動するのだと思います。 そういう意味で、最終に残った作品はどれも良い作品だったけど、 言葉のインパクトとして残ったのは(微)、後々印象に残って消えないと思うのは(寂砂ランチ)が1番優れていて、 感覚が残るのは(さらさらら)な気がした。 この面でみると、点数とは関係ないところで上下が変わってくる。 もちろんこの+αは評価にも含んでるんだけど、僕が評価するとき内容重視するのは ここから来てるんだと思います。 人によって重要と思う所は違うでしょうが。 354 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/23(月) 09 14 55 ID L6xmCWGk 345 表現というのはある程度技量が付けばいくらでも捻り出せるものだけど、 それだけじゃ本当にただ紙に綺麗な写真を貼りつけた様なもの。 紙自体を印画紙にしないと心を打つ作品は書けない。 ちょっと難解な返答だけど、僕の今回の作品と良く書けた(つもりの)作品との差を表すならそういう事だと思う。 「さらさらら」も「寂漠ランチ」も表現だけなら多分真似できる。 でもそれは優れた画家の絵を模写するようなもので、本当に大切なものまではそのコピーに移行する事ができない。 よく名画のコピーに秀でた画家がいるけど、その人は死ぬまでコピーしか生み出せないと思う。 自分の中に独立したエンジンを搭載していない限り。 僕はやさしいあくまさんほど他人の作品を読んでいないので心に残る作品がどういったものか上手く掴めていませんが、 ただあぶくさんの作品は確かにインパクトはそれほどでもないのに心に残るというか、消えない。 多分それは技術力以上にもっと別の何かがあぶくさんは傑出しているのだろうなと思う。 本人がそれを教えてくれる訳がないから自分で探求するしかないんだけど。 あ~さらっと返信するつもりだったのに結構書いてしまった。 よっ、この語らせ上手! ■▲▼ 健ちゃんと僕 さてポリバケツ一杯に砂を入れ それに水を混ぜてこねまわし土状になったところでひっくり返し ホールケーキ的なものを作ります それを大中小3段重ね合わせて成形したらば 欧州のお城が出来上がりました 健ちゃんはその作業が実に手際よく上手かった 僕は手持ちのダンプカーでその作業を手伝うつもりだったのに しばしばそのお城に突っ込んでしまい台無しにしてしまいましたが それを健ちゃんは咎めるでもなく「ううん、いいよ」と微笑んでは またさらりとお城を作り上げるのでした 健ちゃんこの間お寺さんのところで 久しぶりにあなたを見ました 大きなスコップで溝を掘ってはパイプを埋め込んでいく 真剣な眼差しがあの頃と一緒でしたので 僕は手持ちのチャリンコで突っ込んでやろうかと思いましたが 隣の親方の顔が怖くてやめておきました 29 名前:健ちゃんと僕[] 投稿日:2007/04/09(月) 23 55 40 ID dq3Dmba/ 【コメント】 52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03 45 01 ID ZmBzTBdH 29 健ちゃんいいですね。水道工事とかやってるんでしょうか。左官屋さんも似合いそうです。 一発アイデアものではあるのですが、オモチャのダンプカーを突っ込ませた記憶が、青年と なった「僕」に、乗っている自転車を突っ込ませる想像を呼び起こしたあたり、なかなかどうして、 味わい深い余韻が残ります。余分なことをダラダラと書かなかったシンプル故の効果のようです。 65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 24 17 ID 9AWEr/b8 29 小噺みたいなもんだけど、ちょっと笑った。子供時代に砂細工に込めた夢や憧れは時間という風に吹かれ消え散っててしまったのかなぁ。少し悲しい気持ちにはなった。 74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 31 56 ID 2anZ0Zg3 29「健ちゃんと僕」 普通に読んで楽しかったです。おまけの加点対象でした。 82 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 11 11 37 ID X+nZTgnc 29 面白かったです。こういうのは、子供時代に帰りたい帰れない寂しさ云々といった感じ になりやすいと思います。が、この作品はカラッと陽気に仕上げています。 【得点】 2点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:2点 ■▲▼ 微 零れ落つるとき、速度すなわち 積もり山とする、重量すなわち 頑な石飛び、絶つ忘却すなわち 指でなぞる風は、波紋すなわち 踏み均す楕円に、夢路すなわち 30 名前:微[sage] 投稿日:2007/04/10(火) 01 04 40 ID 20uWrG/u 【コメント】 52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03 45 01 ID ZmBzTBdH 30 これは上手い。砂という言葉を使わず砂を見事に書き尽くしています。「すなわち」が「砂」との 掛け言葉になっているのも洒落ていますが、私としてはもう一行、最後に何か仕掛けを付け足し たくなりますが、タイトルの「微」が絶妙なのでこれでいいような気もしてきます。 65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 24 17 ID 9AWEr/b8 30 とんちは効いている。だけど内容が薄いかな。上質な言葉遊びへの加点 1点 73 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 25 37 ID 2anZ0Zg3 30「微」/1点 うーん。かっこいい。 少ない語句で受け取れる。言葉選びが上手く幅が広いので読み手も噛み締める事ができる。 最終行「踏み均す楕円に/夢路すなわち」が良い。前の行とあわせて感傷的になれる。 「波紋」は状況から「どんな」状態であるのか、 主人公の抱く想いを伺いたい所。 この文体で深い心情を求めると、遊び心と硬質なかっこよさが飛んでしまうのかな。 それでも言葉使いは完璧。 明らかな砂の描写はなくとも全体に内蔵されていていい。ややおとなしめ。 79 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/04/21(土) 01 53 42 ID d0jtZ5sj 30 「微」 やはり最初の評価通り上質な言葉遊び以上のものは見出せないかな。 この5行で砂というものを表現し尽くしたとは言えないし、かといってある断面を鮮やかに切り取ったとも思えない。 たった5行でこれだけイメージの広がりのある作品を書いて見せたのは大したもだけど。 あとよく考えたら3行目だけは意味が汲み取りづらいしゴロも悪い気がする。 80 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/04/21(土) 01 56 13 ID d0jtZ5sj ごめん、 30は1点です。 84 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 19 09 54 ID LvGoHd34 30 ストレートに砂を表現。表現力は素晴らしい。でも、表現しただけです。 砂の向こう側がない。砂そのものです?そんなこともないか?砂に儚いものを 重ねあわせていますね。情緒もあります。 1点 86 名前:長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 20 46 59 ID HZX9mecF 30 上手い!これが技巧というものでござるな。 ただ上手いだけでなく、碑文に刻み込まれそうな格調があり じつに渋い詩でござるなあ。 ただ…やはり拙者は、もう1行!と思ってしまったでござる。 もう1行、欲しかった。 1点 360 名前:浮雲 ◆UotP.JZN52 [sage] 投稿日:2007/04/25(水) 10 34 38 ID JtYPQ0t4 遅くなりました。前回本スレ30の「微」を書きました。思いのほか高評価だったようで嬉しかったです。 >>まんこ将軍さん 将軍さんに上手いと誉めてもらえてしかも3点まで頂きびっくりしています。僕はなかなか落ちまで持って行く、 技量がないのであとひとつのつけたしが難しいのですが、砂を感じ取ってもらえて嬉しいです。 >>ナナシーさん 確かにとんちみたいになりました。でも上質な言葉遊びのお言葉嬉しく点数も頂きありがとうございました。 >>やさしいあくまさん かっこいいと言ってもらえて感謝してます。波紋は砂に指で描いた模様が風によって消えるというより、 飛ばされて広がっていくようなイメージです。以前にセンゴスレでも何度か評価頂きましてあくまさんの評が あって今回とても嬉しかったです。 >>noteさん 砂そのものとそこから思い浮かべる心情を描くつもりでしたがやはり足りないようですね。今は情緒を表現 することので精一杯なところです。 >>長介ジュニアさん 技巧や格調などもったいないくらいのお言葉に感謝しています。でもやはりもう1行ですか。今回多くの方に 物足りなさを指摘してもらえたのでとても参考になりました。僕はあまり参加できませんが審査員の皆様方には いつも大きな感謝でいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。 【得点】 4点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:3点 ナナシー ◆zMYfgmhp9w:1点 【得点(決選投票)】 4点 やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ:1点 ナナシー ◆zMYfgmhp9w:1点 ◆notePDkbPQ:1点 長介ジュニア ◆kuJg2yitX6:1点 ■▲▼ 唇、 喪服が太陽光をガンガン吸うから 仕方なしにビールを呷る 仕方なしにだよ 美しき葬式に 乾杯 くぉんっ て 墓石と缶の間抜けな音 くぴり ファンタジーの王道で行くと 普通逆だよね あるいは涙を流すべきなのかも知れないけど そんなに乙女してないし それにそもそも 酔うとキス魔になるじゃん私 知らねえよって言われそうだけど 気まぐれにひざまずいて 触れるか触れないか 眠りを妨げないように ざらり そっと これくらいが丁度いいのさ 地面から顔をあげて親指で唇をグイ 拭った 31 名前:唇、[sage] 投稿日:2007/04/10(火) 01 31 34 ID g0WDpTMc 【コメント】 52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03 45 01 ID ZmBzTBdH 31 墓地で地面の砂にキスしてみせる、という発想は見事です。しかし「ファンタジーの王道でいくと」 の一文が邪魔というか、必要ないように思えます。そして「それにそもそも」と「キス魔になるじゃん」 の掛かり受けが文法的におかしいので、一瞬意味や情景を見失います。 65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 24 17 ID 9AWEr/b8 31 惜しいなと思う作品。良い部分も多いけど、所々表現の贅肉がたぷついている。もっとストレートに書いた方が良かったと思う。 75 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 36 10 ID 2anZ0Zg3 31「唇 少し言葉に整理が必要なところも。 人間味があって生の声っぽかった。想像ですが対話の中に二人の親密さが伺える。 さっぱりしていてシンプルです。 82 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 11 11 37 ID X+nZTgnc 31 気取った感じが良いですね。ビールなんか飲まなくても、キスしたかも知れないです。 でも、ビールは主人公の照れ?とか気取りなのでしょう。文体も内容にあっています。 346 名前:鞭 ◆ILLsmD2C1w [sage] 投稿日:2007/04/22(日) 01 42 29 ID vt4J/Oxy はい、どうも『唇、』書きました雑魚テです。 えー解説させていただきます。 タイトルの読点。これは砂のつもりでした。 あと最後、は、映画『勝手にしやがれ』のラストに(畏れ多くも)いんすぱいあされたつもりでした。 結果、だぶついた仕上がりとなっちまったようで残念無念。 審査員の皆様方、まとめてくださった方には感謝です。毎度ありがとうございます。 チャンピオンサンおめでとうございます。 354 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/23(月) 09 14 55 ID L6xmCWGk 346 なるほど、「、」が砂ね。洒落が効いた工夫だね。 『勝手にしやがれ!』を見た事があったら3点入れていたかも。 ■▲▼ 眠り男 水道の蛇口をすこしだけひねると すこしだけ水が流れ始める 細い流れがステンレスのシンクを濡らし続けている 食卓の上を片付けたおれはその上に横たわる とぎれることのない水音を聞いていた キッチンの蛍光灯はつかない 壁のスイッチに手は届かない おれはまるで食物のようだ おれの本性は神聖さに近いようだ 買うのはいつも死んだ動物の肉だ 32 名前:眠り男[] 投稿日:2007/04/10(火) 05 51 51 ID sfxq7WCE 【コメント】 52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03 45 01 ID ZmBzTBdH 32 タイトルから考えてミスターサンドマン、ということなのでしょうが、最後の二行が夢に落ちる瞬間の 支離滅裂さなのか、何か深い意味が込められているのか判断がつきませんでした。神聖さに近い というのはなんとなくわかります。最後の晩餐的なイメージ。しかしそれに続く「死んだ動物の肉」が 生きたまま食べるような肉食動物とは違う、という意味で殺してあげてから食べる人間の神聖さを 夢見と共に思い出したのでしょうか。すると少々無理があるような気もいたしまして、殺す現場を あえて見ようとしない一般の人間の言い訳のようにも感じられてしまうのです。もちろん、意味など 支離滅裂なレム睡眠への寝入りばなを書いただけなのならば問題なしですが、それだと今度は 内容が浅くなるようなジレンマが残るわけです。 66 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01 25 56 ID 9AWEr/b8 32 この作品から「砂」というお題に結び付けるのは無理がある。少なくとも砂を本気で突き詰めて書いたとは思えない。 75 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22 36 10 ID 2anZ0Zg3 32眠り男」 何をイメージして書いたか不明でした。 読み手としても受け取るものがありませんでした。無念。 82 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 11 11 37 ID X+nZTgnc 32 砂とこの詩の関係と、詩の意味が読み取れませんでした。すみません。 【得点】 1点 まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:1点 前へ ← 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/94.html
「~チャンプを目指せ!投稿梁山泊 2nd edition~」の312-531 312 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [] 投稿日:02/07/10 10 51 ID F6Dt07P5 やったぁ~!! 245は 俺でした ありがとうございました! う、嬉しい~! 次のお題は「食べ物」でお願いします 食べ物に関することだったら 何でもOKです 飲物でも べつに構わないかも 313 名前:出品者[sage] 投稿日:02/07/10 12 46 ID ??? う~む。かすりもしてないね。 道のりは険しいが、いつかチャンプに、だな。 じゃあ、考えてみるとすっか。 314 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/10 12 55 ID B7l6dEFz このスレの批評者の水準を論評できる人はいませんか? 批評者の「批評のレベル」というものが前提になければ 述べられていることの信憑性の度合いがわかりませんよ。 ただの「戯言」なのかも知れないしね。 妥協したとしても、その批評者の「批評の特徴やクセ」など は明らかに示されるべきことがらでしょうね。 315 名前:ななしくん ◆mnkm8Y8o [sage] 投稿日:02/07/10 13 24 ID ??? 314 妬むなよ(藁 316 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/10 13 24 ID A/RGO8Z6 このスレの批評者はどのタイプの論評が得意なのだろうか? それだけでも知りたいです。概略を書いておきますね。(笑) 『文芸批評のおおらかなる分類』 1、審美批評-純粋に文学の価値としてのみ批評する批評形態。 2、効用批評-社会的、教育的な効用を重視する批評形態。 3、裁断批評-客観的基準に基づいて批評を展開する批評形態。 4、印象批評-主観的な印象でのみ批評する批評形態。 5、伝統的批評-作家個人の実像を交えて批評する批評形態。 6、新批評-作品を作家の実像からは切断して批評する批評形態。 317 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/10 13 28 ID ??? 314 それは必要。 315 貧しい根性。 318 名前:314ですが(w[age] 投稿日:02/07/10 13 33 ID ??? 315 「妬むなよ」・・・って、私は全く投稿してませんが?(w 319 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/10 13 40 ID XH0bGusT 314 「批評者を批評する」という・・その批評者は必要ですよ。 320 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [sage] 投稿日:02/07/10 15 08 ID ??? 318 参加もしてないようなヤシが何ウダウダいってるんですかぁ?(藁 ここは誰でも審査員やっていい 多数決でチャンプ決めるスレですよ ちなみに俺は批評なんてやってません 素直な感想です だって プロじゃないんだからさ(藁 これ以上文句つけてくるようなら チャンプの僕に対する妬みとしか 思えないですよ 選ばれた僕に対して大変失礼でしょ もう やめてね 321 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/10 15 48 ID ??? ななしくんはいいキャラだ。 一応、実力もあることだし、これからは煽りキャラでやってみたらどうだろう? みんないかいかには飽きただろうし、 322 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [sage] 投稿日:02/07/10 16 02 ID ??? 321 「一応」じゃないでしょ それ失礼だよ(藁 俺で遊ぼうなんて思わないことだね 俺は放置できる人間だからね 323 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/10 16 31 ID ??? チャンプが厨房だった!どうしよう!? 324 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [sage] 投稿日:02/07/10 16 41 ID ??? そんじゃ俺は厨房代表審査員ってことで それでいいよ(藁 325 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/10 21 36 ID fY/a3deT おめでとー!☆ 245の、ななしくん、おめでとー!☆ 次の回はすでに始まってまちゅ☆ 「食べ物」をテーマに好きなタイトルつけて投稿しちゃってください♪ 締切は7月17日の午前10 51分まででーす☆ 新しい審査員のヒトも募集しまーす☆ さて、あたしの週番はこれでおちまい★ 次の週番さんを指名させていただきまーす! でも、なんか忙しそうなヒトが多いなぁ。。。★ ◆76fFko5oタン、お願いできますかぁ~?☆ 326 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [sage] 投稿日:02/07/10 22 26 ID ??? 撫子さん、週番お疲れさまでした。 245さん、チャンプおめでとうございます。 誤解を怖れずに話すなら、このスレは自画自賛も容認なんです。 しかもチャンプになるには、他の審査員からも選出されなければいけない。 だから、異議なしです。 ただ、これからは他の人の詩も褒めてあげて下さいね。 自分の詩がいちばんかわいいのは、誰もみな同じなんです。私もそう。 なんてったって自分の分身ですからね。 327 名前:名前はいらない[0] 投稿日:02/07/10 22 59 ID ??? [このスレの遊び方] まず、お題が出ます。 皆さんには、そのお題をテーマにした詩を投稿してもらいます。 審査員による審査の結果、その週のチャンプが決まります。 チャンプには次のお題を決める権利が与えられます。 そして、またチャンプを目指して投稿開始! という具合に遊びます。 見事チャンプに輝いた作品はスレッドの代を跨いで「歴代チャンプ作品」として残されていきます。 [ルール] 一人一作品の投稿で、期間は一週間です。 ※名前欄には「詩のタイトル」を入れる ●投稿者に関すること お題をテーマとした詩を投稿する。 名前欄にはHNその他ではなく、詩の題名を書き込む(匿名投稿制)。 以上の規定を満たさない詩は無効となる。 ●審査員に関すること 審査員は必ずトリップをつけること。投稿締切前に宣言すれば誰でもなれる。 審査員の仕事は「自分の気に入った作品をチャンプ候補として挙げること」のみ。 審査員はチャンプ候補と次点候補を合わせて三人まで選ぶことができる。 候補がなければ、該当作品なしでもOK。 任意で寸評をつけてくれると嬉しい。審査員の作品投稿もOK。自画自賛も容認。 ●審査、集計に関すること 審査員すべての発表があり次第、または締切時間から丸2日経った時点で、集計を開始する。 チャンプ候補・・・3点、次点候補・・・1点 で計算し、最高得点をあげたものがその週のチャンプとなる。 集計後、二人が同点であった場合、双方ともチャンプとし、お題は投稿の早かった者が出すこととす。 三人以上が同点であった場合、審査期間を2日間延長し、協議を行う。 集計は、週番さん(審査員の中から当番制で行う)が行う。 週番さんの仕事は、その週のスレのヲチ(寸評はいらない)と、集計のみ。 〆切の宣言も担当。 集計後、次の週番さんを指名して、仕事は終わり。 328 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/10 23 00 ID i8F3fcG8 すこし修正しました。それだけ。 329 名前: ◆76fFko5o [] 投稿日:02/07/11 01 52 ID nnzsrT1G 撫子さんから指名があり、週番を担当させて頂きます◆76fFko5oです。 宜しくおながいします。 テーマは「食べ物」で、締め切りは7月17日の午前10 51分です。 詳細は 327を参考にお願いします。 投稿、審査をされる方、みんなで協力しあって楽しいイベントにしましょう。 330 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/11 12 38 ID ??? つうか、ななしくんは荒らし代表なんじゃ… 最初っから、ななしくん=微熱くんでケテーイだったでしょ? 今更って感じするんだけどなあ 331 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/11 12 54 ID ??? 330 そういう話は↓でやろう! 【チャンプスレ専用!】雑談、議論、感想スレッド http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50 332 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/12 20 12 ID OCZkTY96 もう大会は始まっています お題は「食べ物」です どんどん投稿ください 333 名前:乳[] 投稿日:02/07/12 21 58 ID T/cYKpmM 温かい水の淵からスクリューで飛び出した! 僕は生まれたての 異星人 地球の風を恐る恐る吸い込み 拠り所を求めて泣いた すると柔らかな声がして 口の中に丸く尖ったものが押し込まれたので 力いっぱいむしゃぶりついたんだ とろっとした 野生の匂い 命あるものすべてを放り込みシェイクして作った 太古から変わらない この星の味だ 334 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/07/13 07 50 ID uqHqQulm 333 一番手にふさわしい、勢いを感じる詩です。冒頭の1行目がカッコいい です。展開的には「異星人」というのは違和感がありますが、不思議とあまり 気になりませんでしたね。 335 名前:審査員さんたちへ[age] 投稿日:02/07/13 09 56 ID ??? 「スティールドラム」だっけ? つまらない詩でした。 ほとんど駄詩ではないのだろうか? もう少し詩作品に対する要求水準をあげるようにして下さい。 336 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [sage] 投稿日:02/07/13 10 07 ID ??? 335さん 331をご参照下さい。せっかく立てたスレを活用しましょう。 337 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/13 10 25 ID HHNOMj+d 335 同感。あの詩に注目すべき要素は何もなかった。 稚拙な常套句の連続ではないか!詩は終行で全体の印象が 決まるというのに、あの詩の終節の飛躍などは冷笑ものだ。 338 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/13 10 30 ID 8JDkv8Cu 337 場の空気を読め!馬鹿!! 339 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 11 13 ID ??? 338 場の空気? そんなものどこにあるんだい?(w 340 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 11 15 ID ??? 339 君の行為は身勝手以外の何者でも無いね。 即ち空気が読めない、分からない、と(w 不毛な書き込みは、議論スレでな。 341 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/13 11 35 ID 0V/8sL9r >スティールドラムという詩の明らかな欠陥は 詩の終わらせかた、しめくくりかた、にあると思う。 流れからして、あんな突然の変化はやめた方がいいし しかも、あまねくあふれているフレーズで終わらせる なんてのは「発想と筆力の不足」を感じさせるものです。 詩に導入されている語句も稚拙と言われても仕方のない 水準のものでしょうね。 342 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 11 38 ID ??? 340 自分自身に盲目ですか? 343 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 11 47 ID ??? 337- 342 そういう話は↓でやろう! 【チャンプスレ専用!】雑談、議論、感想スレッド http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50 344 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/13 11 50 ID w1LQFEga 341 それもそうなのだがオレは、そのなんとかドラムという詩に 熱くなれなかった。胸がジ~ンとしなかった。そんだけだ。 345 名前:wildcat ◆nyancoBs [sage] 投稿日:02/07/13 11 50 ID ??? 335 「隗より始めよ」って言葉、知ってる? 346 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/13 11 51 ID XiGu5Rhr 11 :参加するカモさん :02/07/02 10 32 ID 6cOcgqO4 W杯でサッカー選手の肉体美とさわやかな語り口調を見聞きしてたら、ひろゆきさんの湿度たっぷりのメルマガが妙に重く感じるようになってきた かつて私のヒーローだったひろゆきさんも今では生ゴミみたいな存在 もういいよ みんな裁判ネタに反応するのやめようよ 私達がいちいち反応するから益々調子にのるんだよ 削除依頼を拒否することがかっこいいと思っている小さな男(プッ 347 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 11 53 ID ??? 345 ご忠告どうも。書き込む直前には、 コピペしてからリロードをお勧めする。 議論、雑談はどんなことでも 343のスレへ。以後放置です。 348 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 11 57 ID ??? ハートにキュンとこない詩は駄目なんだよ。やっぱり。 344 349 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 12 01 ID ??? 347 ああしろ、こうしろと、勝手なことばかり言う人だ(笑 350 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/13 12 41 ID ??? 現在の投稿作品数1 作品 333 351 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 15 28 ID ??? これからは審査員の方々にIPを出してもらってはどうでしょうか? そうすれば自作自演を防げるかと思いますので。 352 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 30 ID ??? 351 審査員の自作自演なんて聞いたこと無いんですけど。。。 353 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 31 ID ??? つーかいか粘着IP出せやコラ 354 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 15 33 ID ??? 352 自分に票入れる奴とか出てくるだろ? ななしくんみたいにさ。 355 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 34 ID ??? 354 だからって審査員だけがIP出しても意味無いじゃん(w 356 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 15 36 ID ??? 355 もしチャンプが自作自演疑惑をうけたら、 チャンプもIP出せば疑惑を払拭できるじゃん。 もしIP出せなかったら自作自演確定。 357 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 37 ID ??? 356 チャンプがIP出しても投稿者がIP出さなきゃ意味無いって言ってんだヴァカ 358 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 40 ID ??? 梁山泊存亡を賭けた戦いか・・・ 359 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 15 41 ID ??? 357 だから、自作自演疑惑を受けたらIP出せば疑惑を回避できるようになるだろ? 逆に出せなかったら疑惑がより深まる。 そういうふうになれば、自作自演する奴はいなくなるんじゃないかな? 360 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 42 ID ??? 359 IP出せば疑惑が解消できるとでも? だから片一方が出してもこの場合意味無いんだってば(苦笑 それにそこまでして審査員続けるってのもね・・・ 361 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 44 ID ??? つーか氏ね 362 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 46 ID ??? ↑そういう話は↓でやろう! 【チャンプスレ専用!】雑談、議論、感想スレッド http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50 363 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 15 48 ID ??? 360 だから、片一方だけじゃなくて、とりあえず審査員にはIPを出しててもらって、 投稿者が疑惑をかけられたら、投稿者もIPを出せばすぐに疑惑を払拭できるようにしたらどうか、と言ってるんだよ。 わからないかな? もちろん審査員の協力が必要不可欠だけどね。 364 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 15 50 ID ??? 363 だからその投稿者がIP出すかどうかなんて分かんないだろうが。 続きは議論スレの方で。つーかアタマ悪りぃな・・・ 365 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 16 01 ID ??? 投稿募集中! テーマは「食べ物」で、締め切りは7月17日の午前10 51分です。 詳細は 327を参考にお願いします。 投稿、審査をされる方、みんなで協力しあって楽しいイベントにしましょう。 366 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 16 15 ID ??? いかいかが介入すると どのスレもこんな感じで荒れるんだよな。 367 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/13 16 20 ID ??? >審査員諸君へ それでは次回の「ちゃんぷの詩」とやらを まっています。 スキの無い論評を期待していますよ。 その詩作品の「価値の水準」を特定 して下さいね。でわでわ。 368 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/13 16 26 ID ??? makeinu消えたか(笑い 369 名前:夏祭り[sage] 投稿日:02/07/13 22 37 ID ??? 夏祭り 学校の帰り 制服のまま仲間で待ち合わせ 30分かけて神社まで歩いていく 女の子たちは先に帰って 浴衣に着替えて ぼくらを待っていた そして君の顔は提灯に照らされていた 石けんのいい匂いがした クラブの後で ぼくらは腹ぺこだった 女の子よりも 君よりも 焼そばやトウモロコシやお好み焼き が 大事だった 女の子たちをほとんど置き去りにして ぼくらはそれらをかきこんだ 「いっしょに食わねえか?」 君はにっこり笑って 首を横にふった 腹ぺこから解放されたぼくらは ようやく 女の子たちの浴衣姿を ほめ始めた 君はなぜかキティちゃんのお面をほしがった 汗ばんだシャツ 祭ばやし ぼくはラムネを飲んで 内のビー玉をどうやって取り出すか 仲間と ちょっとした口論をしていた 話もはずんで 帰り道 女の子たちを送っていく ぬかるみをよけて ほんの少し遅れた君 ぼくはズボンの尻で 油まみれの手をごしごし拭いてから 君にむかって差し伸べる 君の手をはじめて握った夜 少しだけ呼吸が 止まった 370 名前:ななしくん ◆GPgRhQFI [sage] 投稿日:02/07/13 23 52 ID ??? 審査員やめます 僕のせいで荒れてしまいましたからね ついでに粘着22号も僕の自演キャラでした いっぺんに二人の審査員がやめることになります すみませんでした 371 名前:虚構の胃袋[] 投稿日:02/07/14 01 05 ID pavZueu5 三万回の食事が 庭の薔薇を枯らした 三十回のチョコレート文字が 裏山の杉を薙ぎ倒した 私は巨きな世界を胃袋に詰めて しかし一人の部屋に立ち惑う ガラムマサラの勇み立つ香りを 私の尻は放ってはくれない 私のような胃袋の人が 世界には数えきれないほどに居て ビーフカレーの糞を作れる臓器は ひとつもないのだ 三万回を経験したすべての胃袋 十万回をも経験しうるモツも居る 金粉を含んだとしても役立たず 植物は罵声を我々に浴びせるのみだ 372 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/14 01 12 ID ??? 370 謝って済む問題だから許す 373 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/14 01 17 ID ??? テーマは「食べ物」で、 締め切りは7月17日の午前10 51分です。 詳細は 327へ このスレに関する雑談その他は http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50へおながいします。 現在の投稿作品数は「3」 333 369 371です。 色々ありましたが、人間だもの♪って事でどんまいどんまい。 374 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/14 03 07 ID ??? nさん審査員やってもらえませんか? 375 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/14 05 28 ID ??? 374 バカを呼び込むんじゃない、この馬鹿 376 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/15 02 26 ID ??? 随時作品募集中也 377 名前: ◆76fFko5o [] 投稿日:02/07/15 04 42 ID GcQWwpKB 行動としてのage。 378 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/15 10 30 ID ??? 374 nの自演だよ(笑 379 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/15 13 17 ID nEZmZ47h 「角砂糖100%の桃色キャンディー」 角砂糖の石畳 打ち水は御法度! 恋の熱気にみるみる溶けて 足が食われるよ 甘い甘い解けた結晶の隙間を くぐり抜けて 落ちる私の身体 〔どこまでも〕と感じたけど そのうちギュッと閉じ込められて ようやく悲鳴をあげるのよ どこまでもは落ちられない それでも私は 今日もキャンディーが食べたくて くちびるを桃色角砂糖で染めて 舌を何度でもからめて 舌を何度でもからめて 男の人を抱くように 落ちていくのよ 380 名前:279[sage] 投稿日:02/07/15 13 20 ID ??? 名前欄にタイトルを入れたら《文字数オーバー》といわれたので、 本文にタイトル入れました。 381 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/15 14 40 ID ??? 333 視点が面白い。「乳」は人間が生まれてはじめて口にするもの。立派な「食べ物」だね。 全体的には雑な作りに見えるが「太古から変わらないこの星の味」、乳に対して「野生の匂い」 など言葉の選び方に高いセンスを感じます。 382 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/15 14 45 ID ??? 369 食べ物といあうテーマがかなり強引に組み込まれている気もするw すでに作ってあった作品に強引に食べ物を混ぜたかのように 主人公の視点が「食べ物」なのか「女の子」なのか定まりがなく すっきりと読めない。ラムネのなかの玉を取り出そうとするくだりなんかはとても好きなのだが。。 383 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/15 14 55 ID ??? 382 女の子が「食べ物」だってことですよ たぶん しかも魅力的な食べ物です(W 384 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/15 15 02 ID ??? 383 手を握った瞬間に少し心臓が止まった少年なのだから まだ「食べる」には遠いと思った。 余計なチャチャ入れんでくれ。 385 名前:オムライス[sage] 投稿日:02/07/15 15 17 ID ??? 土曜の授業が終わると おなかすかせて家へと急ぐ 一人っ子でカギっ子のぼくに 待っているのは食卓の上の冷えたオムライス 朝の忙しい時間に母がせめてものという想いで 作ってくれたオムライス ケチャップつけてラップにくるんであるから ラップ剥がすとケチャップがそっちにくっついてた 電子レンジなんかない時代で いっつも冷たかったけど ぼくにとっては御馳走だったオムライス あれから十何年経っただろう もう数えることもばからしいくらい 時は過ぎて 冷えたオムライスを 時折、無性に食べたくなる あったかいオムライス食うたび あの冷えたオムライスを思い出す 母が口に出さなかった思いに 今になって気付いた 親孝行のひとつもできてないけど ただいまと言うために オムライスを食べるために 帰ろう オムライスを作ってもらおう とびきり暖かい できたてのオムライスをぼおばろう そして聞かせてあげられなかった そして言うことができなかった おいしいという台詞を 言っておこう 386 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/15 15 27 ID ??? テーマ「食べ物」 締め切りりは7月17日の午前10 51分です。 詳細は 327へ このスレに関する雑談その他は http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50へおながいします。 現在の投稿作品数は「5」 333 369 371 379 385が現在のノミネート作品です。 387 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/15 16 40 ID ??? 385 文は雑だけど読んでいくうちにグッと作品に引き込まれた。 ホント、文は雑なんだけどね、こうゆう気持ちで詩を書くのが一番に大切な事なんじゃ ないかな、と思う。何か忘れていたものを取り戻させてくれたような作品。ありがとう。 388 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/16 01 58 ID kGpxc1fk age 389 名前:銀の匙で脳味噌を(1[age] 投稿日:02/07/16 06 32 ID ??? ボクはビートルズが大好きなんだ。 君は、きっと、そんなでもなかっただろう。 でも、好きになってくれたのかも。 ワカンナイケド。 マックスウェルが銀の槌をバンバン叩くんだ。 シルバーハンマーメン。 ボクのお気に入りの曲さ。 君は、きっと、そんなでもなかっただろう。 でも、銀の相槌はバンバン打つんだよね。 乙女座のA型って悲しいよね。 まっすぐなんだってね、なんにつけ。 でも、意思表示はできないんだってね。 ヨクシラナイケド。 ボクは君をよくしらないんだ。 だってなんだってうなづくからさ。 だからぜんぜん気付かなかったよ。 ウラギッテイタナンテ。 マックスウェルが銀の槌をバンバン叩くんだ。 シルバーハンマーメン。 お気に入りだからフルボリュームで。 君は、きっと、嫌いだったんだろう。 ほら、しかめっつらさ。 乙女座のA型って悲しいよね。 本当はガンコなんだってね。 でも、臆病なんだってね。 ナントナクワカルケド。 ボクは君をもう許せないんだ。 あの愛の言葉もあの愛の台詞も、 あのときのこんな声とか、 あんなに喜んでくれた他愛ないコトバとか。 カエシテクレヨ。 君の銀の相槌をとりあげる、 さあ、バンバン打つんだ その脳みそから取り返すために、 ぱっこりアタマを打ち付けて。 390 名前:銀の匙で脳味噌を(2[age] 投稿日:02/07/16 06 32 ID ??? 銀のスプーンで 君の記憶を味わうんだ。 この味はあの日の出来事だし、 この味はあのときの君の×××。 火を通せばもう少しマシになるんだろうけど、 悲しみの匂いがヒドイ。 しかもこの味はあの男の口説き文句。 ヤスッポイ人工甘味料ミタイダ。 ボクはなんだか無性に腹がたってきて、 乱暴にガツガツと食べてやったんだ。 キッコーマンが欲しいけど、それもガマンして。 どうしてだろう、 涙がこぼれた。 君の脳みその奥底は、 だって みんなぜんぶすべて ボクの味しかしないからさ。 乙女座のA型って悲しいよね。 あんな男のカルいコトバにも 逆らえなかったんだね。 ホントに大好きなのは。 ボクはおなかがいっぱいになって、 なんだかどうでもよくなってしまった。 でも、なんだか君に悪いから、 ボクもぽっこりアタマを打ち付けて 脳みそを君のアタマに移そうと思うんだ。 それでうまくいくと思うんだ。 なんだかうまくいくと思うんだ。 とってもうまくいくと思うんだ。 もう、ものすごく うまくいくと思うんだ。 391 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/16 06 47 ID ??? 審査員になろうかと思うのですが。 もしよろしければ返答ください。では失礼いたします。 392 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/16 08 19 ID 968JLdn4 391 トリップさえつければ誰でもなれますよ お気軽に どうぞ 393 名前:朝のぽえむっち[] 投稿日:02/07/16 09 33 ID U1qaKMt2 390 >・・でも、なんだか君に悪いから、 ボクもぽっこりアタマを打ち付けて 脳みそを君のアタマに移そうと思うんだ。 それでうまくいくと思うんだ。 なんだかうまくいくと思うんだ。 とってもうまくいくと思うんだ。 もう、ものすごく うまくいくと思うんだ。 解答:なんだか そうおもうよ。 394 名前:トソカシ[] 投稿日:02/07/16 12 41 ID lHo7fsJQ 褐色の衣 ジャグジャグ 水色のきゃべつ パキパキ 特性ソースは 鼻をつく護摩の薫り 芥子は己の役目を忘れ 堕落している さて このトソカシを食べるために 今 何かが足りないことに 気づいているだろう 甘蝦の肉感 粘りつく 繊維の襞々 哄笑しながら飛び込む 肉汁の海! 潜り込む肉の言葉で それが もしトンカツに変身したなら 歴史に名を残すほどの ラッキーだ 395 名前:くわえポッキー[sage] 投稿日:02/07/16 12 54 ID ??? ポッキー くわえ煙草みたいにすると 旅に出たくなるよね 396 名前: ◆DbfBMOQo [sage] 投稿日:02/07/16 13 35 ID ??? http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1024587538/220-222n 220 :粘着22号 :02/07/02 15 16 ID ??? 粘着でも審査員になれますか? 221 :ななしくん ◆GPgRhQFI :02/07/02 15 20 ID ??? 220 なれます もちろん 222 :粘着22号 ◆JRnC5rvE :02/07/02 15 22 ID ??? それじゃあ、よろしくです。 http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/177 177 :ななしくん ◆GPgRhQFI :02/07/13 23 45 ID ??? ついでに粘着22号もいなくなります おっしゃる通り あれは僕ですから 397 名前: ◆DbfBMOQo [sage] 投稿日:02/07/16 13 37 ID ??? 失礼。誤爆 398 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/16 17 42 ID ??? こいつ確信犯だ 399 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/16 17 51 ID ??? 259が本当のチャンプ 400 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/16 17 55 ID ??? もうこんなところに投稿したくない。 だって自分に票入れた人の勝ちじゃん。 401 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/16 18 05 ID ??? 俺は投稿したいんだから邪魔すんなよ このスレが嫌いなら他いってろ 誰もお前にいて欲しいとは思ってない 402 名前: ◆zYh7dlZ2 [sage] 投稿日:02/07/16 18 10 ID ??? 次は俺が優勝する。 自作自演すりゃいいだけだから簡単だよな。 ってことで審査員やります。 403 名前: ◆L9oA/87s [sage] 投稿日:02/07/16 18 11 ID ??? 俺も審査員やります。 404 名前: ◆sexZ0d/E [sage] 投稿日:02/07/16 18 11 ID ??? 俺もやります。 405 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/16 18 24 ID ??? 404 sexだ 406 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/16 18 33 ID Hd286cmz 402-404 ドゾドゾ! それで君達が「おもしろい」っていうんだったら、勝手にすればぁ? 自作自演はトメラレナイもんね★ とりあえず審査員イッキに増えて、わーい!☆とでもいっておこ★ 407 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/16 18 34 ID ??? 402-404 とりあえず一度宣言したからには、やってもらうからね。 408 名前:402 ◆NBOPkseQ [age] 投稿日:02/07/16 18 35 ID ??? 407 トリップ無くしたんで変えます。 409 名前:403 ◆dsPUAZG2 [age] 投稿日:02/07/16 18 36 ID ??? 俺も無くしたんで変えます。 410 名前:404 ◆G3Yzo0a6 [age] 投稿日:02/07/16 18 36 ID ??? 俺も 411 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/16 18 47 ID ??? 審査員がイッキに3人増えまちた、たぶん☆ 408-410 よろちくねー!☆ 412 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/07/16 20 28 ID heduZ2Ss ゴハン食べた直後に「食べ物」の詩、読むのちとツライ★ けど、すんぴょ~☆♪ 371 んー、カレーと植物がどう繋がるのかわかんなかた★人間のうんこは 自然に帰らず植物から罵声を浴び、かといってカレーにもならず 金粉まじって出てきても役立たず。虚栄の胃袋かにゃ★数字持ち出すと わからんものがわかるよーな気になるもんだけど、これは外してるかなぁ★ 379 んん?文字数オーバーて、ケイタイからかにゃ?? キャンディーみたいにほどよいカタさと、とろけるような半個体 状のやぁらかさ。もっともっと甘さも歯がキィィーン!てなるく らいに欲しかったけど、これはこれで程よくまとまってるかにゃ☆ あとよろちく☆ 413 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/07/16 20 30 ID ??? 今回のテーマは「食べ物」です。 みなちゃまの投稿、お待ちしております☆ ルールは 327にあるから守ってネ!☆ 締切は7月17日の午前10 51分です。 審査員、募集してまーす!♪ 414 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/16 20 31 ID ??? 煽りに弱いのう 415 名前:391[sage] 投稿日:02/07/16 21 41 ID ??? 392 そうですか。。。 では、後ほどHNとトリップをつけて現れます。 拙い感想しか書けませんが、よろしくです。。。 416 名前:アイアン・マン[] 投稿日:02/07/16 22 39 ID 6yUGNE+v お前の白くて冷たい 首筋を 俺の紅潮した 欲望が 三本の燃える指となって 駆け降りる お前の白い項(うなじ)に 頚動脈を 掘り当てた 性欲の炎が 転化して 食欲のドラゴンが生まれた日 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その日からというもの 俺(ドラゴン)は 目につく物凡てを 食いまくった 犬や猫はもちろん食った 電信柱も歩きながらつまんだ 雲を長い舌でからめ取って ちゅるりと吸い込んだ 胃袋が無限なのではない 消化してしまえば また腹が減るのだ 俺を退治しにやって来た 鋼鉄の巨人も 腹が減っていた キリのない食欲についての悩みを 俺達ニ体は 話しあい お互い 自殺することに決定した 鋼鉄の巨人は 高熱の鉄板で己を焼き 俺は太陽まで飛んで それに巻きついた ドラゴンのバーベキュー 意識が戻ると 俺は彼女を抱いて 横たわっていた 彼女の裸体が 太陽のように熱くて 俺は彼女の項から 急いで手を離した 俺は鋼鉄の巨人に まんまと騙されたのだろうか あいつめ 今頃 世界を救った英雄気取りか あいつだって 車を食うくせに ビルを噛るくせに 鉄条網のうどんを啜るくせに 世界を壊すことが仕事のくせに ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 417 名前:ノミネート作品一覧[age] 投稿日:02/07/16 23 12 ID ??? 333 369 371 379 385 389-390 394 416 テーマ「食べ物」 締め切りりは7月17日の午前10 51分です。 詳細は 327へ このスレに関する雑談その他は http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50へおながいします。 418 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 00 14 ID ??? 締め切り日age 419 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 01 29 ID ??? 投稿キボンヌage 420 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 02 04 ID ??? また自作自演で自分に点数を入れるのか。 421 名前:日常[sage] 投稿日:02/07/17 02 52 ID ??? なんとなく、暇潰しにと、表面を磨いてみたり、する。 どうしたい訳でもないけれど、冷蔵庫へ出し入れを繰り返してみたり、する。 ただぼんやりと、お手玉なんぞしてみたりも、する。 そのうち段々愛情が沸いて来たりするけれど、 くちびる寄せたって、やっぱりなんも言わないし、気持ちもよく分からない。 で、気がついたら夕食の後に出て来たりして、少し哀しくなったりも、する。 422 名前:変態味覚宣言[sage] 投稿日:02/07/17 07 48 ID ??? わからないんだよ ご飯を口に含みながら 牛乳で流し込む それを許せる お前の味覚がわからない なあ それって気持ち悪くはないのかい 口腔内で攪拌される飯粒と牛乳 白と白は溶け合い絡み合いながら やがて食道から胃へと ねっとり嚥下される うげっ 想像するだけで吐きそうなんだよ お前の事は好きだけど お前の味覚は許せない ご飯には牛乳 その感性がだめなんだ もう限界さ これで終わりにしよう たかが食べ物のこと なんて言うなよ これは一生の問題だからな ご飯に牛乳なんて・・・ ふっ ご飯にはコーラ これに決まってるだろ 423 名前:ノミネート作品一覧;〆切まであと3時間[age] 投稿日:02/07/17 07 55 ID ??? 333 369 371 379 385 389-390 394 416 421 422 テーマ「食べ物」 締め切りりは7月17日の午前10 51分です。 詳細は 327へ。 このスレに関する雑談その他は http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50へ。 424 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 09 53 ID ??? さあ、今回は何人の自作自演者が出るのかな? 425 名前:星型のケーキ[sage] 投稿日:02/07/17 10 52 ID ??? 皺だらけの手が帽子をのける 下から現れるだんまり 背広はハンガーに戻され また一年の眠りにつく カフスが外されめくれるワイシャツ 腕の毛で拭う紅い顔 恐らく唇の上 薄く感じている 塩 陰の落ちるダイニング 腰掛けるあなたの 目の奥に 鮮烈な光 白十字 夏草の緑に とり残され 眠る 戦友の名前 傷口はかさぶたすら剥がれ落ち 開くことも滲むこともしない 鈍い痛みが時折 忘れた頃にぶり返す オーブンの音で あなたと私は我にかえった 部屋中に流れ出すバニラ 膨らんだ スポンジケーキ 何年前だったか あなたが初めて入れ歯にした年 私はクッキーを ケーキに変更する事にした 丸に刃を入れて切り取る 丁寧に作る 星型 見かけによらず甘党のあなた 年に1度 この日だけ はけで塗る メイプルシロップ あなたのプライドの 色 あなたの大切な 星の And where is that band who so vauntingly swore “黄色い猿”の一群を 火炎放射で追いつめた話 That the havoc of war and the battle s confusion 太平洋で船を沈められ 遺品もない2番目の兄のこと A home and a country should leave us no more? 息子に孫に武勇を 正当性を叫んで 揮う Their blood has wash d out their foul footsteps pollution. けれど本当に説き伏せたいのは 慙愧に囚われた影 No refuge could save the hireling and slave 手に 目に 背に 残されたままの“あの時” From the terror of flight or the gloom of the grave せり上がる黒を塗りつぶし 唱える正義 脆い興奮 And the star-spangled banner in triumph doth wave 星の勲章にすがって その肯定を救いにして立つ O er the land of the free and the home of the brave 50年が経過しても ケーキをどうぞお義父さん 星の形をした お友達の分までどうぞ 勇ある者に輝ける星 一緒に再生される苦味を グラニュー糖で打ち消して 楽しかった話でもして下さい ほおばりつつ あなたにこそ相応しい ケーキをどうぞ お義父さん 426 名前:星型のケーキ[sage] 投稿日:02/07/17 10 52 ID ??? 注)アメリカ合衆国国歌Star-Spangled Bannerの3番挿入 訳:あの軍隊はどこへ消えた 我らを自慢気に罵倒した者たちは この大混乱の戦争が戦闘の生む混乱が ふるさとと祖国に もはや何も残さないと 彼らの血は洗い流される 彼らの足跡に残る穢れも 傭兵や奴隷には逃れる場所などない 恐怖からも 怯懦からも そして 薄暗い墓地からも 星条旗よ 勝利に はためけ 自由の祖国の空に 勇者のふるさとに 427 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 11 37 ID ??? 応募締め切りです。 428 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 11 39 ID ??? ◇テーマ「食べ物」◇ ●ノミネート作品 333 369 371 379 385 389-390 394 416 421 422 425 426 429 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 11 54 ID ??? 425-426は1つの作品みたいですね、訂正。 ●ノミネート作品 333 369 371 379 385 389-390 394 416 421 422 425-426 430 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 12 05 ID ??? 422 ご飯に「牛乳」か「コーラ」かというストーリー展開は まるで説得力が無いように思う。 最後まで読んで「で?」と問い掛けたくなる。 421 美しい。手直しするところがないすでに完成された文だと思う。 表面を磨く→冷蔵庫への出し入れ→おてだまをする というように言葉選びにセンスを感じます。「、」の使い方も好き。 431 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 12 20 ID ??? 416 無駄に長い気がするw 「ドラゴンのバーベキュー」という言葉が面白いので、ここから色々と膨らませた ほうが良かったかも。大人社会に反抗している十代の人、という作者像が何となく 僕には浮かんでくる。 432 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 12 27 ID ??? 394 詩の出だしに「褐色」という言葉を使う詩を僕はいくつも見てきた。 そういう意味で、まずパッと見ただけで少し読む気がうせてしまう。 出だしは「作者の詩世界へ」と読む者をいざなうとても重要な入り口だと 思うので、一行目をもっと大切にして欲しいと個人的に思う。 「芥子は己の役目を忘れ 堕落している」この一行はかなり光る。 433 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 12 33 ID ??? 389-390 「食べ物」をテーマにしない方向の方が良かった詩なのかも、と思う。 このスレッドは出されたお題(テーマ)で遊ぶ、という趣向だと思うので 「食べ物」を詩に組み込む事によって詩が雑になるのなら それは本末転倒であり、評価を下げざるをえない。 434 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 12 40 ID ??? 379 好みかそうでないかと言われれば、好みではない。 作品を読んでいても、だらだらとしているように感じてしまう。 他の詩ならばこの人はうまいかも知れないが、少し「お題」に苦しんだようにも 僕は勝手に感じた。 これは僕の価値観や理想、詩に求めるもの、センス、好み色々あると思うので。 他の作品にも言えることなんだけど、審査員に「正当な評価」なんてものは求めるべきではないと思う。 少なくとも僕には「正当な評価」なんていうものは出来ない。 435 名前: ◆76fFko5o [sage] 投稿日:02/07/17 12 55 ID ??? チャンプ候補 385の「オムライス」 3点 殺伐としたこのスレ、板、或いは現実世界を踏まえてあえてこの作品を選びたいです。 他の作品は「脳」にしか来なかったけれどこの作品は「胸」に来た。 異論はあると思うけど僕はこの作品をおす! 次点 421 「日常」1点 次点 333 「乳」1点 436 名前:395[] 投稿日:02/07/17 13 03 ID DH101KzW あのぉ 395も 作品なんですけど 437 名前: ◆76fFko5o [] 投稿日:02/07/17 13 04 ID n5LKahud 436 ごめんなさい!! 直します! 438 名前: ◆76fFko5o [] 投稿日:02/07/17 13 09 ID n5LKahud 今回のお題(テーマ) 「食べ物」 投稿作品 333 369 371 379 385 389-390 394 395 416 421 422 425-426 439 名前:391[sage] 投稿日:02/07/17 13 10 ID ??? よく考えたら、今日は締め切り日だったんですよね。 僕は審査員として、次回から参加させていただくこととします。 440 名前: ◆76fFko5o [] 投稿日:02/07/17 13 14 ID n5LKahud 395 多くの言葉、または長文にしてはじめて完成される作品ってのは確かにあるんだけれど だらだらとただ何となく、言葉を追い詰めたり搾ったり解体することなく長い詩を書く人が多いように僕は思う。 この作品はたった一行で、情景を思い浮かべさせ、新しい世代のロマンを感じさせてくれる。 僕は好き。 441 名前:395[] 投稿日:02/07/17 14 05 ID DH101KzW 審査結果は変わりなし? 442 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 14 14 ID ??? 正当な批評ができないなら、まっとうな批評をして下さい。 クダラない詩に点数を入れるのは「審査員の審美眼」に 問題があるからです。別スレにもそんなことが書かれてました。 443 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 14 24 ID MGw5t006 優れた詩文に点数を入れてね。あんたら審査員の「好きな詩」に 点数いれて「私はこの詩が好きでした」←こんなことを表明され たところでなんの意味もないので。審査員さんたちの「個人的な 好き嫌い」などには興味ありません。 444 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 14 26 ID ??? このスレに関する雑談その他は http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50へ。 445 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 14 51 ID ??? さて、疑心暗鬼の人々の中で、どう点数を入れていくのかな?審査員どもは。 446 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 14 55 ID j2nlTrI4 つまらない詩を、チャンプの詩にしないで下さい。 詩板が荒れて迷惑です。 447 名前:僕達の戦い[] 投稿日:02/07/17 14 56 ID s70VAm3f 少年はいつも飢えの中で ひとり戦いやがて朽ち果て 少女は今日も夜をさまよい 明日の光がやがて差すまで どうしてだろうこんな暮らし 誰もが飢えと戦い敗れ倒れ行く どうしてだろうこの世の中 誰もがみんな明日を見出せず 飢えた目をした狼達が獲物を求め夜の街へ 傷付いた体気力で奮い立たせ 探していたのは愛と安らぎ この飢えをただ癒すために 448 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 15 06 ID ??? 下手な発言をして叩かれるのが怖いのか? Canopusはチラリともでてこなかったな。 449 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 15 33 ID YVLsv/yO >審査員のみんなへ いやね、その詩が好きなら好きでもいいんだから・・・ なぜ自分はその詩が好きなのかの、その心の深層を その自己の感性の深層を、できるだけ克明に述べて もらえればそれでいいのだと思われ。 448 あのね、彼はそんなヤワな奴じゃないよ。 450 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 15 36 ID ??? 頼むからそういう議論は専用のスレでやろう。 荒れる原因にもなるし、第一立てたスレが意味を失ってしまうよ。 451 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 15 41 ID ??? 449 じゃなんで1レスすらなかったのか? 452 名前:451[sage] 投稿日:02/07/17 15 41 ID ??? 寸評としての1レスのこと。 453 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 15 44 ID ??? 今回のお題(テーマ) 「食べ物」 投稿作品 333 369 371 379 385 389-390 394 395 416 421 422 425-426 詳細 327 雑談、意見、その他http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50 454 名前:402 ◆NBOPkseQ [sage] 投稿日:02/07/17 15 45 ID ??? 422 素晴らしい!三点! 455 名前:403 ◆dsPUAZG2 [sage] 投稿日:02/07/17 15 46 ID ??? 422 俺もこれがいいと思った。三点。 456 名前:404 ◆G3Yzo0a6 [sage] 投稿日:02/07/17 15 47 ID ??? 422 俺もこれに三点。 457 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 16 03 ID ??? 454 455 456 また自作自演が現れたか・・。 (3回線使用ですね!) 458 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 16 05 ID ??? 454-456 具体的なコメントがあった方がいいな。 当然ID出して、三者三様の意見を言ってくれると助かる。出来るよな? 三点入れるほど気に入ったんなら、今すぐにでも。 459 名前:404 ◆G3Yzo0a6 [sage] 投稿日:02/07/17 16 06 ID ??? 証拠も無いのに自作自演扱いしないでよ。 それ、失礼だよ? 460 名前:コギャル&中高生[] 投稿日:02/07/17 16 06 ID 7Cxw+R0o http //go.iclub.to/ddiooc/ お役立ちリンク集 必ず役立ちます コギャルとH出来るサイトはここ ヌキヌキ部屋へ直行便 ↓ http //kado7.ug.to/wowo/ 461 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 16 16 ID ??? 402-404はいつでも一緒に行動しているんだね! 審査員立候補もそうだったし審査もそうだね! さらに出てくる順番もいつも一緒! 462 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 16 16 ID ??? 厨房ばっかだな、この板の名無しは・・・ 463 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 16 19 ID ??? 458 是非。 464 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 16 19 ID ??? 461 ID出して欲しいね! 402-404 465 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 16 24 ID ??? 459 証拠もないのに「自作自演をしていない」・・って言うなよ。 それ失礼だ。(複数キャップを使ってまで自演しないでね・・笑) 466 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 16 26 ID ??? 462 オマエガナー 467 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 16 29 ID l+uUPnkd こっちは荒らさない 468 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 16 30 ID ocEpMrJe 454 455 456 また自作自演で点数いれてるよ。 469 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 16 32 ID ??? イカ粘着書くな 470 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/07/17 16 42 ID ??? 459 前回の事もあるし、疑われてもしょうがない要素はあるのだから、 せめて上2人とは別人であると自ら証明して欲しい。 IDを出すとか、コテハンがあるならそれを使うとか。 せっかく審査に参加してくれたのに、 このままでは君自身の人格が疑われてしまうし、 疑わしい君から投票された422の作者が気の毒だ。 471 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 17 01 ID 1qHUbxuY 469 いか微熱さん。貴方が自演するから悪いんですよ。 472 名前:マジレスすまそ[] 投稿日:02/07/17 17 07 ID E+Yqzkdt あのさ、罵り合って一体何なるんだよ。 おまいら俺も含めて詩が好きだからこのスレに居るんだろ? だったら自分が好きな詩に誰でもが点数入れられるようなシステムでも 審査員が点入れるシステムでも良いじゃないか。 重要なのは誰が書いた詩が一番良いかネット上で評価する事なんかじゃなく 純粋に詩が書きたいと言う心と、その詩を大切に注意深く読む事なんじゃないかな? 俺はただ誰かに俺の詩どうなのかな?って誰かに評価してほしくて このスレに来たんだけど。これじゃあちょっとね・・・ 473 名前:422[] 投稿日:02/07/17 17 19 ID Fwq+KL/L 454 455 456 評価してくれてありがとう、と言いたいところだがかなり複雑。 470が言ってるようにふざけているのなら、やめてくれ。 そんな、おふざけの材料に俺の作品を使わないでほしい。 472が良いこといってる。君に詩を愛する心があるなら、 どうか、自演でないことを証明してください。もし、疑いが晴れないままに チャンプなぞにさせられてしまったら、俺は辞退しますので。 どうかまじめに審査した末の評価であることを祈る。以上。 474 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 17 20 ID GSdKKK6t タイトルを変更したら? 「ちゃんぷ」ではなく ⇒ 「オレの好きな詩を紹介します」 ・・とでも。だって内容・主旨はそうなんでしょう?(笑) 475 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/07/17 17 29 ID ??? 422 473 このたびはイタズラにあって不運だったと理解して 出直して下さい。貴方の詩 422が選出されたら・・ また詩板が荒れると思われ。また次回にという事で。 476 名前:マジレスすまそ[sage] 投稿日:02/07/17 18 04 ID ??? 473 私に自作自演ではないという事を証明する力は有りません。申し訳ないですが。 私はあなたの詩を評価できるような立場の人間でもありませんしね。 ただ一つだけ言わせて頂くなら 454 455 456は同一人物である可能性が高いが しかし、あなたとは関係は無い別の人間なんだろうなと私は信じているという事だけです。 477 名前:422[] 投稿日:02/07/17 18 14 ID kE2ssI6f これ以上は http //book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1026289527/l50 で、やりましょう。 478 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 18 26 ID CEiDtaBM 副スレの 520を読んで思いましたが・・・。 454 455 456 は 422 473 の自作自演だと思います。 473 では潔く辞退すると言っていますが、副スレの 520では 納得できないと言って辞退しないようですよ。 こういう態度は自作自演というものでしょう。 479 名前:422[sage] 投稿日:02/07/17 18 40 ID ??? 478 あちらの 546を読んでいただけませんか? それでも納得していただけないでしょうか? だいたいあんな、あからさまな自作自演をして何の得があるっていうの? だから、全ての元凶は 454 455 456なのだから、あの投票を無効に してくれって!そうお願いしてるだけなんだけど。 480 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/07/17 18 47 ID AEB8DKjN 422{ 47
https://w.atwiki.jp/poem_toukou/pages/193.html
1 2 3 → 次へ お題 1 開催期間 2004/11/07~2004/11/16 参加作品数 21 審査員 4人 本スレ 13の9-72 議論スレ 8の940-9の187 【チャンプ】 1(◆WN8IybcvEA):5点 いつか(リーフレイン):5点 【準チャンプ】 正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方(MUJINA):4点 作品一覧 No. タイトル 作者 点数 10 飲み屋で姉ちゃんに送る散文 GON 3 11 自分が一番大事なオマエへ。 むこうの317 1 12 1種住専で一番いい道で - 1 13 私にとって全てのものが一番よ - 2 14 1 ◆WN8IybcvEA 5 16 はじめ - 1 17-19 当たり前の事を書く - - 20-22 正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 MUJINA 4 23 空腹 心霊写真 1 24-25 いつか リーフレイン 5 26-27 イコール1 - - 28 フィルム - - 29 1の罪 - 1 30 (無題) - 1 32 雪。 S 2 34 たとえ1つ - - 35-38 あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方 - 3 39 海の向うに忽然と現れた Canopus - 40 詩人の唄 山田(さんた) - 42-47 海峡 ゼッケン - 48 ぽとんと落ちた - - 【審査員】 ななほし ◆lYiSp4aok. かのプすさん代理 MUJINA ◆iXws.WGCLY GON ◆rOo2fYBBKk 【採点レス】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 2点 20 :正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方 : 1点 10 :飲み屋で姉ちゃんに送る散文 :04/11/07 14 30 39 ID gfifcEzB 1点 11 :自分が一番大事なオマエへ。 :04/11/07 20 11 24 ID XQcRoz7z 1点 12 :1種住専で一番いい道で :04/11/07 22 18 57 ID sfO2Dm0b 1点 16 :「はじめ」 :04/11/08 02 27 59 ID hU6sbrmL 1点 23 :空腹 :04/11/09 00 37 18 ID dhCko9Vg 1点 30 :名前はいらない :04/11/11 18 12 35 ID w+qrRhVP 1点 32 :雪。 :04/11/11 23 22 45 ID 68EYxd8D 59 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 22 00 38 ID Mm9CUuI2 3点 14 『1』 2点 20-22 『正しい日本語講座 第一回/人称代名詞の使い方』 1点 10 『飲み屋で姉ちゃんに送る散文』 13 『「私にとって全てのものが一番よ」』 35-38 『あまり正しくない詩講座 その乙/「三単現」の使い方』 62 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/16(火) 01 44 33 ID z/PG4xKk 【2点】 >24-25 いつか >35-38 あまり正しくない詩講座 その乙/「三単元」の使い方 【1点】 >10 飲み屋で姉ちゃんに送る散文 >13 私にとって全てのものが一番よ >14 1 >29 1の罪 >32 雪。 63 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [sage] 投稿日:04/11/16(火) 23 59 27 ID HJMBHFMV 「いつか」に3点 「1」に1点お願いします。 作品 ■▲▼ 飲み屋で姉ちゃんに送る散文 SEXてなラテン語源で「切る」って意味だそうな つまり俺たちはもともとひとつだったものが二つにぶった切られちゃってるわけで まあつまりあれだ俺は生き別れの双子みたいに前からお前を感じてた 例えばアダムの肋骨からイブってゆうかわいこちゃんが出てきて 終始素っ裸で ふたり林檎プレイや蛇プレイにいそしんだなんて言い伝えだってある イヤラシイよな とにかく大昔の、縦列駐車もできねえ猿みてえな奴らでさえ知ってたんだ 俺たちはもともとひとつだったって 俺はひとりじゃたったの半分なわけよ 確かに夜中にパソコン画面見つめてマスターベーションしていた俺は 半チクで情けない片隅の野郎 そんな俺から見たら お前は本当に綺麗で自信に溢れ、完ペキにも思えるんだが きっと一人じゃほんとは半チクなんだろう 男にゃ見えない暗い海で 泣いてるんだろう 俺とセックスしようぜ 俺と中心に行こう 神様から隠れて暗闇で溶け合って 行ったことないあすこに帰ろう 避妊ならするぜ でもほんとは失敗したって構わねえんだ だってやっとこさひとつっきりになれた俺らから いきなり瑞々しくって弱くってうつくしい 半分ぽっちが出てきてさ 俺たち以外の全部の全部を 古くて遠くて不完全なものに変えちまうんだぜ? 痛快だろう? そんときゃ社会のことも体面も お前の親父さんさえも 意味なんか失うだろう? 10 名前:飲み屋で姉ちゃんに送る散文 [sage] 投稿日:04/11/07(日) 14 30 39 ID gfifcEzB 【コメント】 53 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 21 32 04 ID gWE9yq5c 10 飲み屋で姉ちゃんに送る散文 プラトンは『饗宴』の中で、むかし「アンドロギュノス(男女―おめー)」 という第三の性があったという。それをゼウスがふたつに切り離した。それで、人間は自分の半身を 求めてひとつになろうとして性交するのだという。そんなことをつらつら思い出した。 語源から思考を深めて、生命の神秘に思いをはせる詩法は正統派といっていいだろう。 軽口っぽい口調だが、この作者、正面から重要テーマに切り込むのを照れてるんじゃないの。 「飲み屋で姉ちゃんに――」なんて安っぽく語ろうとしているけれど、そんなに卑下する ことないんじゃない。 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 10 :飲み屋で姉ちゃんに送る散文 :04/11/07 14 30 39 ID gfifcEzB 出だし目を奪われた。「セックスしようぜ……」あたりで、ちょっと足元もつれた。 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 10 もし飲み屋のねーちゃんがプラトンの『饗宴』を読んでたら、その説は あっさり覆るな…。ほんのりとした哀しみを感じる。でも口説き文句というよ り、独白に近いかなあ。 59 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 22 00 38 ID Mm9CUuI2 1点 10 『飲み屋で姉ちゃんに送る散文』 ほんのりとした哀しみと、はにかみがよかったね。 940 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 09 53 54 ID qW1YGeCG 本スレ10 飲み屋で姉ちゃんに送る散文 こういう恋愛詩はストレートで好き。妙に生活観と、薀蓄が絡みあってて、 きっと、いい旦那になるんだろうなっ。 なんてのかな、人間が少し薄汚れてても、まあ見逃してくれるような感触がある。 ついでに薄汚れた奥にある白さもきっと見つけてくれるような。。。 神様から隠れて これだけ、ちょと違うかな? もう一ひねり欲しいとこです。 943 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/11(木) 23 56 45 ID FcrGnPZE 10 :飲み屋で姉ちゃんに送る散文 :04/11/07 14 30 39 ID gfifcEzB 出だしいい! 一節のテンション、二節の休息、……で息切れか? 977 名前:GON ◆rOo2fYBBKk [] 投稿日:04/11/20(土) 14 56 21 ID 3KvebaAG 「飲み屋で姉ちゃんに・・」書きました おっしゃるとおり照れ照れでした 【得点】 3点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 かのプすさん代理:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ 自分が一番大事なオマエへ。 これでドキッとした人、そう、これはオマエ宛だ。 オマエは自分が一番大事。 オマエは自分が可愛くて可愛くてしょうがないよな? オマエの言動で誰かが深く深く傷付いたとしても オマエには知ったこっちゃない。 オマエの思うようになる玩具がひとつ壊れただけにしか過ぎず オマエはただ単に我がの玩具がひとつ減った自分の哀れさだけに傷付き オマエはその辛さを人に訴えることによって オマエ自身の正当性をオマエ自身に言い聞かせているだけ。 オマエは自分が一番大事。 オマエは自分が可愛くて可愛くてしょうがないんだよな? オマエは自分が一番辛いと思っている。 オマエは何故自分が辛い立場に立たされることになったのか分かっていない。 オマエにそれは知ったこっちゃない事。 オマエは「辛い辛い、一番キツイのは俺だ」と人に訴え オマエは自分に対して哀れみの言葉をかけてもらう事で自分の平静を保っている。 オマエのそんな茶番劇。笑ってる人ばかりだって事に気付いてないよな? オマエは自分が一番大事。 オマエは自分が可愛くて可愛くてしょうがないってことは百も承知。 それでも俺はオマエに問い続ける。 居心地のいい場所でしか何も言えないんだよな?オマエは(藁 11 名前:自分が一番大事なオマエへ。 [] 投稿日:04/11/07(日) 20 11 24 ID XQcRoz7z 【コメント】 50 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 09 12 16 ID fOIzJLxJ 11 自分が一番大事なオマエへ これは読者である他者を糾弾する前にまず作者自身の自己訓戒として読むべきものなのかもしれない。 返す刀で読者も斬りつけるという、二枚刃で剃りあとスキッ、というところなんだろうが、 果たしてスキッ、となっているかどうか。「これでドキッとした人」と冒頭からいきなり 挑戦的な文言だが、大方の読者はいささかもドキッとはしていない。だいたい詩を読んだり書いたり している人はエゴもひと一倍強く、内省的で、それだからこそ、己のエゴに十分自覚的であるように 思う。だからといって、そのエゴを克服して、ひとに優しくできる、というのは別問題だけどね。 興味があるのは第5連。被害者意識と自己憐憫のくだり。新興宗教や能力開発セミナーの 怪しげな合宿は、このあたりを衝いて参加者の自我を崩壊させ、洗脳していくんだそうだ。 だから、この作者も人間の心のツボは知っている。でも、まだ突っ込み方が弱いんじゃないの。 もっとエグッテ、イジメテくれないと、そう簡単には篭絡しないよ。 ああ、それにしても、詩を読んで私も洗脳されたい……。 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 11 :自分が一番大事なオマエへ。 :04/11/07 20 11 24 ID XQcRoz7z これも出だしいいパンチ。 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 11 着眼点はまあまあかな。でもいちいちの事例がずいぶんと卑近なものに 走ってるよね。それはとりもなおさず、「オマエ」は作者のあなた自身を言っ てることになるんです。 940 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 09 53 54 ID qW1YGeCG 本スレ11 自分が一番大事なオマエへ。 多分”オマエ”てなあ自分自身なんだと思う。 最初は第2者を想定して読んだけど、読み進むにつれ、辛辣さと 自嘲が滲み出てくる。もう一歩踏み込んだ展開があると、もっといい詩になったと思う。 943 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/11(木) 23 56 45 ID FcrGnPZE 11 :自分が一番大事なオマエへ。 :04/11/07 20 11 24 ID XQcRoz7z 出だしはいいが、 「オマエ自身の正当性をオマエ自身に言い聞かせているだけ。」 ……そうかもしれない。でもそれがどうしまいた? 960 名前:むこうの317 ◆317..n/Ke6 [sage] 投稿日:04/11/17(水) 18 12 55 ID 89g400/k 自分が一番大事なオマエへ。を書きました。 梁山泊へはとっても久し振りな投稿でした。 寸評が揃いも揃って「自分自身への言葉か」みたいなものだったんで笑っちゃったんですが、 仰る通り、実はそんな感じで、人間誰しも究極の部分というか、大なり小なり自分が可愛い といった心理があるかと思うんだけど、それに気付かない表面(体裁)上の己に対して、 自分自身を客観的に見る醒めた自分ってー存在が、"一番言われたくない痛い言葉"を ズケズケと囁いてくるっていう感じのつもりでした。 ありがたい寸評をくださった リーフレインさん、MUJINAさん、ななほしさん、かのプすさん、どうもありがとうございました。 貴重な点をくださったななほしさん、どうもありがとうございました。 チョト我が目を疑いました(藁 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 1種住専で一番いい道で この丘を越えた家に帰る少年の一団が煙る 取り巻いた煙の中で巻き添えは嫌だと声がするのは 此処に私が寝ているからだろうか 坂がきつくて流してしまうのか排水溝が綺麗なのと 光の通り道だってくらい人がゐないのが好きで 少し起きて寝ている私が注意するんだろうか 誰に吠えようかと迷っている犬のように どの足にしがみついてやろうかと 定めるにはどれも踏ん張っている 安全にスリルを得たいのならば インターホンを押してあげてもいいけど 丘の向こうへ引きずって行ってくれるかい 喉が渇いているんだよ 12 名前:1種住専で一番いい道で [] 投稿日:04/11/07(日) 22 18 57 ID sfO2Dm0b 【コメント】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 12 :1種住専で一番いい道で :04/11/07 22 18 57 ID sfO2Dm0b でだしまあまあ、だが、終わりまでテンション維持。 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 12 なんか不思議な味があるね…。側溝にうずくまってるザリガニを見つけ たような気分。興味はあるけど触りたくない、みたいな。多分住宅街の道端で クダまいてるホームレスのことだと思うけど、も少し情報がほしい。 940 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 09 53 54 ID qW1YGeCG 本スレ12 1種住専で一番いい道で うーーん説明不足かなあ? 私の姿がいまひとつわかんない。 ホームレス狩りの光景をホームレス側から見ているのだろうか? それは深読みなんだろうか?と悩みます。 943 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/11(木) 23 56 45 ID FcrGnPZE 12 :1種住専で一番いい道で :04/11/07 22 18 57 ID sfO2Dm0b 煙に巻かれた気持ちがする。……詩らしいとも、しらじら……とも煙たないなぁ? 959 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/11/17(水) 10 45 41 ID 6lkz6j9q 一番いい道を書きました 少年と道端で寝ている人の関係から ホームレスが連想されてしまうのは 事件や映画の影響なんだろうか 「陽なたぼっこは穏やかな場所で」 高級住宅街の丘の向こうにある学校に通う団地に住む 少年の一団の中でタバコを吸う一人がからかうのは 誰なんだろうと思いながら 見覚えのあるひとつひとつと顔が懐かしく 参加したくなる夕暮れの言い訳でした 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 私にとって全てのものが一番よ 昔々に聴いた物語 同時に思い出す母さんの言葉 「私にとって全てのものが一番よ」 手紙が空の飛脚から一通届き 看板娘のおイチさんは 雨色に映える傘を広げ 天気雨の中を歩き出す 直し損ねた破れ目から 柔らかな光と風が 自慢の簪を引き立てる 母と乗った渡し舟の前で 川の主の雨蛙と 世間話に花を咲かせていると 水溜りの波紋は消え 水色の空の中 七色の虹が隣の国まで架かっていた 昔々に聴いた物語 同時に思い出す母さんの言葉 「私にとって全てのものが一番よ」 13 名前:「私にとって全てのものが一番よ」 [sage] 投稿日:04/11/07(日) 23 48 41 ID eNnR2/hH 【コメント】 51 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 13 58 05 ID pEtvps9Z 13 私にとって全てのものが一番よ 冒頭と最後、サビの部分はよいとして、中身はこのサビを生かした展開になっているかな。 天気雨と破れた傘の描写は素敵。でも、最後の虹はどうなんだろう。世界の一物一理、全ての 美しさを歌うのだったら、虹のような大きなもの、美しくて当然のもので歌うより、 もっと微細で小さいもの、ふだんは気がつかない存在にスポットライトを当てて、 指で掻き分けるようにして描いていく手法をとったほうが、読者により美しさが伝わる。 たとえば、雪の美しさを描く場合に、山を覆う雪よりも都会のビルの屋上の盆栽の松の枝に 降り積もった雪の美しさを描く、というふうに。 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 13 明るいテイストは嫌いじゃない。けど、これはいったいいつの話さ?2連 めの挿話の小道具がやけに古めかしすぎて、突飛な印象を拭えない。 59 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 22 00 38 ID Mm9CUuI2 1点 13 『「私にとって全てのものが一番よ」』 ほとんど風景描写だけど、昔あった伝承説話ふうの情緒感が好き。 940 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 09 53 54 ID qW1YGeCG 本スレ13 :「私にとって全てのものが一番よ」 題が不満。どことなく傲慢な響きが伴ってしまうので 詩の中の敬虔な想いが損なわれてしまう気がします。 943 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/11(木) 23 56 45 ID FcrGnPZE 13 :「私にとって全てのものが一番よ」 :04/11/07 23 48 41 ID eNnR2/hH ほのぼのとしたいい感じ。……読み手のところに手紙がこないかなぁ 【得点】 2点 かのプすさん代理:1点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 ■▲▼ 1 溶解という赦しをどうか私に出来ることなら何処までも透き 通った闇にそうあの一人として戻らなかった瞳に映らない世 界で強く硬く握りしめていた季節外れの桜の花弁甘酸っぱい 残り香と人形に囲まれて立ち尽くすのが嫌で無言のまま吹き 上げる風にわざと散らされぺりぺり音を立てながら柱の影が 落ち行くほどに爪を研ぎながら考えたことは白磁の肌炎の痕 そうこれらの断片的イメージは1つの詩に収束すること無し にただ眩しい七色の粒子が天から落ちてくるのを待つだけの 1 14 名前:1 [sage] 投稿日:04/11/08(月) 00 03 57 ID a55K0+Ps 【コメント】 51 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 13 58 05 ID pEtvps9Z 14 1 やってくれるじゃないの。未完成交響曲というのはあるけれど、完結しない詩、というのは 初めて読んだ。一言言いたいスレふうに書くと <肯定>「溶解」「透き通った闇」「爪を研ぎ」「白磁の肌」「炎の痕」など、それらしい 言葉のイメージで優艶な世界を演出している。 <批判> 「甘酸っぱい残り香」「眩しい七色の粒子」は、やや既成の感がある。統一的な全体の構図が 見えてこない。ただ妖艶な言葉を並べただけ、という感もしなくはない。また、「一」とう お題に対するアプローチは、切り方に工夫は見られるが、一発芸のようにも感じられる。 厳しい評ですいません。 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 14 ぼくの説が正しいか自信はない。が、この詩には非常に惜しい瑕がある よ。「1つの詩に収束」はイメージを限定させてやしないかな?なぜなら、これ はもうすでに「詩」なのだから。「1」がこれほどの意味を持つとは、恐れ入り ました。 59 名前:かのプすさん代理 [] 投稿日:04/11/15(月) 22 00 38 ID Mm9CUuI2 3点 14 『1』 これはスタイルとしては一発芸に近いんだけど、見事にカッコよかったね。基 本的にはイメージを反復することばの列で、どうとでも読めるんだけど、ぼく は拡散する心と、かなしく収束し沈澱する体(『1』)との対比として読んだ。 その1の遣いかたも、この詩のスタイルにハマっていて、ふさわしかったね。 72 名前: ◆WN8IybcvEA [sage] 投稿日:04/11/17(水) 21 17 06 ID W/XCkb5z 「1」を書きました。どうもありがとうございました。 で、次のお題は…、 ちょっと考えたんですが…、 「未来」で。 あ、それと「未来」に関係あるのなら恋愛の詩とかでも もちろんOKです。 では、ゆっくりどうぞ。 941 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 10 00 59 ID qW1YGeCG 本スレ14 1 イメージが展開し、文章が尻とりのように繋がっていく流れがとても美しい。 溶解という許しをどうか私に(下さい) 出来ることなら、何処までも透き通った闇に そう、あの一人として戻らなかった、瞳に映らない世界で (私がその世界で)強く 握りしめていた季節はずれの桜の花弁 (私は、花弁の)甘酸っぱい残り香と人形に囲まれて立ち尽くすのが嫌で 無言のまま吹き上げる風にわざと散らされ、 ぺりぺり音を立てながら柱の影が落ち行くほどに爪を研ぎながら考えたことは、 白磁の肌、炎のあと。 そうこれらの断片的イメージは一つの詩に収束すること無しに ただ眩しい七色の粒子が天から落ちてくるのを待つだけの 1 全体が2つの文でなりたっていて、主語や目的語を省略しても文が成り立つ という日本語の特徴を上手に利用して、イメージの連鎖を表現している。 943 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/11(木) 23 56 45 ID FcrGnPZE 14 :1 :04/11/08 00 03 57 ID a55K0+Ps 溶解を私がまとてめ透明にしてしまった? ガラスビーカーの中に1が浮いている 961 名前: ◆WN8IybcvEA [sage] 投稿日:04/11/17(水) 20 48 37 ID W/XCkb5z 審査員の方々、本当にお疲れ様でした。 投稿3回目で「1」を投下しました。 …初チャンプ♪ どうもありがとうございました。 【得点】 5点 かのプすさん代理:3点 MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点 GON ◆rOo2fYBBKk:1点 ■▲▼ はじめ 二人の影が重なる それはいっそう濃くなる 下手に踏むといけない 痛みをかんじ声をあげる その名は「はじめ」 二人の影が重なる そのときにだけ現れる 話しかけるといけない 口がないから乗っ取られる 私の身体か貴方のそれを 二人の影が重なる 二つのものが一つになる それ特有の・・いけない はじめが突然狂いだす それをいうと狂いだす 二人の影がカサナル はじめはもう住んでいる 私と貴方の心の中に もしくは皆の心の中に はじめーそれは 一つになろうとするもの 16 名前:「はじめ」 [] 投稿日:04/11/08(月) 02 27 59 ID hU6sbrmL 【コメント】 54 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/14(日) 22 16 39 ID OAL8bwgz 1点 16 :「はじめ」 :04/11/08 02 27 59 ID hU6sbrmL ストーリーがある。情感の移り変わりがちょっとあいまいか? 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 16 ホラー風味つーのは意外とむつかしいかもね。ある程度の雰囲気づくり やら、そうでなくても深層心理に働きかけたり。「はじめ」という存在が影と 人を喰う、なんつーか、荒唐無稽というか、無理矢理さが笑えた。 941 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 10 00 59 ID qW1YGeCG 本スレ16「はじめ」 愛だなあ。セックスかも。。多分両方だ。 もう少し、深さが欲しいかも。わりと単純な暗喩で終わってしまって残念。 943 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/11/11(木) 23 56 45 ID FcrGnPZE 16 :「はじめ」 :04/11/08 02 27 59 ID hU6sbrmL 出だしちょっと遠いが、しゃべろうとした時唇を奪われてテンションあがる。 でも、やっぱりちょっと遠い影?? 【得点】 1点 ななほし ◆lYiSp4aok.:1点 ■▲▼ 当たり前の事を書く これから当たり前の事を書く そう、当たり前の事だ 当たり前過ぎるが故に読む気が失せてしまうかもしれない それでも読んでほしい 読みきってほしい 人は当たり前の事を忘れる生き物なのだ どこぞの推理物の漫画で「真実はいつも一つ」とか言っている 私はあの漫画の設定にも納得がいかないが、まぁそれは置いておく 「真実はいつも一つ」 この漫画からすれば、犯罪を犯した人間が単独犯だろうと複数犯だろうと それは過去の出来事を推理していくのであって、真実が一つなのは当然である では 全ての事柄に対し 真実は一つなのか 算数の足し算引き算とか 歴史の出来事とか それは確かに真実は一つだ しかしそれらを除いた物はそういうわけではないのだ 正義と悪 どっちが正義だ どっちが悪だ 誰が決める?神様だって決めやしない どっちが間違ってるのか どっちが正しいのか どっちも間違っていて正しいのである そう考える方が賢明だ 人は年を重ねるにつれ そういう事を自然と認識する物だ しかしいざ自分の意見、主張に真っ向から衝突されると その事を忘れてしまう 感情の先走り 気付いてみれば 自分こそが真実 と思っているであろう 自分の意見という物がある事 それと同時に 相手の意見という物もある事 何故自分とは違った意見が生まれてくるのか よく考える事だ 冷静に考えろ そうだ 冷静にだ こういう考えが生まれないだろうか 「自分が間違っていたのかもしれない」 真実は人の数だけある 自分が絶対に正しいというわけではない この二つの事をいつもどんな時も忘れてはならない 私が書きたかった事はこれで終わりだ 当たり前の事を書いたまでだ そう当たり前の事を 17 名前:当たり前の事を書く [sage] 投稿日:04/11/08(月) 17 44 55 ID Gyd7hRV/ 18 名前:当たり前の事を書く 2 [sage] 投稿日:04/11/08(月) 17 45 32 ID Gyd7hRV/ 19 名前:当たり前の事を書く 3 [sage] 投稿日:04/11/08(月) 17 45 53 ID Gyd7hRV/ 【コメント】 53 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [catwalk7@nifty.co.jp] 投稿日:04/11/14(日) 21 32 04 ID gWE9yq5c 17-19 当たり前の事を書く 若い時に、誰もが一度は頭に思いを巡らせるテーマ。作者に聞く。君は「真実」あるいは「真理」 と「事実」の違いが本当に識別できているか。文系(たとえば歴史学)と理系(物理学や数学)の指し示す ものは違う。また、当たり前、「常識」は「事実」のひとつであるけれど、「常識」イコール「事実」ではない。 こうした論理のやっかいなモンダイがきちんと片付いていないうちに「正義」や「悪」の 倫理にかかわる問題まで引っ張り込んで同じ土台で論じようというのだから、まったく。 はっきりいってグチャグチャです。 「真実は人の数だけある」というプロタゴラスの相対主義の命題まで持ち出して、これを 結論を出したつもりだろうか。 これはまったく個人的な意見だけど、詩は相対主義だけで済むもじゃない。詩は真実を 求めるもの。詩的リアリティーをことばで追求し、その中に生きる、というのが私の理想です。 56 名前:かのプすさん代理 [sage] 投稿日:04/11/15(月) 21 24 11 ID Mm9CUuI2 17-19 んで?この詩は真実を語ってるのかい?そこらあたりまでぐちゃぐち ゃかき回した方がよかったかも。 941 名前:リーフレイン ◆LeafL/oiO. [sage] 投稿日:04/11/10(水) 10 00 59 ID qW1YGeCG 本スレ17当たり前の事を書く うーーん当たり前すぎ。”ああ、お説ごもっとも”で終わってしまう。ごめん。 944 名前:ななほし# [] 投稿日:04/11/12(金) 00 02 16 ID p9aMEslR 17 :当たり前の事を書く :04/11/08 17 44 55 ID Gyd7hRV/ なるほど……。???では、他人の考えを理解できとるにょかにゃぁ… そっかぁ……世の中に考えはひとつンなんにゃにゃぁ 1 2 3 → 次へ ページ先頭へ トップページ